紹介されていた。
地域によって泡盛の好みは異なるが、
沖之光は比較的市内全般に好まれている。
宮古島で本格的に泡盛の製造が始まったのは
大正13年(1924年)
沖縄本島の首里の酒屋で働いていた人物が
宮古島に移り住み酒造所を開設したのが
最初だそうだ。
昭和23年(1948年)に古謝酒造所を創業した
古謝為吉さんもまた、首里で泡盛作りを学び、
宮古島に移り住んだのが「沖之光」の始まりだと
書いてある。
沖縄といえば「酒は泡盛」というイメージが
あるが私がこの島に来た頃は、ウィスキーだった。
飲み会で飲むのはスコッチかウィスキーで
泡盛を飲むのは畑仕事を終えたオジィの
飲み物とされていた。
そのウィスキーが、焼酎に変わり、その後
泡盛が浸透してきた。
私は泡盛が苦手で飲めない。
昔は飲み会で「俺の酒が飲めないのか!」
といわれることもあったが、
私の回りでは私に泡盛をすすめる人はいない。
オトーリが回ってきても、私の番になると
泡盛のコップがビールに変わる。
そのようになるまで20年近くかかった。
選挙になると玄関にビールが置いてある。
私が泡盛を飲まないことを知っている人物なのだ。
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