(1)SV165とSV305を用いた直焦点撮影概要
・撮影対象(アンドロメダ座)
アンドロメダ銀河(M31)[18,21-22]
・機材
望遠鏡:SVBONY SV165 120mm F4[1-2]
イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ(SONY IMX290 1/2.8型 1920x1080 2.9μm)[3-6]
架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[13] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[14]
・画像処理
パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
イメージキャプチャ:SharpCap4.0[8] Live Stack(fits)
画像解析:マカリ[9-10] 画像演算(左右反転、回転)
画像補正:ASTAP[11] 自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理、fits→jpg変換
画像処理:ImageMagick[12] トリミング処理、append処理
(2)SV165とSV305を用いた直焦点撮影結果
2021-11-13 18:43 アンドロメダ銀河(M31)
SV305, SV165 120mm F4
SV305, Gain 300, Exp. 4sec, WB(B=224 G=128 R=231), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=75, Total Exp. 300sec
※M31を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施
M31付近をトリミング(1024x768)
・対物レンズ口径:30mm
・ドーズの分解能:3.86"
・イメージセンサ分解能:9.97"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x32(1.50°)
(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、SV165にSV305を取付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、直焦点撮影を試みた。
ここでは、アンドロメダ座のM31の撮影を試みた。
都内の星空において、プレートソルビング技術を応用し、目的とする天体を望遠鏡視野へ導入し、また、ライブスタック機能を活用して、天体を撮影することを試みた。
また、ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理を試みた。
参考文献:
(1)
SVBONY SV165 コンパクトガイドスコープ 30mm/120mm F4
(2)
ガイドスコープをSV305に組み合わせテスト
(3)
SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(4)
IMX290NQV
(5)
SV305デジアイピースの使用方法
(6)
Svbony SV305 Camera FAQ
(7)
Quad BP フィルター III
(8)
SharpCap
(9)
すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(10)
マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(11)
ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(12)
ImageMagick
(13)
AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(14)
WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(15)
WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
(16)
今日のほしぞら
(17)
Stellarium-Web
(18)
アンドロメダ銀河-Wikipedia
(19)
渦巻銀河-Wikipedia
(20)
銀河-Wikipedia
(21)
アンドロメダ座-Wikipedia
(22)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.217-224.
(23)
メシエ天体-NAOJ
(24)
カテゴリー 銀河(b)-KIMUKAZU blog
(25)
SV165とSV305を用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(26)
MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(6)-goo blog
(27)
(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