強烈な日差しが照りつける沖縄。
車ですれ違う女性はイスラムのブルカやニカブの
ように目の部分だけを出して、直射日光を浴びないようにしている。
日焼け対策は必要!
いつだったかスーパーで買い物をしていると見知らぬオバァに
「久しぶり元気にしてる?」と声をかけられた。
記憶のヒモをたどると、30年以上前にダイビングショップで
働いていたスタッフだった。
毎日毎日、顔をあわしていたのに、もう面影すら残っていない。
当時は、日焼け用のサンオイルを塗って炎天下の中で
走り回っていた。
船にはコパトーンのココナッツの香りがいつも漂っていた。
沖縄便の飛行路線には真っ黒に日焼けしたCAも珍しくなかった。
飛行機の中で喫煙が当たり前の時代だった。
沖縄ではダイビングやマリンレジャーで起こる事故よりも、
ビーチやゴルフ場から救急搬送される人の方が圧倒的に
多かった。もちろん死亡事故も含まれる。
沖縄の日差しを「殺人光線」と呼ぶのはまんざら
大袈裟ではない。
ある調査によると沖縄の紫外線量は本土の10倍もあり、
この紫外線が原因していると思われる皮膚ガンの発症率も
全国トップとなっている。
スーパーで声をかけてきたオバァ…失礼!
彼女も昔は派手な水着を着てビーチを走り回っていた女の子だった。
あの頃、あの時に日差し対策をしていれば、
時間を加速させることもなかったのに…
日焼け対策は必要です。
日焼けクリームか直射日光をさける事が大切です。