こんな写真にも、適切な撮り方があります、、。
ちょっと撮ってくれ
と言われることがあります。
この、
ちょっと
プロが考える、ちょっと
素人の考える、ちょっと
*ここでいう「素人」というのは、写真の専門ではない人、という意味で使っています。
両者には大きく隔たりがあります。
素人が言う「ちょっと」は、あくまでも素人の想像範囲での「ちょっと」なので、
自分でスマホで撮るのよりは、まし
くらいだったりましますが、
プロが思う「ちょっと」は、、、、
加減がすごく難しくて
通常、これ、ちゃんと撮ると、3時間くらいかかるけど、時間はどのくらいあるの?
とか、
何用なの?
とか、予備情報を明確にしてそれに応じた柔軟な撮り方をします。
ちょっと、証明写真撮ってくれ
という依頼もあります。
何の証明写真なのか、それって業務なの?と思ったりしますが、社員から言われることはすべて業務だと解釈します。
私が属する会社は、3DCGの制作が主ですが、撮影スタジオもあるのです。
母体が、撮影系なので、、。
バーチャルな3DCGなのに、撮影スタジオを有するというのは競争力だと思います。
しかし、スタジオというのはただの箱。からっぽの部屋なので、
セットを組む必要があります。
天井に照明は設置されてますけど、それは部屋を明るくするためのものなのです。
動かないものならば、それで撮ることもありますけど、。
照明写真だと、
トップライトを組むのは時間かかるので、
手前左上からトップ兼メインを打って
右奥はおこし
背景は、白立てるか、立てないか
幸い、Photoshopの経験もあるので、
撮影でやるべきこと
Photoshopでやるべきこと
これらを明確に判断できるので
撮影でやりすぎることもありません。
来ていただく時間
=撮れる状態
の為に、逆算して準備して、来ていただいたら、シャッターを数回切って、
あっという間に終わったね!
そなるように準備、用意してんだよ! ですけどね
私は、長年、素材写真を担当しているので、
ちょっと撮ることにたけていると思います。
・ひとりで準備して撮れる写真
・立ち合い無し
そんな仕事しか受けません。
ロケの場合はそういうわけにはいきませんが、。
ちょっと、この服撮ってくれ
服をちょっと撮る、、、、
これはなかなかの難題です。
しかも、
・吊るし
・置き
吊るし
ちゃんと撮るならば、、
ストロボは、、、5~6灯必要
しかし、用途を聞いて、この時は、2灯で撮りました。
置き、つまり真俯瞰は、、
ストロボは4灯だけど、カメラスタンドでかなり上がらないといけないので、大きなセットになります。
スタジオには、カメラスタンド
こういうのがあり、これにカメラ(正確には、雲台+カメラ)を付けるので、真俯瞰はやりやすいのです。
http://www.kenko-pi.co.jp/brands/foba/
その場合、カメラははるか上で、ファインダーは覗けません。
(パースがつかないようになるべく長いレンズで撮る必要があるので、その分、カメラと被写体の距離が離れるのです。といっても、限界はありますが、)
つまり、スタジオでの撮影は、カメラのシャッターボタンは、ほぼ使いません。
オートフォーカスも、自動露出も、手振れ補正も使いません、、
カメラとPCを接続し、PCで、詳細な露出やピント、フレーミングを確認し、シャッターもPCで実行しているからです。
カメラの側面にはいろいろな端子があり
(ネットにはいい写真がないので、撮り下ろしました)
左上は、シンクロターミナル
スタジオでは、AC電源を使用した
電源部
発光部
出展:
https://www.agai-jp.com/products/brand-search/broncolor.html
このようなストロボシステムを使用しています。
自作、コメット、フォトナ、バルカー、そして、ブロンカラー、思い返すといろいろなストロボを使用しました。
このストロボと、カメラの接続に、さきほどのシンクロターミナルにケーブル接続するのです。
無線接続ユニットも持ってますが、有線の方が安心できます。
右端の写真
上段はHDMI
外部モニタや外部レコーダー用
その下が、USB3.0
