(1)R100SとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
・撮影対象
リゲル[16]
シリウス[17]
・機材
望遠鏡:R100S 600mm F6[1,2,22-23] ※中古(ヤフオクで入手)
ファインダー:6x30mmファインダー(アクロマート)[1]
イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[3-5]
フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[6]
架台:ポルタ経緯台
・画像処理
パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
イメージキャプチャ:SharpCap4.0[7] 撮影時間:約30秒(1000フレーム)、aviファイル
スタック処理:AS!3(AutoStakkert!3)[8] 取り込みフレームの品質上位50%をスタック
Wavelet処理:RegiStax6[9-10] AS!3からの出力画像(tif)をWavelet処理
後処理:ImageMagick[11] bmp→jpg変換、リサイズ処理、トリミング処理
画像解析:マカリ[12-13] 対数表示機能、グラフ機能
(2)R100SとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果
2022-01-24 20:26 リゲル
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), R100S 600mm F6
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 8.0ms, WB(Auto)(B=2 G=0 R=2), 1920x1200, RGB24, FrameCount=1000, Duration=22.183s
※リゲル部分を2倍に拡大しトリミング(640x480)
上記のRegiStax6出力(bmp)をマカリに読み込み、対数表示した画面例
※リゲルB(矢印)が確認できる
マカリのグラフ機能(輝度分析)画面例
※リゲルAの中心から約10ピクセルの位置(離角:約10")にリゲルBの輝度のピークが確認できる
2022-01-24 21:35 シリウス
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), R100S 600mm F6
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 4.0ms, WB(Auto)(B=-1 G=0 B=-1), 1920x1200, RGB24, FrameCount=1000, Duration=36.845s
※シリウス部分を2倍に拡大しトリミング(640x480)
上記のRegiStax6出力(bmp)をマカリに読み込み、対数表示した画面例
※シリウスBらしき星(矢印)が確認できる
マカリのグラフ機能(輝度分析)画面例
※シリウスAの中心から約11.5ピクセルの位置(離角:約11.4")にシリウスBらしき星の輝度のピークが確認できる
ノイズの可能性もあるので、再確認を継続したい。
・口径:100mm
・ドーズの分解能:1.16"
・イメージセンサ分解能:1.99"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
(3)まとめ
R100S(中古、メンテナンス済)にNeptune-C Ⅱを取り付け、直焦点撮影を試みた。
都内の月のない晴れた星空の中で、リゲル、シリウスの撮影を試行した。
撮影した画像をマカリで分析した結果、リゲルB、シリウスBらしき星を確認することができた。
シリウスBについては、ノイズの可能性もあるので、再確認を行いたい。
参考文献:
(1)ビクセンNEWポラリスR-100S
(2)ニュートン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(4)SONY IMX464LQR
(5)Player One - Cameras and Astrophotography
(6)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(7)SharpCap
(8)AUTOSTAKKERT!
(9)RegiStax6
(10)RegiStax-Wikipedia
(11)ImageMagick
(12)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(13)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(14)今日のほしぞら
(15)Stellarium-Web
(16)リゲル-Wikipedia
(17)シリウス-Wikipedia
(18)連星-Wikipedia
(19)カテゴリー 恒星-KIMUKAZU blog
(20)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(57)-goo blog
(21)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(59)-goo blog
(22)R100Sのメンテナンス-goo blog
(23)R100Sのメンテナンス(2)-goo blog
(24)リゲル-天体写真ギャラリー
(25)二重星(Double Star)-阿南市科学センター/天文館 - 冬の二重星
(26)シリウスBにご注目 - 阿南市科学センター / 天文館 blog
(27)Sirius B-西はりま天文台
(28)シリウスの伴星Bを観測するチャンス到来!-EYEBELL
(29)シリウスの伴星 観測好機-おさのフォト日記
(30)観察報告の集計-シリウスBチャレンジ
(31)恒星-NAOJ
・撮影対象
リゲル[16]
シリウス[17]
・機材
望遠鏡:R100S 600mm F6[1,2,22-23] ※中古(ヤフオクで入手)
ファインダー:6x30mmファインダー(アクロマート)[1]
イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[3-5]
フィルタ:Player One UV IR-CUT 1.25"[6]
架台:ポルタ経緯台
・画像処理
パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
イメージキャプチャ:SharpCap4.0[7] 撮影時間:約30秒(1000フレーム)、aviファイル
