KIMUKAZU blog

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MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(151)

2023-11-14 12:48:10 | 木星
(1)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象
  木星[9]
 ・機材
  望遠鏡:MAK127SP 1500mm F12[1-4]
  ファインダ:AstroStreet 8x50mm 90°正立像ファインダ
  イメージセンサ:SV305(SONY IMX290 1/2.8型 1920x1080 2.9μm)[5-8]
  架台:ポルタ経緯台
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[10] 撮影時間:600フレーム(約30秒)、aviファイル
  スタック処理:AS!3(AutoStakkert!3)[11] 取り込みフレームの品質上位50%をスタック
  Wavelet処理:RegiStax6[12-13] AS!3からの出力画像(tif)をWavelet処理、傾き補正、RGBバランス処理
  後処理:ImageMagick[14] bmp→jpg変換、トリミング処理、リサイズ処理、GIFアニメ[19]合成処理

(2)木星の撮影結果(上が北)

2023-11-07 20:51~23:11 木星(等級:-2.9、視半径:24.7")[15]
SV305, MAK127SP 1500mm F12
Gain 120, Exp. 30ms, WB(B=228 G=128 R=223), 1920x1080, RGB24, FrameCount=600, Duration=26.343s
※約80分間で撮影した15枚の木星の画像(jpg)を、GIFアニメに合成(1280x360)
 木星の自転による模様の移動、および、衛星ガニメデ、エウロパ、イオの動きが確認できる[16-18]。


木星部分を2倍に拡大(640x480)

・口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"
・イメージセンサ分解能:0.80"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)

(3)まとめ
MAK127SPにSV305を取り付けて、木星の直焦点撮影を試みた。
撮影データのスタック処理にAS!3を用い、その後のWavelet処理にRegiStax6を用いた。
また、処理後の木星の画像を、ImageMagickを用いてGIFアニメに合成した。
その結果、木星の自転による模様の移動、および、ガリレオ衛星の動きをよりわかりやすく確認できた。

参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Sky-Watcher-Wikipedia
(4)Sky-Watcher Global Website
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)Svbony SV305 Camera FAQ
(7)SVBONY
(8)SONY IMX290NQV
(9)木星-Wikipedia
(10)SharpCap
(11)AUTOSTAKKERT!
(12)RegiStax6
(13)RegiStax-Wikipedia
(14)ImageMagick
(15)今日のほしぞら
(16)大赤斑-Wikipedia
(17)ガリレオ衛星-Wikipedia
(18)Galilean Moons of Jupiter
(19)GIFアニメーション-Wikipedia
(20)カテゴリー 木星-KIMUKAZU blog
(21)木星-NAOJ
(22)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(84)-goo blog
(23)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(94)-goo blog
(24)特集 2023年 木星-天体写真ギャラリー
(25)衝を迎える木星が見頃(2023年11月)-NAOJ
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トラベルスコープ70とMars-C Ⅱを用いた直焦点撮影

2023-11-14 07:27:16 | 星雲・星団(b)
(1)トラベルスコープ70とMars-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(こぎつね座)
  M27(亜鈴状星雲)[20,23-24]
 ・機材
  望遠鏡:トラベルスコープ70 400mm F5.7[1-2] ※中古(ヤフオクで入手)
   ※接眼部追加:SVBONY SV108 1.25"ヘリコイドフォーカサー[3]
   ※アリガタ化:AstroStreet アリガタプレート 汎用スライドバー アリレール[4]
  イメージセンサ:Mars-C Ⅱ(SONY IMX662 1/2.8型 1936×1100 2.9μm)[5-7]
  フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[8]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[15] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[17]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[10] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[11-12] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[13] 自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[14] トリミング処理、append処理

(2)トラベルスコープ70とMars-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果

2023-11-02 20:04 M27
Mars-C Ⅱ(UV IR-CUT), トラベルスコープ70 400mm F5.7
Gain 360, Exp. 10sec, WB(Auto)(B=517 G=0 R=388), 1936×1100, RAW16, StackedFrames=54, Total Exp. 540sec
※M27を自動導入後、プレートソルブと同期を実施(ASPSを使用)
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


M27付近をトリミング(640x480)

・対物レンズ口径:70mm
・ドーズの分解能:1.65"
・イメージセンサ分解能:2.99"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x107(0.46°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、トラベルスコープ70にMars-C Ⅱを取付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、直焦点撮影を試みた。
ここでは、こぎつね座のM27の撮影を試みた。
都内の星空において、プレートソルビング技術を応用し、目的とする天体を望遠鏡視野へ導入し、また、ライブスタック機能を活用して、天体を撮影することを試みた。
さらに、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理を試みた。

