6月1日~8月31日まで島内全域において全面
捕獲禁止となる。条例違反には10万円以下の罰則金。
そもそもヤシガニはレッドデーターブックスで、
絶滅危惧種に指定されている。
この条例は、宮古島に生息するヤシガニは豊かな
自然環境を構成する貴重な野生生物で学術的及び
文化的価値を有するものとして条例が作られた。
今年はこの条例が施行されてから5年目を迎える。
ヤシガニには保護区が設定されていて、池間島、宮古島
北部間那津地区、城辺七又地区、来間島の4か所は
周年捕獲禁止となっている。
ヤシガニはアダンの実を好み、アダンの多いところに
生息しているが、そもそも雑食性で動物の死骸なども食する。
ヤシガニ料理を出しているところでも食中毒を出すことがある。
美味しいの?と聞かれても癖のある味で、エビやカニを
もっと濃くしたような感じ。
もともと地元で食べられていたものだが、観光客が増え
乱獲されるようになった。
原生林やジャングルのようなところにいるわけではなく、
以前住んでいた住宅地にある家でも雨の翌日などに
家の中にまで入ってくることもあった。
6月~8月はヤシガニの産卵期を迎えるので、
全面捕獲禁止となっているが、観光客が増えるシーズンなので、
密漁する人が増えてくる。
密漁者も売れるから捕るわけで、需要がなくなれば
捕ることはない。
それほど美味しいものでもないので、最近養殖されるように
なったガザミを食べる方がいい。
ヤシガニは絶滅危惧種で6月~8月までは島内すべてにおいて
捕獲禁止になっている。
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