都内で撮影したカシオペヤ座のRAW画像[5]を用い、天文用FITS[4]画像処理ソフト:マカリ[1-3]で、カシオペヤ座新星[11]の測光[6-7]を試みた。
ここでは、マカリを用いて、カシオペヤ座新星の色等級図[3,12-14]の作成を試みた結果を記す。
また、これまで観察したカシオペヤ座新星の光度をグラフにプロット[15-16]した結果を記す。
(1)処理手順概要
・フォーマット変換:IRIS[8] RAW→FITS[4]変換
・画像解析:マカリ 測光機能
(2)色等級図の試行作成結果[3]
・使用画像(RAW画像)
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2021-09-21 20:50 北方向 カシオペヤ座
OLYMPUS E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 ⅡR
Mモード, ISO800, 14mm, f/3.5, 8.0sec, MF, AWB
・RAW→FITS変換
撮影したRAW画像(48bit=3x16bit)をIRISに読み込み、FITS画像として保存
上記のFITS画像を、次の2種類の画像として、マカリに読み込み、それぞれ保存した。
読み込み方法:グレースケール画像、プレーン選択:第2プレーン(G)
読み込み方法:グレースケール画像、プレーン選択:第3プレーン(B)
・測光
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マカリでの測光画面例
上:B画像、下:G画像
測光モード:開口測光、自動モード
※恒星の測光測定順は、B画像とG画像で同じにする必要がある
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マカリでの測光結果
ここでの比較星はτ Cas[10]を用い、その等級(g等級)はStellarium-Web[9]の値を用いた。
上記より、2021-09-21では、カシオペヤ座新星は6.8等級と試算された。
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カシオペヤ座新星(V1405 Cas)の色等級図[3,12-14]
縦軸:g等級、横軸:色指数 b-g(g等級とb等級の差)
赤●:カシオペヤ座新星(V1405 Cas)
青●:測光に用いたカシオペヤ座の恒星
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カシオペヤ座新星(V1405 Cas)の光度(観察結果)[17-24]
(3)まとめ
都内で撮影したRAW画像を用い、マカリでカシオペヤ座新星(V1405 Cas)の色等級図の作成を試みた。
また、これまで観察したカシオペヤ座新星の光度をグラフにプロットした。
参考文献:
(1)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(2)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(3)鈴木文二・洞口俊博 編、あなたもできるデジカメ天文学 "マカリ"パーフェクト・マニュアル、発行所 恒星社恒星閣、2015年11月15日初版1刷発行、pp.60-63.
(4)FITS-Wikipedia
(5)RAW画像-Wikipedia
(6)測光 (天文)-Wikipedia
(7)等級 (天文)-Wikipedia
(8)IRIS
(9)Stellarium-Web
(10)カシオペヤ座の恒星の一覧-Wikipedia
(11)カシオペヤ座V1405星-Wikipedia
(12)ヘルツシュプルング・ラッセル図-Wikipedia
(13)色指数 (天文)-Wikipedia
(14)主系列星-Wikipedia
(15)gnuplot-Wikipedia
(16)gnuplot homepage
(17)都内の星座(23)-goo blog
(18)都内の星座(28)-goo blog
(19)都内の星座(30)-goo blog
(20)都内の星座(32)-goo blog
(21)都内の星座(34)-goo blog
(23)都内の星座(35)-goo blog
(24)都内の星座(36)-goo blog
(25)特集 2021年3月~ カシオペヤ座の新星V1405 Cas-天体写真ギャラリー
(26)AAVSO-WebObs Search Results-V1405 Cas
(27)AAVSO-Showing 15,465 observations for V1405 Cas from 241 observers
ここでは、マカリを用いて、カシオペヤ座新星の色等級図[3,12-14]の作成を試みた結果を記す。
また、これまで観察したカシオペヤ座新星の光度をグラフにプロット[15-16]した結果を記す。
(1)処理手順概要
・フォーマット変換:IRIS[8] RAW→FITS[4]変換
・画像解析:マカリ 測光機能
(2)色等級図の試行作成結果[3]
・使用画像(RAW画像)
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2021-09-21 20:50 北方向 カシオペヤ座
OLYMPUS E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6 ⅡR
Mモード, ISO800, 14mm, f/3.5, 8.0sec, MF, AWB
・RAW→FITS変換
撮影したRAW画像(48bit=3x16bit)をIRISに読み込み、FITS画像として保存
上記のFITS画像を、次の2種類の画像として、マカリに読み込み、それぞれ保存した。
読み込み方法:グレースケール画像、プレーン選択:第2プレーン(G)
読み込み方法:グレースケール画像、プレーン選択:第3プレーン(B)
・測光
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マカリでの測光画面例
上:B画像、下:G画像
測光モード:開口測光、自動モード
※恒星の測光測定順は、B画像とG画像で同じにする必要がある
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マカリでの測光結果
ここでの比較星はτ Cas[10]を用い、その等級(g等級)はStellarium-Web[9]の値を用いた。
上記より、2021-09-21では、カシオペヤ座新星は6.8等級と試算された。
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カシオペヤ座新星(V1405 Cas)の色等級図[3,12-14]
縦軸:g等級、横軸:色指数 b-g(g等級とb等級の差)
赤●:カシオペヤ座新星(V1405 Cas)
青●:測光に用いたカシオペヤ座の恒星
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カシオペヤ座新星(V1405 Cas)の光度(観察結果)[17-24]
(3)まとめ
都内で撮影したRAW画像を用い、マカリでカシオペヤ座新星(V1405 Cas)の色等級図の作成を試みた。
また、これまで観察したカシオペヤ座新星の光度をグラフにプロットした。
参考文献:
(1)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(2)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(3)鈴木文二・洞口俊博 編、あなたもできるデジカメ天文学 "マカリ"パーフェクト・マニュアル、発行所 恒星社恒星閣、2015年11月15日初版1刷発行、pp.60-63.
(4)FITS-Wikipedia
(5)RAW画像-Wikipedia
(6)測光 (天文)-Wikipedia
(7)等級 (天文)-Wikipedia
(8)IRIS
(9)Stellarium-Web
(10)カシオペヤ座の恒星の一覧-Wikipedia
(11)カシオペヤ座V1405星-Wikipedia
(12)ヘルツシュプルング・ラッセル図-Wikipedia
(13)色指数 (天文)-Wikipedia
(14)主系列星-Wikipedia
(15)gnuplot-Wikipedia
(16)gnuplot homepage
(17)都内の星座(23)-goo blog
(18)都内の星座(28)-goo blog
(19)都内の星座(30)-goo blog
(20)都内の星座(32)-goo blog
(21)都内の星座(34)-goo blog
(23)都内の星座(35)-goo blog
(24)都内の星座(36)-goo blog
(25)特集 2021年3月~ カシオペヤ座の新星V1405 Cas-天体写真ギャラリー
(26)AAVSO-WebObs Search Results-V1405 Cas
(27)AAVSO-Showing 15,465 observations for V1405 Cas from 241 observers
結構な容量のハードディスクが必要に
なりそうですね
現像も時間がかかるし
私は基本jpegですか
それでも今までの写真の保存には大容量のHDD
を使っています。
コメント、ありがとうございます。
星空の撮影画像を測光に用いるには、RAW画像が必須になります。
RAW画像は、情報量が多いので、容量の大きいストレージが必要になります。
一方で、通常の風景写真などは、容量が比較的小さく、扱いが容易なJPEGを活用しておりますが、枚数が多いので、こちらも容量の大きなストレージが必要になります。
いずれにしても、最近は、容量の大きいHDDやSDDも安価で入手しやすくなったので、適宜活用しております。