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CUSTOM-80MとSV305を用いた直焦点撮影(13)

2023-11-04 06:27:01 | 惑星
(1)CUSTOM-80MとSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象
  木星[19]
  土星[25]
 ・機材
  望遠鏡:CUSTOM-80M 910mm F11[1-4](ヤフオクで入手:中古)
  ファインダ:6x30ファインダー(FIELD 8°)
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ(SONY IMX290 1/2.8型 1920x1080 2.9μm)[5-8]
  架台:ポルタ経緯台
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[10] 撮影時間:約30-40秒(600-800フレーム)、aviファイル
  スタック処理:AS!3(AutoStakkert!3)[11] 取り込みフレームの品質上位50%をスタック
  Wavelet処理:RegiStax6[12-13] AS!3からの出力画像(tif)をWavelet処理、RGBバランス処理
  後処理:ImageMagick[14] bmp→jpg変換、リサイズ処理、トリミング処理
  画像解析:マカリ[15-16] 対数表示機能、コントア機能

(2)CUSTOM-80MとSV305を用いた直焦点撮影結果

2023-10-24 21:04 木星(等級:-2.9、視半径:24.7")[17]
SV305, CUSTOM-80M 910mm F11
Gain 70, Exp. 30ms, WB(B=279 G=128 R=183), 1920x1080, RGB24, FrameCount=600, Duration=25.994s
※木星付近をトリミング(640x480)


木星部分を2倍に拡大(640x480)


2023-10-24 19:19 土星(等級:0.7、視半径:9.0")[17]
SV305, CUSTOM-80M 910mm F11
Gain 160, Exp. 50ms, WB(B=279 G=128 R=183), 1920x1080, RGB24, FrameCount=800, Duration=39.987s
※土星付近をトリミング(640x480)


RegiStax6の出力(bmp)をマカリに読み込み、対数表示した画面例(コントアの本数:10)
※土星の衛星タイタンが確認できる


土星部分を2倍に拡大(640x480)

・対物レンズ口径:80mm
・ドーズの分解能:1.45"
・イメージセンサ分解能:1.32"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x243(0.35°)

(3)まとめ
CUSTOM-80Mに、SV305を取り付けて、直焦点撮影を試みた。
ここでは、木星、土星の撮影を試みた。

参考文献:
(1)ビクセン (企業)-Wikipedia
(2)天体望遠鏡、買いました-うららkaブログ版
(3)ビクセン カスタム80M
(4)機材紹介-Star Stars
(5)SV305デジアイピースの使用方法
(6)SVBONY SV305 取扱説明書
(7)Svbony SV305 Camera FAQ
(8)IMX290NQV-SONY
(9)SVBONY CLSフィルター 1.25インチ光害カットフィルター 天体観察 天体撮影
(10)SharpCap
(11)AUTOSTAKKERT!
(12)RegiStax6
(13)RegiStax-Wikipedia
(14)ImageMagick
(15)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(16)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(17)今日のほしぞら
(18)Stellarium-Web
(19)木星-Wikipedia
(20)大赤斑-Wikipedia
(21)ガリレオ衛星-Wikipedia
(22)Galilean Moons of Jupiter
(23)木星-NAOJ
(24)特集 2023年 木星-天体写真ギャラリー
(25)土星-Wikipedia
(26)カッシーニの間隙-Wikipedia
(27)土星の環-Wikipedia
(28)Saturn's Satellites
(29)土星の衛星-Wikipedia
(30)土星-NAOJ
(31)特集 2023年 土星-天体写真ギャラリー
(32)渡邉 耕平 著、根本 泰人 監修、”月・惑星撮影 実践ガイドブック Ver 1.0”、サイトロンジャパン発行、2023年6月24日.

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