「アマチュア向け天体望遠鏡」について、ブログに記した[6]。
上記の検討結果に基づき、天体望遠鏡のステップアップを目的にマクストフカセグレン式望遠鏡・MAK127SP[1-3,4,10-22]を購入してみた。
ここでは、MAK127SP(1500mm F12)にデジタルカメラ(OLYMPUS E-PM2[5])をマウントした直焦点撮影の試験結果について記す。
(1)MAK127SPへのOLYMPUS E-PM2の取り付け
MAK127SPにデジタルカメラ(OLYMPUS E-PM2)をマウントするため、次のアダプタを使用した。
・Tマウント-マイクロフォーサーズ用
MAK127SPを単焦点望遠レンズ(1500mm F12)として、デジタルカメラ(OLYMPUS E-PM2)にマウントし、ポルタ経緯台に取り付けた状態の写真を次に示す。
(2)MAK127SPの直焦点撮影試験
ピント合わせ等の操作が容易な昼間に、MAK127SP・直焦点撮影の試験を行った。
試験撮影は、デジタルカメラをSモード(シャッター速度優先)に設定し、カメラの液晶画面を見ながらMAK127SPのピントノブをゆっくりと回してピントを合わせ、ぶれ防止のためタイマー2sでシャッターを切った。
試験結果は、次の通りである。
OLYMPUS E-PM2, MAK127SP 1500mm F12[1-3, 5]
Sモード、ISO800, 1500mm, F12, 1/500 sec, MF, 晴天
※望遠倍率:107倍
OLYMPUS E-PM2, MAK127SP 1500mm F12[1-3, 5]
Sモード、ISO800, 1500mm x2(デジタルテレコン), F12, 1/500 sec, MF, 晴天
※望遠倍率:214倍
・口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"[9]
・イメージセンサ分解能:1.03"相当[9]
(イメージセンサ画素ピッチ:3.74μm[9])
(3)まとめ
MAK127SP(1500mm F12)にデジタルカメラ(OLYMPUS E-PM2)をマウントし、直焦点撮影の試験を行った。
MAK127SPの撮影画像は、屈折望遠鏡の遊星號[8]に比較すると若干コントラストの低下が感じられるが、非常に良好な画像が得られた。
運用上では、MAK127SPは焦点距離が長く高倍率になるため、天体導入時の正確なアライメントや、ブレ防止のための鏡筒の固定や、ピント合わせ時の振動対策等に配慮が必要になる。
今後、マクストフカセグレン式望遠鏡・MAK127SPの特徴を活かした天体観察を行って行きたい。
参考文献:
(1)Sky-Watcher-Wikipedia
(2)Sky-Watcher Global Website
(3)Maksutov Cassegrains
(4)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(5)OLYMPUS PEN mini E-PM2 主な仕様
(6)アマチュア向け天体望遠鏡-goo blog
(7)OLYMPUS E-PM2とコルキットスピカを用いた直焦点撮影-goo blog
(8)OLYMPUS E-PM2と遊星號を用いた直焦点撮影-goo blog
(9)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(10)Sky-Watcher MAK127SPレビュー
(11)Sky-Watcher MAK127SP簡易レビュー(外観編)
(12)Sky-Watcher マクストフカセグレン鏡筒 MAK127SP
(13)Sky-Watcher MAK127SPと観られなかった土星食
(14)Sky-Watcher MAK127SP
(15)【お客様投稿画像】 MAK127SPによる月面
(16)MAK127SPで子持ち銀河を撮ってみた
(17)Sky-Watcher MAK127SP ファースト・トライ
(18)亜鈴状星雲M27 《BKMAK127SP》
(19)リゲルは二重星 MAK127SPの実力
(20)シュミカセとマクストフ
(21)MAK127SP試し撮りと滝川にエゾフクロウを見に行く:Prominarとの比較 [野鳥]
(22)火星を撮りました。
(23)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(24)遊星號による天体観察(4)-goo blog
(25)特別定額給付金-Wikipedia
上記の検討結果に基づき、天体望遠鏡のステップアップを目的にマクストフカセグレン式望遠鏡・MAK127SP[1-3,4,10-22]を購入してみた。
ここでは、MAK127SP(1500mm F12)にデジタルカメラ(OLYMPUS E-PM2[5])をマウントした直焦点撮影の試験結果について記す。
(1)MAK127SPへのOLYMPUS E-PM2の取り付け
