新型コロナウイルス[1-2]対策の在宅勤務用に、娘がノートPCを新調したので、そのお下がりのノートPC(Windows 10)を入手することができた。
そこで、Windows環境で動作するRegiStax6[3-4]による画像処理を試みた。
使用画像は、遊星號を用いてデジタルカメラで撮影した月(スーパームーン)[5-6]の画像である[7-9]。
また、Windows環境での画像フォーマット変換[9]には、GPL[10]のImageMagick[12-13]を用いた。
(1)画像処理概要
RegiStax6[3-4]の機能には、複数の画像のスタック処理(コンポジット処理)と、その後処理のWavelet処理[14-15]がある。
ここでは、Wavelet処理の効果を確認するため、入力画像に1枚の画像(jpeg)を用い、スタック処理を略し、その後処理のWavelet処理のみを実施した。
次に実施した手順を示す。
・リサイズ
RegiStax6の処理画像サイズは、1024以下が適しているようだ。
そこで、デジタルカメラで撮影した画像(4608x3456)は、ImageMagickを用いて1024x768にリサイズした。
リサイズのコマンド例は、次の通りである。
magick convert -resize 1024x768 入力ファイル名 出力ファイル名
・RegiStax6でのWavelet処理
RegiStax6にリサイズした画像1枚を読み込むと、直ちにWavelet処理画面に遷移する。
RegiStax6でのWavelet処理パラメータは、基本的にデフォルト値(Linear、Gaussian、Layer1-6)を用いたが、ここでは、Layer1のPreview値のみをスライダで10程度に設定した。
また、Contrast/Brightnessでは、Contrast値を400(スライダで最大)に設定した。
・bmp→jpeg変換
RegiStax6での処理後の画像は、bmpフォーマットで出力される。
bmpからjpegへのフォーマット変換には、ImageMagickを用いた。
変換コマンド例は、次の通りである。
magick convert 入力ファイル.bmp -quality 100 出力ファイル.jpg
(2)画像処理結果
入力画像
2020-04-08 20:24 月(月齢:15.1、視半径:16.8')[16]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm F16
Sモード、ISO400, 800mm, F16, 1/500 sec, MF, 太陽光
RegiStax6のWavelet処理画面
Wavelet処理(Linear、Gaussian、Layer1-Preview:10.4)
Contrast/Brightness(Contrast:400、Brightness:0)
出力画像
2020-04-08 20:24 月(月齢:15.1、視半径:16.8')[16]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm F16
Sモード、ISO400, 800mm, F16, 1/500 sec, MF, 太陽光
(3)画像評価・比較
Contrast/Brightness処理のみ実施(拡大)
Wavelet処理、Contrast/Brightness処理実施(拡大)
(4)まとめ
RegiStax6を用いて、jpeg画像1枚のWavelet処理を試み、その画質改善効果を確認した。
現時点では、Wavelet処理パラメータの内容の理解が十分でないので、具体的にどのように設定したら良いか手探りの状態である。
今後は、上記の内容[18-21]を理解し、再現性の高い処理方法の確立を目指したい。
参考文献:
(1)2019新型コロナウイルスによる急性呼吸器疾患-Wikipedia
(2)2019新型コロナウイルス-Wikipedia
(3)RegiStax6
(4)RegiStax-Wikipedia
(5)月-Wikipedia
(6)スーパームーン-Wikipedia
(7)OLYMPUS E-PM2と遊星號を用いた直焦点撮影-goo blog
(8)OLYMPUS E-PM2と遊星號を用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(9)OLYMPUS E-PM2と遊星號を用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(10)画像ファイルフォーマットの比較-Wikipedia
(11)GNU General Public License-Wikipedia
(12)ImageMagick
(13)ImageMagick-Wikipedia
(14)ウェーブレット-Wikipedia
(15)ウェーブレット変換-Wikipedia
(16)今日のほしぞら-国立天文台暦計算室
(17)天体写真のスタック画像処理用フリーウエア-goo blog
(18)Registax 6の使い方-Starry Urban Sky
(19)RegiStax6で 最後はキリッ と(月面、木星動画処理)-goo blog
(20)RegiStax 6 で wavelet 処理してみたけど…
(21)月面写真で AS!3 Sharpened vs RegiStax 6
そこで、Windows環境で動作するRegiStax6[3-4]による画像処理を試みた。
使用画像は、遊星號を用いてデジタルカメラで撮影した月(スーパームーン)[5-6]の画像である[7-9]。
