レンタカー会社も増えに増えて、十数年前の島の自家用車
総数よりレンタカーの方が多いとも言われている。
レンタル料1日3千円くらいからあり、千五百円というのもある。
レンタカーの安さにも驚くが、本土から来てレンタカーを
借りて、もっとも驚くのは最終日にガソリンを
入れたときだろう。
「沖縄はガソリンが安いと聞いていたのに・・・」と
よく言われる。沖縄県は本土より7円減税されている。
なお、この税率や期限は「租税特別措置法」ではなく、
「沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律」
第80条3項に基づく政令により規定されている。
また、沖縄県は「沖縄県石油価格調整税条例」により、
ガソリン1リットルあたり1.5円を徴収している。
従って、沖縄県内の相対的なガソリンの減税額は
1リットルあたり7円-1.5円=5.5円となる。
はずなのに・・・・
全国ガソリン価格を比較しても、沖縄県が全国一高い。
2015年に沖縄の製油所が閉鎖になってしまってから、
輸送コストがかかるようになったことが大きな原因となっている。
車社会の沖縄にとってガソリン価格は死活問題である。
ガソリンスタンドに行くと店員がやってきて
「いくら入れますか?」と聞かれるのも
沖縄くらいだろう。
漁師仲間もガソリンを入れるときは「千円」が相場で、
大漁した後すぐなら、「思い切って3千円!」
こんな入れ方をする。常にガス欠ギリギリなのが漁師の車と
決まっていのだ。
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