参考文献:
(1)TRAVEL SCOPE 70 PORTABLE TELESCOPE
(2)CELESTRON 天体望遠鏡 Travel Scope 70 with Back Pack
(3)SVBONY SV108 1.25"ヘリコイドフォーカサー 焦点調節装置 フォーカサー リング付き
(4)AstroStreet アリガタプレート 汎用スライドバー アリレール
(5)Mars-C II USB3.0 Color Camera (IMX662)
(6)SONY IMX662
(7)Player One - Cameras and Astrophotography
(8)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(9)Quad BP フィルター III
(10)SharpCap
(11)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(12)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(13)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(14)ImageMagick
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(10)-goo blog
(17)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(11)-goo blog
(18)今日のほしぞら
(19)Stellarium-Web
(20)亜鈴状星雲-Wikipedia
(21)亜鈴状星雲 M27-天体写真の世界
(22)亜鈴状星雲 M27
(23)こぎつね座-Wikipedia
(24)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.169-176.
(25)メシエ天体-NAOJ
(26)カテゴリー 星雲・星団(b)-KIMUKAZU blog
(27)R100SとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(154)-goo blog
(28)トラベルスコープ70とSV305を用いた直焦点撮影(25)-goo blog
(29)入手しやすいTravel Scope 70での電視観望のテスト
(30)電視観望入門(その1): 機材など
(31)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(32)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法
(33)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(34)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(35)プレートソルブトラブル解決集-ほしぞloveログ
(36)AZ-GTiでのプレートソルブのトラブル解決決定版-ほしぞloveログ
(37)PC版「SynScanPro」新しいバージョンがリリースされました(追記)
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NewスカイステージとMars-C Ⅱを用いた直焦点撮影(2)

2023-11-14 00:06:05 | 星雲・星団(b)
(1)NEWスカイステージとMars-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(こぎつね座)
  M27(亜鈴状星雲)[20,23-24]
 ・機材
  望遠鏡:Newスカイステージ 300mm F4[1-2] ※中古(ヤフオクで入手)
  ファインダー:6x30mm天頂プリズム内蔵ファインダー(スコープテック)[3-4]
  イメージセンサ:Mars-C Ⅱ(SONY IMX662 1/2.8型 1936×1100 2.9μm)[5-7]
  フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[8]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[15] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[16-17]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[10] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[11-12] 画像演算(左右反転、回転)
  画像補正:ASTAP[13] 自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理、fits→jpg変換
  画像処理:ImageMagick[14] トリミング処理、append処理

(2)NEWスカイステージとMars-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果

2023-11-01 19:27 M27
Mars-C Ⅱ(UV IR-CUT), Newスカイステージ 300mm F4
Gain 340, Exp. 10sec, WB(Auto)(B=387 G=0 R=470), 1936×1100, RAW16, StackedFrames=42, Total Exp. 420sec
※M27を自動導入後、プレートソルブと同期を実施
※ASTAPを用い、FITS画像の自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理(右画像)を実施


M27付近をトリミング(640x480)

・対物レンズ口径:76mm
・ドーズの分解能:1.52"
・イメージセンサ分解能:3.99"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x80(0.61°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、NewスカイステージにMars-C Ⅱを取付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、直焦点撮影を試みた。
ここでは、こぎつね座のM27の撮影を試みた。
都内の星空において、プレートソルビング技術を応用し、目的とする天体を望遠鏡視野へ導入し、また、ライブスタック機能を活用して、天体を撮影することを試みた。
また、ここでは、撮影したFITS画像について、ASTAPを用いて自動カラー補正、αδ grid処理、Deepsky annotation処理を試みた。

参考文献:
(1)New スカイステージ
(2)SKYWALKER SW-1PC/NEW SKYSTAGE取扱説明書
(3)6倍30mm天頂プリズム内蔵ファインダー
(4)6X30ファインダー用ブラケットR70
(5)PlayerOne Mars-C Ⅱ
(6)Mars-C II USB3.0 Color Camera (IMX662)
(7)SONY IMX662
(8)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(9)Quad BP フィルター III
(10)SharpCap
(11)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(12)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(13)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(14)ImageMagick
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(10)-goo blog
(17)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(11)-goo blog
(18)今日のほしぞら
(19)Stellarium-Web
(20)亜鈴状星雲-Wikipedia
(21)亜鈴状星雲 M27-天体写真の世界
(22)亜鈴状星雲 M27
(23)こぎつね座-Wikipedia
(24)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.169-176.
(25)メシエ天体-NAOJ
(26)カテゴリー 星雲・星団(b)-KIMUKAZU blog
(27)R100SとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(154)-goo blog
(28)トラベルスコープ70とSV305を用いた直焦点撮影(25)-goo blog
(29)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(30)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(31)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(32)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(33)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法
(34)最安EAA(電視観望)かな?
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