(1)プレートソルビング機能概要とソフトウエア構成
プレートソルビング(plate-solving)とは、望遠鏡で撮影した星空画像を解析し、前記画像がどのような姿勢の望遠鏡から撮影したかを星図から特定する機能のようだ。
上記の機能によって特定された望遠鏡の姿勢情報を、望遠鏡のマウントにフィードバックすることで、天体の望遠鏡視野への導入を容易に実現できる。
ここでは、次に記すプレートソルビング・ソフトウエアを、WindowsPCにインストールすることを試みた。
WindowsPC環境におけるプレートソルビング・ソフトウエア構成例[17]
構成概要
パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
イメージキャプチャ:SharpCap3.2 イメージキャプチャ、Plate-solve、ハード制御
Plate-solve:ASTAP 0.9.584 & Smaller star database H17
ハードウエア・ラッパー:ASCOM - Platform 6.5SP1 & SynScan ASCOM Driver 1.3.0
AZ-GTiマウント制御:SynScan Pro 1.19.0
(2)ソフトウエアのインストール
ここでは、次の手順でWindowsPCにプレートソルビング・ソフトウエアをインストールした。
1.SharpCapのインストール[1]
※既にSharpCap3.2がインストール済
2.SynScan Proのインストール[2-3]
・Windows版 SynScan Pro App Version 1.19.0をインストール[3]
3.ASCOM - Platformのインストール[4-5]
・Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1をインストール[6]
・Microsoft Visual C++ Runtime for Visual Studio 2019をインストール[7]
・ASCOM - Platform 6.5SP1をインストール[5]
4.SynScan ASCOM Driverのインストール[8-9]
・ASCOM Driver for SynScan App Version 1.3.0のインストール[9]
※ASCOM Driverは、ASCOM - Platformがインストール済でないとインストールできないので注意
5.ASTAPのインストール[10-12]
・Window 64 bit Program (0.9.584, dated 2021-10-8)のインストール[11]
・Smaller star database H17のインストール[12]
※ここでは、Smaller star database H17をインストールした
(3)まとめ
天体の電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、WindowsPC環境にプレートソルビング・ソフトウエアをインストールした。
現時点では、前記のソフトウエアをPCにインストールしたのみで、それぞれのソフトウエアの設定や連携動作の確認は、未実施である。
今後は、CMOSイメージセンサにSV305[13]を用い、マウントにAZ-GTi赤道儀化マウント[14-16]を用いた環境で、動作確認を行っていきたい。
参考文献:
(1)SharpCap
(2)SynScan App
(3)Windows program: SynScan Pro App, Version 1.19.0
(4)ASCOM - Standards for Astronomy
(5)Download Center - Platform 6.5SP1
(6)Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1
(7)Microsoft Visual C++ Redistributable Latest Supported Downloads - X64
(8)ASCOM Driver
(9)ASCOM Driver for SynScan App Version 1.3.0
(10)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(11)Window 64 bit Program (0.9.584, dated 2021-10-8)
(12)Smaller star database H17
(13)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(14)Sky‐Watcher AZ-GTiマウント
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(16)カテゴリー AZ-GTi-KIMUKAZU blog
(17)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(18)赤道儀とパソコンを繋ぐ(ソフト編)
(19)20200511 SharpCapでPlateSolving
(20)ASCOM Platformのセットアップ
(21)Windowsでプレートソルブに挑戦
(22)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(23)SVBONY CMOSカメラ「SV305」を使う その12
(24)プレートソルビング+星図ソフトからのAZ-GTi制御
プレートソルビング(plate-solving)とは、望遠鏡で撮影した星空画像を解析し、前記画像がどのような姿勢の望遠鏡から撮影したかを星図から特定する機能のようだ。
上記の機能によって特定された望遠鏡の姿勢情報を、望遠鏡のマウントにフィードバックすることで、天体の望遠鏡視野への導入を容易に実現できる。
ここでは、次に記すプレートソルビング・ソフトウエアを、WindowsPCにインストールすることを試みた。
WindowsPC環境におけるプレートソルビング・ソフトウエア構成例[17]
構成概要
パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
イメージキャプチャ:SharpCap3.2 イメージキャプチャ、Plate-solve、ハード制御
Plate-solve:ASTAP 0.9.584 & Smaller star database H17
ハードウエア・ラッパー:ASCOM - Platform 6.5SP1 & SynScan ASCOM Driver 1.3.0
AZ-GTiマウント制御:SynScan Pro 1.19.0
(2)ソフトウエアのインストール
ここでは、次の手順でWindowsPCにプレートソルビング・ソフトウエアをインストールした。
1.SharpCapのインストール[1]
※既にSharpCap3.2がインストール済
2.SynScan Proのインストール[2-3]
・Windows版 SynScan Pro App Version 1.19.0をインストール[3]
3.ASCOM - Platformのインストール[4-5]
・Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1をインストール[6]
・Microsoft Visual C++ Runtime for Visual Studio 2019をインストール[7]
・ASCOM - Platform 6.5SP1をインストール[5]
4.SynScan ASCOM Driverのインストール[8-9]
・ASCOM Driver for SynScan App Version 1.3.0のインストール[9]
※ASCOM Driverは、ASCOM - Platformがインストール済でないとインストールできないので注意
5.ASTAPのインストール[10-12]
・Window 64 bit Program (0.9.584, dated 2021-10-8)のインストール[11]
・Smaller star database H17のインストール[12]
※ここでは、Smaller star database H17をインストールした
(3)まとめ
天体の電視観望(Electronically-Assisted Astronomy:EAA)を目的に、WindowsPC環境にプレートソルビング・ソフトウエアをインストールした。
現時点では、前記のソフトウエアをPCにインストールしたのみで、それぞれのソフトウエアの設定や連携動作の確認は、未実施である。
今後は、CMOSイメージセンサにSV305[13]を用い、マウントにAZ-GTi赤道儀化マウント[14-16]を用いた環境で、動作確認を行っていきたい。
参考文献:
(1)SharpCap
(2)SynScan App
(3)Windows program: SynScan Pro App, Version 1.19.0
(4)ASCOM - Standards for Astronomy
(5)Download Center - Platform 6.5SP1
(6)Microsoft .NET Framework 3.5 Service Pack 1
(7)Microsoft Visual C++ Redistributable Latest Supported Downloads - X64
(8)ASCOM Driver
(9)ASCOM Driver for SynScan App Version 1.3.0
(10)ASTAP, the Astrometric STAcking Program
(11)Window 64 bit Program (0.9.584, dated 2021-10-8)
(12)Smaller star database H17
(13)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(14)Sky‐Watcher AZ-GTiマウント
(15)AZ-GTi赤道儀化マウント-goo blog
(16)カテゴリー AZ-GTi-KIMUKAZU blog
(17)(多分)一番シンプルなプレートソルブ-ほしぞloveログ
(18)赤道儀とパソコンを繋ぐ(ソフト編)
(19)20200511 SharpCapでPlateSolving
(20)ASCOM Platformのセットアップ
(21)Windowsでプレートソルブに挑戦
(22)Windows MiniPCでヘッドレスリモートEAA環境ようやく全て動作(かな?)
(23)SVBONY CMOSカメラ「SV305」を使う その12
(24)プレートソルビング+星図ソフトからのAZ-GTi制御
記事upに際し、そのフォローいただくスピードに驚かされてしまいます。
私も訪問させていただきますのでよろしくお願いいたします。
コメント、ありがとうございます。
いつもmark-Xファン 様のブログを拝見させていただいております。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。