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MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影(19)

2022-04-16 00:11:25 | 星雲・星団(b)
(1)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象(かに座)
  M44(プレセペ星団)[19,21-23]
  M67[20,21-23]
 ・機材
  望遠鏡:MILTOL 200mm F4[1-2]
  ファインダ:レッドドット ファインダ
   ※MILTOLへのファインダ台座取付けは、参考文献[4]を参照した。
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ(SONY IMX290 1/2.8型 1920x1080 2.9μm)[5-8]
  架台:AZ-GTi赤道儀化マウント[14] 恒星追尾モード、プレートソルブと同期[16]
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[10] Live Stack(fits)
  画像解析:マカリ[11-12] 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換
  画像処理:ImageMagick[13] tif→jpg変換、トリミング処理

(2)MILTOL200mmとSV305を用いた直焦点撮影結果

2022-04-08 21:41 M44
SV305, MILTOL 200mm F4
SV305, Gain 300, Exp. 8.0sec, WB(B=239 G=128 R=230), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=38, Total Exp. 304sec
※M44を自動導入後、プレートソルブと同期を実施(ASPS[16])


2022-04-08 21:34 M67
SV305, MILTOL 200mm F4
SV305, Gain 300, Exp. 8.0sec, WB(B=239 G=128 R=230), 1920x1080, RGB24, StackedFrames=38, Total Exp. 304sec
※M67を自動導入後、プレートソルブと同期を実施(ASPS[16])


※M67付近をトリミング(1024x768)

・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"
・イメージセンサ分解能:5.98"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x53(0.90°)

(3)まとめ
電視観望(Electrically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、MILTOL200mmにSV305を取付け、AZ-GTi赤道儀化マウントに搭載して、直焦点撮影を試みた。
ここでは、かに座のM44、M67の撮影を試みた。
都内の月のある星空において、プレートソルビング技術(ASPS)を応用し、目的とする天体を望遠鏡視野へ導入することを試みた。
また、ライブスタック機能を活用することで、良好な天体の画像を撮影することができた。

参考文献:
(1)MILTOL 200mm F4レンズ
(2)テレスコープ 200mm F4レンズキット
(3)SVBONY SV182 6X30 十字線入り 90°正立ファインダー 90°直角プリズム ブラケット付属
(4)【お詫びと訂正】~MILTOLのファインダー台座の件 2020/08/06-中川光学研究室ブログ
(5)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(6)IMX290NQV
(7)SV305デジアイピースの使用方法
(8)Svbony SV305 Camera FAQ
(9)Quad BP フィルター III
(10)SharpCap
(11)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(12)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(13)ImageMagick
(14)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(15)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(6)-goo blog
(16)WindowsPC環境におけるプレートソルビング(8)-goo blog
(17)今日のほしぞら
(18)Stellarium-Web
(19)プレセペ星団-Wikipedia
(20)M67 (天体)-Wikipedia
(21)かに座-Wikipedia
(22)散開星団-Wikipdia
(23)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.40-45.
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(28)メシエ天体-NAOJ
(29)意外な伏兵、Kenko Miltol 200mm F4
(30)投稿:MILTOL200mmF4テレスコープモデルによる電子観望 2020/08/02-中川光学研究室ブログ
(31)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(32)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(33)プレートソルビングが失敗する場合の解決策 まとめ
(34)【電子観望をさらに快適に】 SharpCap + AZ-GTi でプレートソルビング
(35)【プレートソルビング】 All Sky Plate Solver のインストール方法
(36)リベンジ!! プレートソルビング

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