また、Windows環境での画像フォーマット変換[9]には、GPL[10]のImageMagick[12-13]を用いた。
(1)画像処理概要
RegiStax6[3-4]の機能には、複数の画像のスタック処理(コンポジット処理)と、その後処理のWavelet処理[14-15]がある。
ここでは、Wavelet処理の効果を確認するため、入力画像に1枚の画像(jpeg)を用い、スタック処理を略し、その後処理のWavelet処理のみを実施した。
次に実施した手順を示す。
・リサイズ
RegiStax6の処理画像サイズは、1024以下が適しているようだ。
そこで、デジタルカメラで撮影した画像(4608x3456)は、ImageMagickを用いて1024x768にリサイズした。
リサイズのコマンド例は、次の通りである。
magick convert -resize 1024x768 入力ファイル名 出力ファイル名
・RegiStax6でのWavelet処理
RegiStax6にリサイズした画像1枚を読み込むと、直ちにWavelet処理画面に遷移する。
RegiStax6でのWavelet処理パラメータは、基本的にデフォルト値(Linear、Gaussian、Layer1-6)を用いたが、ここでは、Layer1のPreview値のみをスライダで10程度に設定した。
また、Contrast/Brightnessでは、Contrast値を400(スライダで最大)に設定した。
・bmp→jpeg変換
RegiStax6での処理後の画像は、bmpフォーマットで出力される。
bmpからjpegへのフォーマット変換には、ImageMagickを用いた。
変換コマンド例は、次の通りである。
magick convert 入力ファイル.bmp -quality 100 出力ファイル.jpg
(2)画像処理結果
入力画像
2020-04-08 20:24 月(月齢:15.1、視半径:16.8')[16]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm F16
Sモード、ISO400, 800mm, F16, 1/500 sec, MF, 太陽光
RegiStax6のWavelet処理画面
Wavelet処理(Linear、Gaussian、Layer1-Preview:10.4)
Contrast/Brightness(Contrast:400、Brightness:0)
出力画像
2020-04-08 20:24 月(月齢:15.1、視半径:16.8')[16]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm F16
Sモード、ISO400, 800mm, F16, 1/500 sec, MF, 太陽光
(3)画像評価・比較
Contrast/Brightness処理のみ実施(拡大)
Wavelet処理、Contrast/Brightness処理実施(拡大)
(4)まとめ
RegiStax6を用いて、jpeg画像1枚のWavelet処理を試み、その画質改善効果を確認した。
現時点では、Wavelet処理パラメータの内容の理解が十分でないので、具体的にどのように設定したら良いか手探りの状態である。
今後は、上記の内容[18-21]を理解し、再現性の高い処理方法の確立を目指したい。
参考文献:
(1)2019新型コロナウイルスによる急性呼吸器疾患-Wikipedia
(2)2019新型コロナウイルス-Wikipedia
(3)RegiStax6
(4)RegiStax-Wikipedia
(5)月-Wikipedia
(6)スーパームーン-Wikipedia
(7)OLYMPUS E-PM2と遊星號を用いた直焦点撮影-goo blog
(8)OLYMPUS E-PM2と遊星號を用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(9)OLYMPUS E-PM2と遊星號を用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(10)画像ファイルフォーマットの比較-Wikipedia
(11)GNU General Public License-Wikipedia
(12)ImageMagick
(13)ImageMagick-Wikipedia
(14)ウェーブレット-Wikipedia
(15)ウェーブレット変換-Wikipedia
(16)今日のほしぞら-国立天文台暦計算室
(17)天体写真のスタック画像処理用フリーウエア-goo blog
(18)Registax 6の使い方-Starry Urban Sky
(19)RegiStax6で 最後はキリッ と(月面、木星動画処理)-goo blog
(20)RegiStax 6 で wavelet 処理してみたけど…
(21)月面写真で AS!3 Sharpened vs RegiStax 6
初めてコメントさせて頂きます。
いろいろ模索されていますね。
RegiStax6での処理は、複数枚の画像を自動で合成してくれます。
なので…。
最初に画像を取り込む際に連写した画像を全て選択してみてください。
その後スタックしWaveletは「1、5、6」のチェックを外し、「2、3、4」のみを使ってください。
「2」で決めた数字の半分を「3」、「3」で決めた数字の半分を「4」にするとバランスの良い仕上がりになります。
一度試してください。
と余計なお世話でした。
m(_ _)m
コメント、ありがとうございます。
コメントいただいた処理を早速試してみたいと思います。今後もいろいろとご指導、よろしくお願いいたします。m(_ _)m