ポーク卵とは、缶詰のポークランチョンミートと卵を
使った料理。沖縄県の大衆食堂のメニューである。
沖縄県のソウルフードといわれている。
缶詰のポークは、MRE レーションで、もともとは軍の戦闘食であった。
これが戦後沖縄で普及し戦後の食糧難の時代を支えたともいわれている。
戦闘食なので塩分とカロリーは高い。
他に食べ物が無い時代であるなら栄養補給源となっただろうが、
今の時代では高カロリー食品で成人病の元となっている。
ポーク卵と一言で言っても、ポーク卵でレシピを検索すると
10以上出てくる。食堂によっても違いがあるが、いろいろなポーク卵が存在する。
本土のコンビニでは売れ筋のオニギリはツナやシャケだそうだ。
沖縄ではミソとポーク卵が競っている。
ポークと卵でご飯をサンドイッチにしたものがポーク卵にぎり。
フーストフードのお店でライスバーガーというのが売られているそうだが、
その商品が開発されるずっと以前からポーク卵オニギリはある。
ライスバーガーの発祥といってもいいだろう。
ひとつのオニギリのなかに主食の米とメインの豚肉、そして副菜の卵が一つに
なっているのがポーク卵オニギリである。
沖縄の大衆食堂にはなくてはならないメニューの一つがポーク卵である。