国立科学博物館で開催されている、貝類展を見に行ってきました。 サブタイトルが「人はなぜ貝に魅せられるのか」う~ん、魅せられている本人が答えが出せません。 よくよく考えてみると、私は貝殻を拾うのが好きなだけで、貝類の事をよく知りません。 この貝類展を見たら、答えが出せるのでしょうか?
貝類展は、特別料金なしで一般入館料(630円)で見られます。これだけのものを630円でみられるなんて、滅茶苦茶ありがたいです。 3月2日までの開催です。
会場入り口にはダイオウイカがお出迎え
イカも貝の仲間です。貝類とは、軟体動物の中で炭酸カルシウムの殻をもったものを指すことが一般的ですが、広い意味では貝殻を持たないものも含むようです。
平日の昼頃でしたが、思ったよりも人が多かったですね。写真撮影がOKというのはありがたいです。最初に大きな巻貝の「アラフラオオニシ」や「オオジャコ」そして、逆に一番小さい貝の「ミジンワダチガイ」などが紹介されていたのですが、その中で、もっとも長い二枚貝と紹介されていた「エントツガイ」がこちら
これ、二枚貝なんですか? フナクイムシ科の貝だそうです。マテガイみたいな感じでもなさそうだし、二枚貝というイメージがわきませんでした。 やはり、軟体部分は不思議ちゃんです。
貝類は生体鉱物から進化していき、8つの綱グループに分類されて、それが綱ごとに展示されていました。私が海岸で拾っているものは、二枚貝綱、掘足綱(ツノガイの仲間)、腹足綱(巻貝やカタツムリの仲間)かな。 こちらの綱はヒラザガイの仲間はわかるけど、後はよくわからない。
二枚貝綱になると、少し見慣れた貝が。でも大半はなじみのない貝ばかり。
貝類の分類の他には、生息環境により、貝殻を持たない選択をしたり、貝殻の巻く方向が変わったり、陸上に進出したり、貝類の多様性の説明がされていました。
展示されている貝、私が拾ったことのある貝はほんの一握りで、見たことのない貝ばかりでしたね。ほとんど外国や南方の貝が多くて、別世界の貝のような感じでした。
人類との関わりについての展示があり、太古の時代から食料や装飾品や文化的な関わりを持っていたことの解説がされていました。 貝塚から発掘された貝などが展示されていました。
現代の貝との関わりで、食用とされている貝が展示されていたのですが
ツキヒガイが398円の値札が付いていたのをみて、え~!! って思ってしまいました。中身入りですから、貝殻も美しい。 こんなの浜で拾ったらもう喜びの舞踊っちゃうのに、398円か~ 魚屋で売っていても、たぶん買わないな。 海岸で拾うのが好きだからね。
人類と貝とのつながりで、コレクションというワードもでてきました。ちなみに私はコレクターではないので、貝のコレクションにはあまり興味はありません。 自分で海岸で拾った貝のコレクションはしてますが、集めるという方に重点を置いているわけではなくて、拾うという方に重点を置いています。
コレクターズアイテムとして「ダンスの50貝」が展示されていました。 ダンスの本に書かれている、当時(1969年)珍しく、かつ人気のあった50の貝を紹介していたのですが、その50の貝が展示されていました。日本で50種全部をそろえるのは初めての事のようです。一つ一つがたぶん車1台買えるくらいの価値があるのでしょうね。 写真も撮りましたが、名称だけ挙げておきます。 ちなみに、私は南房総で拾えない貝はあまり興味ないんです(笑)
ダンスの50貝「アダンソンオキナエビス、ヒメオキナエビス、ニチリンサザエ、キナノカタベ、ワタナベボラ、ヒメゴゼンソデ、コッテイソデ、ムラサキムカデソデ、ナンヨウダカラ、シンセイダカラ、サラサダカラ、オオサマダカラ、アワユキダカラ、クロユリダカラ、リュウキュウダカラ、ガンセキバショウ、キントキバショウ、ヒラセチヂミバショウ、カラスキ、コウモリバショウ、タイオウコウモリボラ、キングチコブシボラ、デニズンオニムシロ、デニソンミノムシ、ベニシボリミノムシ、Amalda vernedei、オオイトカケ、オマツリボラ、ミサカエショクコウラ、リュウグウボラ、コトスジボラ、ボウスジボラ、ワダツミリュウグウボラ、ブランデーガイ、ワダツミボラ、クレナイコオロギボラ、キングチコオロギボラ、ナンキョクメロン、オトギイモ、シカミナシ、コハクイモ、インドハデミナシ、ウミノサカエイモ、アデヤカイモ、シャクナゲイモ、ベンテンイモ、チマキボラ、ショウジョウガイ、カゴガイ、pholadomya candida」
私は、河村良介氏の寄贈コレクションの方が、気になりました。
なじみのある貝もあります。もしかしたら、今後出会えるかもしれないと思える貝もあるので、こちらのコレクションはじっくりと見させていただきました。
コレクターに人気のある、オキナエビス、タカラガイ、イモガイに焦点を当てて、展示されていました。タカラガイやイモガイは私も拾っていますが、私が持っているタカラガイやイモガイは展示対象外でしたね(笑) やはり、ここに展示されている貝は、別世界のものです。
もう一つ、なじみのあるサザエやホタテ貝やハマグリ、これらは生きている間は寿命が来るまでずっと成長し続けるようです。なので、ものすごい大きなサザエやホタテやハマグリも存在しますが、現在では食料として大きくなる前に採取されてしまうため、大きなサザエやホタテ貝は採集困難のようです。
現代の貝類が直面している危機なども紹介されていました。埋め立てによる干潟の減少などによる貝産貝類の減少、移入動物による陸産貝類の減少など絶滅の危機に瀕している貝類も少なくないようです。
最期に、ビーチコーミングの勧めについて紹介されておりました。ビーチコーミングの産地の紹介もされていました。
南房総は、布良かぁ~ 最近あまり布良とは相性が悪かったけど、今度行ってみようかな。石川県の増穂浦は最高だったなぁ。また行きたい!!
国立科学博物館で開催されている貝類展。 人はなぜ貝に魅せられるのか。 貝類のものすごい多様性、人間との関わりの歴史の深さなどもそうですが、やっぱり私は、あの貝の美しいフォルムですかね。それも、生きるために築き上げた形だし、微小貝なんかは1㎜の大きさで複雑な美しいフォルムを形成しています。 はるか昔の太古の時代からの人類と貝類の関わりを知り、これから先も人類と貝類はずっと関係を築き続けていくのだろうと思いました。
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