きいこのビーチコーミング日記

南房総の海でのビーチコーミング日記。写真と収穫物の紹介。 
初心者の同定用にコレクションも紹介していきます。

拾う楽しみ

2024年12月03日 | 今日のビーチコーミング

久しぶりの1日フリーの休日。天気も良いので、久しぶりに岩井に行ってきました。今日って12月ですよね? 薄いウインドブレーカーで、汗かきました。 最初ダウンを着て家を出たのですが、海に行く前にちょっと用足しをしていたら暑かったので、家に戻って着替えました。このままダウン着て行ったら、サウナ状態でしたよ。 12月の気候じゃないわ。

今日の岩井の打ち上げは、そこそこ良い感じ。 でも、能登の祭り状態の浜を知ってしまったので、なんだ岩井はしょぼいなぁ~って感じちゃいました。 確かに、打ち上げはそこそこありますが、拾いたい貝はあまり見つからず。ピンクの貝もポツポツ落ちてはいますが、能登の入れ食い状態の祭りに比べれば、貧相なものです。

 

それでも、座り込みをしながら、貝を拾いつづけていたら・・・

これは!!! もしや、ヒルガオさんではございませんか? 周りに青い貝の打ち上げは全くなかったので、ヒルガオに見せかけたタニシなんじゃないかと不安に思ったので、Xで確認してみたところ、ヒルガオさんで良さそうな感じです。まだ不安だけど・・・・ このままこれはヒルガオじゃないよというコメントがない限り、ヒルガオだと思うことにします。

そして、南房総でもガッツリと探せば、カメガイはあります。 最初に見つけたのはシロカメガイです。

やっぱり、祭りも良いけれど、漂着物の中を細かく探して見つけた時の感動はうれしいよね。 能登では、短時間で272個拾って大満足だったけど、探しまくって見つけた1個の嬉しさもまた良い物だと思います。 嬉しさの質が違うのかな。

そして、ハートも落ちていました。 拾わなかったけど。

ビーチコーミングラブです。

岩井は、やはりどこかに当たりブースがありまして、微小貝の祭りエリアを発見。そこで、能登ほどではないけれど、いろいろな種類のカメガイを拾いました。 ピンク系の貝も見つけたら拾うという感じでボチボチ拾っていたら、ケースの一角が埋まりました。能登は30分ほどで一杯になったけど、岩井も頑張れば半日で一杯になります(笑)

やっぱり、探す楽しみがビーチコーミングの醍醐味だね。 祭りもよいけど、祭りだけじゃ飽きちゃうし。でも、たまに祭り状態の浜に行きたい(笑) 

15時過ぎたら、急に西日が強くなりそれと同時に西風が吹き始めました。 それまでは、風はほとんどなかったのに、西日が強くなったなと思ったとたん、西風がビューーっとそれも滅茶苦茶強い。 西日で見づらくなっただけではなく、砂が舞い上がるほどの強風が吹き始めたので、ここで終了。この季節は、日が短いのが悲しいね。 あ!でも、風が無ければもう少し続けていたかな。

 

ケース画像はこんな感じ ピンクの貝はザル画像を割愛するので、ここで確認

↑クリックすると拡大します

 

この浜での収穫物 その1

↑クリックすると拡大します

ヤツシロガイ、ヒメツメタ、ハマシイノミガイ、ヒルガオガイ、ツツミガイ、オオネズミ、イソマイマイ、イソチドリ、トミガイ、ハボウキガイ

 

この浜での収穫物 その2

↑クリックすると拡大しましす

スリガハマ、カモジガイ、シラトリガイモドキ、ヤエウメ、メオニアサリ、ウラジロヒヨク、キンチャクガイ、ナデシコガイ、アケボノキヌタ、シオサザナミガイ、チヨノハナガイ、ヒメカノコアサリ?、ベニガイ、ニシムラザクラ、キュウシュウナミノコ、バカガイ、ナミマガシワ、ゲンロクソデガイ、アワブネ、カバザクラ、サギガイ?

 

この浜での収穫物 その3

↑クリックすると拡大します

ヒメゴウナ、シロハリゴウナ、ハナゴウナ、クチキレガイ、ミスジヨコイトカケギリ、ヨコイトカケギリ、イボヒメシャジク、ヌノメシャジク、チャイロフタナシシャジク、カタカドマンジ、トゲモミジヒトデヤドリニナ、ヒメトクサ、マダラキリオレ、ホソコゲチャタケ、3列目は、チグサカニモリとネコガイ、イソバショウ(幼貝)以外は不明貝、オカチョウジガイ、陸貝?、モノアラガイ、淡水貝?、シマハマツボ、アサグモキジビキガイ、シラタマガイ、コシイノミガイ、カイコガイダマシ、オダマキ

 

この浜での収穫物 その4 イトカケガイ科

↑クリックすると拡大します

イトカケガイ科は同定しません。

 

この浜での収穫物 その5 カメガイ

↑クリックすると拡大します

ササノツユ、マルカメガイ、シロカメガイ、ヤジリヒラカメガイ、キヨコカメガイ、マサコカメガイ

 

この浜での収穫物 その6 微小貝

↑クリックすると拡大します

貝の名前はわかるものだけ(順不同)

マメウラシマ、ナギサノシタタリ、ザクロガイ、コメツブガイ、シマハマツボ、クビレタマゴガイ、カイコガイダマシ、ヨコイトカケギリ、ヒメホタル、アラウズマキ、キサゴ、ヤマトクビキレ、ノミカニモリ、スジウネリチョウジガイ、ノミニナモドキ、カゴメチョウジガイ、ムギガイ、キヌマトイガイ、キヌシタダミ、ヤツシロガイ(幼貝)

 

この浜での収穫物 その7 超微小貝

↑クリックすると拡大します

わかるものだけ(順不同)

マメウラシマ、コメツブガイ、ヒナシタダミ、シマハマツボ、イオウクチキレモドキ、ヨコイトカケギリ、シマモツボ、ムギガイ、チョウジガイ、カイコガイダマシ、ナンキンタマゴガイ、ホソスナモチツボ、ツヤモツボ、クチキレガイ、ヌノメモツボ、キサゴ、マルクルミガイ、ノミニナモドキ

 

ところで、この超微小貝のケースの一番上の真ん中にある丸っこい貝。

 

テレマクロ撮影してみたのだけど、滅茶苦茶かわいい。 ブドウガイ科の貝の子供なのかもしれないけど。 貝の撮影中に見つけて喜んでいます。 ピンセットでつまんで壊さないようにしないと。

追記:ふなくいむし様から、この貝は「ナンキンタマゴガイ」というブドウガイ科の貝だそうです。 近海産図鑑にも記載されていました。 とても小さな貝なので、発見される率も少なく、収集者は少ないのではないかといわれ、滅茶苦茶嬉しい! 見つけた時に「かわいい~!!」と思って拾い上げたのでなおさら嬉しさ満開であります。



コメントを投稿