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AZ-GTi赤道儀化マウント(6)

2022-09-15 13:03:52 | AZ-GTi
AZ-GTi赤道儀化マウント[1,2]に、AZ-GTi用エクステンションピラー[3]を追加した結果を記す。

(1)AZ-GTi赤道儀化マウントへのエクステンションピラー追加概要
 ・追加部品
  -AZ-GTi用エクステンションピラー[3]
  -SXG雲台アダプター(3/8インチカメラネジ用)[4]

 ・追加手順
  1.三脚アダプター(ポルタアダプター)の取り外し
  2.微動マウントの方位調整ネジを緩め、微動マウント上部をベースプレートから取り外し
  3.方位支持ピンを外す
  4.付属の黒いボルトでベースプレートに方位支持ピンを取り付ける
  5.微動マウントのベースプレートへの取付
  6.微動マウントのエクステンションピラーへの取付
  7.エクステンションピラーのSXG雲台アダプターへの取付
  8.SXG雲台アダプターの三脚への取付


左:方位支持ピン取り付け後の微動マウント
右:微動マウントを取り付けたエクステンションピラー

(2)AZ-GTi赤道儀化マウントへのエクステンションピラー追加結果

エクステンションピラー追加後のAZ-GTi赤道儀化マウント

(3)まとめ
AZ-GTi赤道儀化マウントへ搭載する鏡筒の適用範囲拡大を目的にエクステンションピラーを追加した。
今後、長焦点反射望遠鏡などを搭載し、その運用性の確認を行っていく。

参考文献:
(1)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(2)スカイウォッチャーAZ-GTi 赤道儀化計画パートⅡ
(3)Sky‐Watcher AZ-GTi用 エクステンションピラー
(4)アイベル工房
(5)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(6)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
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トラベルスコープ70とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(4)

2022-09-15 06:42:30 | 星雲・星団
(1)トラベルスコープ70とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(みずがめ座)
  NGC7009(土星状星雲)[20,23-23]
  NGC7293(らせん星雲)[21,23-24]
 ・機材
  望遠鏡:トラベルスコープ70 400mm F5.7[1-2] ※中古(ヤフオクで入手)
   ※接眼部追加:SVBONY SV108 1.25"ヘリコイドフォーカサー[3]
   ※アリガタ化:AstroStreet アリガタプレート 汎用スライドバー アリレール[4]
  イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[5-7]
  フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[8]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[15] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[17]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[10] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[11-12] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[13] 自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[14] トリミング処理、append処理

(2)トラベルスコープ70とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果

2022-09-06 23:06 NGC7009
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), トラベルスコープ70 400mm F5.7
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), Gain 400, Exp. 8sec, WB(Auto)(B=285 G=0 R=388), 2712x1538, RAW16, StackedFrames=68, Total Exp. 544sec
※NGC7009を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


NGC7009付近をトリミング(640x480)


2022-09-06 21:48 NGC7293
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), トラベルスコープ70 400mm F5.7
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), Gain 400, Exp. 4sec, WB(Auto)(B=263 G=0 R=408), 2712x1538, RAW16, StackedFrames=135, Total Exp. 540sec
※NGC7293を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


NGC7293付近をトリミング(1024x768)

・対物レンズ口径:70mm
・ドーズの分解能:1.65"
・イメージセンサ分解能:2.99"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x69(0.64°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、トラベルスコープ70にNeptune-C Ⅱを取付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、直焦点撮影を試みた。
ここでは、みずがめ座のNGC7009、NGC7293の撮影を試みた。
都内の星空において、プレートソルビング技術を応用し、目的とする天体を望遠鏡視野へ導入し、また、ライブスタック機能を活用して、天体を撮影することを試みた。
さらに、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理を試みた。