MAK127SPにデジタルカメラ(OLYMPUS E-PM2)をマウントするため、次のアダプタを使用した。
・Tマウント-マイクロフォーサーズ用
MAK127SPを単焦点望遠レンズ(1500mm F12)として、デジタルカメラ(OLYMPUS E-PM2)にマウントし、ポルタ経緯台に取り付けた状態の写真を次に示す。
(2)MAK127SPの直焦点撮影試験
ピント合わせ等の操作が容易な昼間に、MAK127SP・直焦点撮影の試験を行った。
試験撮影は、デジタルカメラをSモード(シャッター速度優先)に設定し、カメラの液晶画面を見ながらMAK127SPのピントノブをゆっくりと回してピントを合わせ、ぶれ防止のためタイマー2sでシャッターを切った。
試験結果は、次の通りである。
OLYMPUS E-PM2, MAK127SP 1500mm F12[1-3, 5]
Sモード、ISO800, 1500mm, F12, 1/500 sec, MF, 晴天
※望遠倍率:107倍
OLYMPUS E-PM2, MAK127SP 1500mm F12[1-3, 5]
Sモード、ISO800, 1500mm x2(デジタルテレコン), F12, 1/500 sec, MF, 晴天
※望遠倍率:214倍
・口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"[9]
・イメージセンサ分解能:1.03"相当[9]
(イメージセンサ画素ピッチ:3.74μm[9])
(3)まとめ
MAK127SP(1500mm F12)にデジタルカメラ(OLYMPUS E-PM2)をマウントし、直焦点撮影の試験を行った。
MAK127SPの撮影画像は、屈折望遠鏡の遊星號[8]に比較すると若干コントラストの低下が感じられるが、非常に良好な画像が得られた。
運用上では、MAK127SPは焦点距離が長く高倍率になるため、天体導入時の正確なアライメントや、ブレ防止のための鏡筒の固定や、ピント合わせ時の振動対策等に配慮が必要になる。
今後、マクストフカセグレン式望遠鏡・MAK127SPの特徴を活かした天体観察を行って行きたい。
参考文献:
(1)Sky-Watcher-Wikipedia
(2)Sky-Watcher Global Website
(3)Maksutov Cassegrains
(4)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(5)OLYMPUS PEN mini E-PM2 主な仕様
(6)アマチュア向け天体望遠鏡-goo blog
(7)OLYMPUS E-PM2とコルキットスピカを用いた直焦点撮影-goo blog
(8)OLYMPUS E-PM2と遊星號を用いた直焦点撮影-goo blog
(9)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(10)Sky-Watcher MAK127SPレビュー
(11)Sky-Watcher MAK127SP簡易レビュー(外観編)
(12)Sky-Watcher マクストフカセグレン鏡筒 MAK127SP
(13)Sky-Watcher MAK127SPと観られなかった土星食
(14)Sky-Watcher MAK127SP
(15)【お客様投稿画像】 MAK127SPによる月面
(16)MAK127SPで子持ち銀河を撮ってみた
(17)Sky-Watcher MAK127SP ファースト・トライ
(18)亜鈴状星雲M27 《BKMAK127SP》
(19)リゲルは二重星 MAK127SPの実力
(20)シュミカセとマクストフ
(21)MAK127SP試し撮りと滝川にエゾフクロウを見に行く:Prominarとの比較 [野鳥]
(22)火星を撮りました。
(23)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(24)遊星號による天体観察(4)-goo blog
(25)特別定額給付金-Wikipedia
いつも「新星空の友」ブログを見て頂きまして、ありがとうございます。
貴殿の新望遠鏡の活躍を楽しみにしています。
経緯台のようですので、月・惑星・重星のような短時間露出の撮影対象が主になると思います。
焦点距離が長いので、目的星導入にファインダーも必要かと思います。
これからの撮影成果をブログにどんどん載せて頂きますようお願いします。
今後も私のブログも時々見て下さい。宜しくお願いします。
コメント、ありがとうございます。
おかげさまで、新望遠鏡とAZ-GTi赤道儀化マウントを入手できましたので、梅雨明けのすっきりした夜空が待ち遠しいです。
梅雨の間は、屋内にて、AZ-GTi赤道儀化マウントに新望遠鏡を搭載して、運用方法(自動導入、自動追尾)の練習をしています。
まずは、木星や土星などの明るい天体から観察を始めたいと考えております。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。