うんたま森のキジムナー

おはよう

海外で、晩御飯に招待されたことがある。
手料理の並んだテーブルを囲んで「さぁ、食べましょうか。」
と言われたのまではわかった。
困ったのは「いただきます。」と英語でなんと言えばいいのか?
わからないから日本語で「いただきます。」と言ったら
「どういう意味か?」と聞かれて困ったことがある。

宮古島では、どこでも標準語が通じる。そりゃ当たり前、
ここは日本なのだから。
島の友達の家にお呼ばれしたとき、料理を頂く前に
「いただきます。」と言う。

友達に「方言で、いただきますは、なんというのか?」と
聞いたら普通に「いただきます」と言う。
いやいやきっと方言でも「いただきます。」はあるはずだ。
オバァがいたので聞くと「それはこっちが言うものだ」と言う。

なるほど「食べなさい」という方言はある。
沖縄方言で「くわっちぃさびら」が「いただきます。」と言うが、
それは本土訳で「食べますよぉ~」の方が正しい。

もひとつ!「おはようございます。」これも聞いたことがない。
朝、出会うと「ハイ」か「どこにか?」
それか「何してるか」が挨拶替わり。
沖縄方言では「うきみそーち」と言うがあまり聞いたことはない。

徳之島では「すとめておがめら」これには意味がある。
宮古島で、朝の事を「すとむて」と言う。
徳之島の「すとめて」は標準語で「勤めて」が
変化したものだろう。「おがめら」は「拝む」の意。
「勤めて、拝む」が「おはよう」の挨拶となる。

宮古島でも、昔から「おはよう」の方言があるはずだ。
探しても見つからない。


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