と新聞に載っていた。
「うぷり」とは、害虫や虫をクバの葉で作った船に
乗せて海へ流す。畑を荒らす害虫は遠くへ
行ってしまえぇ~の意味がある。
啓蟄を過ぎたあたりから、示し合わせたように虫が
這い出てくる。ほぼ一年中いる蚊も力を蓄えていたのか、
活発に動き出す。
虫を海に流していなくなるなら、その気持ちもわかる。
多良間島だけでなく沖縄本島でも同じようなことをする
儀式があり「アブシバレー」
宮古島では「虫送り」という。
古くからおこなわれているかと思えば、昭和に入ってから
このような儀式がうまれたそうだ。
どう考えても迷信に近い行為だが、やはり虫には、
ほとほと困っていたのだろう。
干してあるダイビング機材やウェットスーツの中にも
虫が入り込んでしまうことがある。
スタッフの一日の始まりは、まず干してあるスーツを
裏返すことから始まる。
たかが虫と思われるかもしれないが、
中にはサソリなどもいるので、要注意です。
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