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OLYMPUS E-PM2とMAK127SPを用いた直焦点撮影(6)

2020-08-18 22:00:39 | 
MAK127SP(1500mm F12)[1-4]にデジタルカメラ(OLYMPUS E-PM2[5])をマウントし、月[6]を直焦点撮影した。
また、撮影した月の複数枚の画像を用いて、パノラマ合成した結果を記す。

(1)MAK127SPを用いた直焦点撮影概要
MAK127SPを単焦点望遠レンズ(1500mm F12)としてデジタルカメラ(OLYMPUS E-PM2)にマウントし、ポルタ経緯台に搭載した[12-15]。
月の望遠鏡の視野への導入は、付属のファインダ(レッド・ドット式)を用いてアライメントし、デジタルカメラの液晶画面に月が写ることを確認した。
また、月のピント合わせは、デジタルカメラの液晶画面に写った月面のクレーターを用いて行った。
月の撮影は動画モードで行ったが、撮影時間は月のカメラ視野内に収まる約20秒間である。
記録した動画は、Windows環境で、FFmeg[7]を用い、mov→avi変換、および、動画長を5秒間(150フレーム)にトリミングした。
さらに、上記のaviファイルをRegiStax6[8]を用いて、スタック処理、および、Wavelet処理を行った。
加えて、RegiStax6からの出力画像を複数枚(2~3枚)使用し、Image Composite Editor[9]を用いてパノラマ合成を行った。

(2)月の撮影結果

2020-07-02 20:15 月(月齢:11.2、視半径:16.2')[10]
OLYMPUS E-PM2, MAK127SP 1500mm F12
動画撮影モード, 1500mm, F12, 自動露出, 1920x1080, 29.97fps


2020-08-04 23:13 月(月齢:14.9、視半径:15.3')[10]
OLYMPUS E-PM2, MAK127SP 1500mm F12
動画撮影モード, 1500mm, F12, 自動露出, 1920x1080, 29.97fps

・口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"[11]
・イメージセンサ分解能:1.03"相当[11]
(イメージセンサ画素ピッチ:3.74μm[11])

(3)まとめ
MAK127SP(1500mm F12)にデジタルカメラ(OLYMPUS E-PM2)をマウントし、月の直焦点撮影を試みた。
月の撮影データのスタック処理、および、Wavelet処理は、RegiStax6を用いた。
また、複数枚の月の画像を用いて、パノラマ合成した。

参考文献:
(1)Sky-Watcher-Wikipedia
(2)Sky-Watcher Global Website
(3)Maksutov Cassegrains
(4)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(5)OLYMPUS PEN mini E-PM2 主な仕様
(6)月-Wikipedia
(7)FFmpeg-Wikipedia
(8)RegiStax
(9)Image Composite Editor
(10)今日のほしぞら-国立天文台暦計算室
(11)望遠デジタルカメラの分解能-goo blog
(12)OLYMPUS E-PM2とMAK127SPを用いた直焦点撮影-goo blog
(13)OLYMPUS E-PM2とMAK127SPを用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(14)OLYMPUS E-PM2とMAK127SPを用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(15)OLYMPUS E-PM2とMAK127SPを用いた直焦点撮影(4)-goo blog
(16)遊星號とSV305を用いた直焦点撮影(3)-goo blog

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