スタック処理:AS!3(AutoStakkert!3)[8] 取り込みフレームの品質上位50%をスタック
Wavelet処理:RegiStax6[9-10] AS!3からの出力画像(tif)をWavelet処理
後処理:ImageMagick[11] bmp→jpg変換、リサイズ処理、トリミング処理
画像解析:マカリ[12-13] 対数表示機能、グラフ機能
(2)R100SとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果
2022-01-24 20:26 リゲル
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), R100S 600mm F6
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 8.0ms, WB(Auto)(B=2 G=0 R=2), 1920x1200, RGB24, FrameCount=1000, Duration=22.183s
※リゲル部分を2倍に拡大しトリミング(640x480)
上記のRegiStax6出力(bmp)をマカリに読み込み、対数表示した画面例
※リゲルB(矢印)が確認できる
マカリのグラフ機能(輝度分析)画面例
※リゲルAの中心から約10ピクセルの位置(離角:約10")にリゲルBの輝度のピークが確認できる
2022-01-24 21:35 シリウス
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), R100S 600mm F6
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 4.0ms, WB(Auto)(B=-1 G=0 B=-1), 1920x1200, RGB24, FrameCount=1000, Duration=36.845s
※シリウス部分を2倍に拡大しトリミング(640x480)
上記のRegiStax6出力(bmp)をマカリに読み込み、対数表示した画面例
※シリウスBらしき星(矢印)が確認できる
マカリのグラフ機能(輝度分析)画面例
※シリウスAの中心から約11.5ピクセルの位置(離角:約11.4")にシリウスBらしき星の輝度のピークが確認できる
ノイズの可能性もあるので、再確認を継続したい。
・口径:100mm
・ドーズの分解能:1.16"
・イメージセンサ分解能:1.99"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
(3)まとめ
R100S(中古、メンテナンス済)にNeptune-C Ⅱを取り付け、直焦点撮影を試みた。
都内の月のない晴れた星空の中で、リゲル、シリウスの撮影を試行した。
撮影した画像をマカリで分析した結果、リゲルB、シリウスBらしき星を確認することができた。
シリウスBについては、ノイズの可能性もあるので、再確認を行いたい。
参考文献:
(1)ビクセンNEWポラリスR-100S
(2)ニュートン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(4)SONY IMX464LQR
(5)Player One - Cameras and Astrophotography
(6)S-series UV IR-CUT 1.25″ Filter
(7)SharpCap
(8)AUTOSTAKKERT!
(9)RegiStax6
(10)RegiStax-Wikipedia
(11)ImageMagick
(12)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(13)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(14)今日のほしぞら
(15)Stellarium-Web
(16)リゲル-Wikipedia
(17)シリウス-Wikipedia
(18)連星-Wikipedia
(19)カテゴリー 恒星-KIMUKAZU blog
(20)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(57)-goo blog
(21)MAK127SPとSV305を用いた直焦点撮影(59)-goo blog
(22)R100Sのメンテナンス-goo blog
(23)R100Sのメンテナンス(2)-goo blog
(24)リゲル-天体写真ギャラリー
(25)二重星(Double Star)-阿南市科学センター/天文館 - 冬の二重星
(26)シリウスBにご注目 - 阿南市科学センター / 天文館 blog
(27)Sirius B-西はりま天文台
(28)シリウスの伴星Bを観測するチャンス到来!-EYEBELL
(29)シリウスの伴星 観測好機-おさのフォト日記
(30)観察報告の集計-シリウスBチャレンジ
(31)恒星-NAOJ
リゲル伴星とシリウス伴星の写真、拝見しました。
リゲル伴星は間違いなく伴星ですね。
シリウス伴星は「らしい」と記載されているように、多分伴星だと思います。
露出は私の撮影実績から同じGAINであればリゲル伴星の方がシリウス伴星よりも短露出で写ります。貴殿の露出と反対になります。
シリウス伴星も露出を何通りか変更して撮影して一番ハッキリ写ったものを選んだ方が良いと思います。
ノイズと伴星か区別するため、シリウスの構図を少しずらしたものも撮影して後で比較してノイズか伴星か判定すると良いでしょう。
写真上が北であれば、写真の伴星らしい点像は位置角から見て伴星と言えるでしょう。
少し気になるのは、シリウス主星の像が丸みを帯びていないことです。
シリウスの強烈な光芒やシーイングも考えられますが、光軸が合っていればもっと丸い像になります。露出を少なめにして丸く写るか確認することをお勧めします。
今度はシリウス伴星と断定できる写真を見せて頂きたく思います。まだこれからがシリウス伴星の撮影チャンスです。
参考になればと思い、書きました。
どうぞよろしくお願いします。
コメント、ありがとうございます。
冬にはめずらしく風のない晴れた星空で、月もなく、リゲルとシリウスの観察には好条件でしたので、それぞれの南中時刻付近で撮影を試みました。
実際に撮影してみると、使用したR100Sは1本スパイダーの特徴的な光条を有しており、みかけでは星像がやや縦長になりました。
観察の結果、リゲルBの確認は間違いないと思いますが、シリウスBは再確認が必要と考えています。
ご指摘の点を参考にさせていただき、再度、シリウスBの観察に挑戦してみたいと思います。
引き続き、ご指導よろしくお願いいたします。