PCにデータを送るためのものです。
このゴムのカバーが、、、以前使っていた、Canon 1Ds MK3では、外れると元に戻せなくなり難儀しました。
で、実際にここにケーブルを挿すと
ケーブルに負荷がかからないようにガイドが付属しています。
で、さらにスタジオでは撮影が長時間になるので、電池は使用せず
電池と同じ形状のアダプタを、
電池の代わりに挿入して、ACで駆動します。
ちゃんとケーブルの逃げがあるのです。
PCからのカメラコントロールには、カメラメーカー純正のアプリと、そうでないものがあり、一般的には後者である、
写真編集ソフトウェア Capture One
これが一般的だと思われます。
が、私は、このアプリあんますきじゃないので、、
キヤノン純正を使っています、、。
そういうわけで、、、、服を真俯瞰で撮影するのは、、カメラスタンドを使用してカメラが高い位置に来るので、ファインダーは覗けず、PCと接続してカメラコントロールする、のです。
背景のバランスを計測したり、、チャートで露出やカラーバランス調整したり、、、やることは色々あるのです。
物の色は、、モニタだと個体差があるので、判断できず、絶対的なグレーチャートでの判断になります。もちろん、適切にグレーチャートを撮影する必要がありますけど、
露出は、、これは、難しい。これもグレーチャートで判断しますが、、あくまでもグレーが適正なだけですからね、、。これは、適切にキャリブレーション調整されたモニタで判断することもあります、。
ちょっと、服を置きで撮ってくれ
この時は、用途が、
・CGでモデリングする為の参考写真
・CGクリエイターがスマホで撮るよりはよい写真
ということだったので、
カメラスタンド+PCコントロールというのは必須だったが、実際、天井の照明だけで、問題なかったので、そのまま、ストロボを打たずに撮影しました、、。
もちろん、グレーチャートで適切な露出とホワイトバランスは調整しましたが。
そんなわけで、観光地とかで、
シャッターおしてくださーーい
とか言われると、構図とか光とかいろいろ気になりつつも、我慢して、何も考えずに、すぐシャッターを切ることだけに注力するのです。しかし、そこには、葛藤が発生するので、なるべく、声をかけられないように足早で歩いています、、。
ちょっと撮ってくれ
と言われることがあります。
この、
ちょっと
プロが考える、ちょっと
素人の考える、ちょっと
*ここでいう「素人」というのは、写真の専門ではない人、という意味で使っています。
両者には大きく隔たりがあります。
素人が言う「ちょっと」は、あくまでも素人の想像範囲での「ちょっと」なので、
自分でスマホで撮るのよりは、まし
くらいだったりましますが、
プロが思う「ちょっと」は、、、、
加減がすごく難しくて
通常、これ、ちゃんと撮ると、3時間くらいかかるけど、時間はどのくらいあるの?
とか、
何用なの?
とか、予備情報を明確にしてそれに応じた柔軟な撮り方をします。
ちょっと、証明写真撮ってくれ
という依頼もあります。
何の証明写真なのか、それって業務なの?と思ったりしますが、社員から言われることはすべて業務だと解釈します。
私が属する会社は、3DCGの制作が主ですが、撮影スタジオもあるのです。
母体が、撮影系なので、、。
バーチャルな3DCGなのに、撮影スタジオを有するというのは競争力だと思います。
しかし、スタジオというのはただの箱。からっぽの部屋なので、
セットを組む必要があります。
天井に照明は設置されてますけど、それは部屋を明るくするためのものなのです。
動かないものならば、それで撮ることもありますけど、。
照明写真だと、
トップライトを組むのは時間かかるので、
手前左上からトップ兼メインを打って
右奥はおこし
背景は、白立てるか、立てないか
幸い、Photoshopの経験もあるので、
撮影でやるべきこと
Photoshopでやるべきこと
これらを明確に判断できるので
撮影でやりすぎることもありません。
来ていただく時間
=撮れる状態
の為に、逆算して準備して、来ていただいたら、シャッターを数回切って、
あっという間に終わったね!