参考文献:
(1)TRAVEL SCOPE 70 PORTABLE TELESCOPE
(2)CELESTRON 天体望遠鏡 Travel Scope 70 with Back Pack
(3)SVBONY SV108 1.25"ヘリコイドフォーカサー 焦点調節装置 フォーカサー リング付き
(4)AstroStreet アリガタプレート 汎用スライドバー アリレール
(5)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(6)SONY IMX464LQR
(7)Player One - Cameras and Astrophotography
(8)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(9)Quad BP フィルター III
(10)SharpCap
(11)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(12)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(13)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(14)ImageMagick
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(17)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
(18)今日のほしぞら
(19)Stellarium-Web
(20)土星状星雲-Wikipedia
(21)らせん星雲-Wikipedia
(22)惑星状星雲-Wikipedia
(23)みずがめ座-Wikipedia
(24)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.196-202.
(25)銀河系内の星雲・星団-NAOJ
(26)カテゴリー 星雲・星団-KIMUKAZU blog
(27)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(59)-goo blog
(28)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(75)-goo blog
(29)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(30)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(31)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(32)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(33)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法
(34)SV501鏡筒7㎝F6はデュアル・ナロー電視観望に使えるか?
(35)SV501鏡筒7㎝F6によるHⅡ領域と、SV503 70EDとの比較
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MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(76)

2022-09-15 00:00:57 | 星雲・星団
(1)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(アンドロメダ座)
  NGC752[19,22-23]
  NGC7662(青い雪だるま星雲)[20,22-23]
 ・機材
  望遠鏡:MILTOL 200mm F4[1-2]
  ファインダ:SVBONY SV182 6x30 十字線入り90°正立ファインダー[3]
   ※MILTOLへのファインダ台座取付けは、参考文献[4]を参照。
  イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[5-7]
  フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[8]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[14] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[16]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[9] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[10-11] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[12] 自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[13] append処理

(2)MILTOL200mmとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果

2022-08-31 22:10 NGC752
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), MILTOL 200mm F4
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), Gain 300, Exp. 8sec, WB(Auto)(B=290 G=0 R=414), 2712x1538, RAW16, StackedFrames=38, Total Exp. 304sec
※NGC752を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


2022-08-31 23:02 NGC7662
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), MILTOL 200mm F4
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), Gain 300, Exp. 8sec, WB(Auto)(B=318 G=0 R=368), 2712x1538, RAW16, StackedFrames=38, Total Exp. 304sec
※NGC7662を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


NGC7662付近をトリミング(640x480)

・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"
・イメージセンサ分解能:5.98"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x34(1.28°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、MILTOL200mmにNeptune-C Ⅱを取り付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して直焦点撮影を試みた。
都内の星空において、ライブスタック機能を活用し、アンドロメダ座のNGC752、NGC7662を撮影した。
ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理を試みた。

参考文献:
(1)MILTOL 200mm F4レンズ
(2)テレスコープ 200mm F4レンズキット
(3)SVBONY SV182 6X30 十字線入り 90°正立ファインダー 90°直角プリズム ブラケット付属
(4)【お詫びと訂正】~MILTOLのファインダー台座の件 2020/08/06-中川光学研究室ブログ
(5)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(6)SONY IMX464LQR
(7)Player One - Cameras and Astrophotography
(8)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(9)SharpCap
(10)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(11)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(12)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(13)ImageMagick
(14)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(15)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
(17)今日のほしぞら
(18)Stellarium-Web
(19)NGC 752-Wikipedia
(20)NGC 7662-Wikipedia
(21)惑星状星雲-Wikipedia
(22)アンドロメダ座-Wikipedia
(23)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.217-224.
(24)秋 の星雲星団-天の川のほとりで星空散歩
(25)カテゴリー 星雲・星団-KIMUKAZU blog
(26)SV165とNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(6)-goo blog
(27)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(31)-goo blog
(28)渡邉 耕平 著、”電視観望実践ガイドブック Ver 1.1”、サイトロンジャパン発行、2021年11月17日第二版発行.
(29)Player Oneの新CMOSカメラでの電視観望-ほしぞloveログ
(30)意外な伏兵、Kenko Miltol 200mm F4
(31)投稿:MILTOL200mmF4テレスコープモデルによる電子観望 2020/08/02-中川光学研究室ブログ
(32)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(33)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(34)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法
(35)最安EAA(電視観望)かな?
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