そなるように準備、用意してんだよ! ですけどね
私は、長年、素材写真を担当しているので、
ちょっと撮ることにたけていると思います。
・ひとりで準備して撮れる写真
・立ち合い無し
そんな仕事しか受けません。
ロケの場合はそういうわけにはいきませんが、。
ちょっと、この服撮ってくれ
服をちょっと撮る、、、、
これはなかなかの難題です。
しかも、
・吊るし
・置き
吊るし
ちゃんと撮るならば、、
ストロボは、、、5~6灯必要
しかし、用途を聞いて、この時は、2灯で撮りました。
置き、つまり真俯瞰は、、
ストロボは4灯だけど、カメラスタンドでかなり上がらないといけないので、大きなセットになります。
スタジオには、カメラスタンド
こういうのがあり、これにカメラ(正確には、雲台+カメラ)を付けるので、真俯瞰はやりやすいのです。
http://www.kenko-pi.co.jp/brands/foba/
その場合、カメラははるか上で、ファインダーは覗けません。
(パースがつかないようになるべく長いレンズで撮る必要があるので、その分、カメラと被写体の距離が離れるのです。といっても、限界はありますが、)
つまり、スタジオでの撮影は、カメラのシャッターボタンは、ほぼ使いません。
オートフォーカスも、自動露出も、手振れ補正も使いません、、
カメラとPCを接続し、PCで、詳細な露出やピント、フレーミングを確認し、シャッターもPCで実行しているからです。
カメラの側面にはいろいろな端子があり
(ネットにはいい写真がないので、撮り下ろしました)
左上は、シンクロターミナル
スタジオでは、AC電源を使用した
電源部
発光部
出展:
https://www.agai-jp.com/products/brand-search/broncolor.html
このようなストロボシステムを使用しています。
自作、コメット、フォトナ、バルカー、そして、ブロンカラー、思い返すといろいろなストロボを使用しました。
このストロボと、カメラの接続に、さきほどのシンクロターミナルにケーブル接続するのです。
無線接続ユニットも持ってますが、有線の方が安心できます。
右端の写真
上段はHDMI
外部モニタや外部レコーダー用
その下が、USB3.0
PCにデータを送るためのものです。
このゴムのカバーが、、、以前使っていた、Canon 1Ds MK3では、外れると元に戻せなくなり難儀しました。
で、実際にここにケーブルを挿すと
ケーブルに負荷がかからないようにガイドが付属しています。
で、さらにスタジオでは撮影が長時間になるので、電池は使用せず
電池と同じ形状のアダプタを、
電池の代わりに挿入して、ACで駆動します。
ちゃんとケーブルの逃げがあるのです。
PCからのカメラコントロールには、カメラメーカー純正のアプリと、そうでないものがあり、一般的には後者である、
写真編集ソフトウェア Capture One
これが一般的だと思われます。
が、私は、このアプリあんますきじゃないので、、
キヤノン純正を使っています、、。
そういうわけで、、、、服を真俯瞰で撮影するのは、、カメラスタンドを使用してカメラが高い位置に来るので、ファインダーは覗けず、PCと接続してカメラコントロールする、のです。
背景のバランスを計測したり、、チャートで露出やカラーバランス調整したり、、、やることは色々あるのです。
物の色は、、モニタだと個体差があるので、判断できず、絶対的なグレーチャートでの判断になります。もちろん、適切にグレーチャートを撮影する必要がありますけど、
露出は、、これは、難しい。これもグレーチャートで判断しますが、、あくまでもグレーが適正なだけですからね、、。これは、適切にキャリブレーション調整されたモニタで判断することもあります、。
ちょっと、服を置きで撮ってくれ
この時は、用途が、
・CGでモデリングする為の参考写真
・CGクリエイターがスマホで撮るよりはよい写真
ということだったので、
カメラスタンド+PCコントロールというのは必須だったが、実際、天井の照明だけで、問題なかったので、そのまま、ストロボを打たずに撮影しました、、。
もちろん、グレーチャートで適切な露出とホワイトバランスは調整しましたが。
そんなわけで、観光地とかで、
シャッターおしてくださーーい
とか言われると、構図とか光とかいろいろ気になりつつも、我慢して、何も考えずに、すぐシャッターを切ることだけに注力するのです。しかし、そこには、葛藤が発生するので、なるべく、声をかけられないように足早で歩いています、、。
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