KIMUKAZU blog

健康とiMacに関する情報
最近は天体観察と公園散策の情報

遊星號による天体観察(79)

2022-02-06 00:31:53 | 金星
(1)2022年の金星(上が北)

2022-01-31 06:09 金星(等級:-4.8、視半径:25.1")[2,3]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Mモード, ISO200, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/500 sec, 太陽光


2022-02-02 06:01 金星(等級:-4.9、視半径:24.3")[2,3]
OLYMPUS E-PM2, 遊星號 800mm x2(デジタルテレコン) F16
Mモード, ISO200, 800mm x2(デジタルテレコン), F16, 1/1000 sec, 太陽光

※高速連写モードで、約15枚撮影(jpg)
※Lynkeos[4]を用い、スタック処理、および、デコンボリューション処理[5]、アンシャープマスク処理[6]を実施
※iPhotoで傾き補正を実施、また、ImageMagick[7]でトリミング処理(640x480)を実施
※冬の高度の低い天体のため、シーイング[14]は悪い

・口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"
・イメージセンサ分解能:1.93"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:3.74μm)

参考文献:
(1)アメリカン!遊星號(三脚台座1/4雌ネジ付)
(2)今日のほしぞら-国立天文台暦計算室
(3)金星-Wikipedia
(4)Lynkeos
(5)逆畳み込み-Wikipedia
(6)Unsharp masking-Wikipedia
(7)ImageMagick
(8)カテゴリー 金星-KIMUKAZU blog
(9)遊星號による天体観察(27)-goo blog
(10)遊星號による天体観察(69)-goo blog
(11)遊星號による天体観察(76)-goo blog
(12)特集 2022年 金星-天体写真ギャラリー
(13)金星-NAOJ
(14)シーイング-Wikipedia
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遊星號とSV305を用いた直焦点撮影(5)

2022-02-05 00:00:58 | 恒星(b)
(1)遊星號とSV305を用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象
  リゲル[16]
  シリウス[17]
 ・機材
  望遠鏡:遊星號 800mm F16[1]
  イメージセンサ:SVBONY SV305 CMOSイメージセンサ(SONY IMX290 1/2.8型 1920x1080 2.9μm)[2-6]
  架台:ポルタ経緯台
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[7] 撮影時間:約30秒(1000フレーム)、aviファイル
  スタック処理:AS!3(AutoStakkert!3)[8] 取り込みフレームの品質上位50%をスタック
  Wavelet処理:RegiStax6[9-10] AS!3からの出力画像(tif)をWavelet処理
  後処理:ImageMagick[11] bmp→jpg変換、リサイズ処理、トリミング処理、B画像抽出
  画像解析:マカリ[12-13] 対数表示機能、グラフ機能

(2)遊星號とSV305を用いた直焦点撮影結果

2022-02-02 20:00 リゲル
SV305, 遊星號 800mm F16
SV305, Gain 300, Exp. 16.6ms, WB(B=248 G=128 R=240), 1920x1080, RGB24, FrameCount=1000, Duration=43.917s
※リゲル部分をトリミング(640x480)


上記のRegiStax6出力(bmp)をマカリに読み込み、対数表示した画面例
※リゲルBが確認できる


マカリのグラフ機能(輝度分析)画面例
※リゲルAの中心から約14ピクセルの位置(離角:約10.5")にリゲルBの輝度ピークが確認できる


2022-02-02 21:07 シリウス
SV305, 遊星號 800mm F16
SV305, Gain 300, Exp. 4ms, WB(B=248 G=128 R=240), 1920x1080, RGB24, FrameCount=1000, Duration=43.888s
※シリウス部分をトリミング(640x480)


上記のRegiStax6出力(bmp:B画像)をマカリに読み込み、対数表示した画面例
※B画像において、シリウスBらしき星(矢印)が確認できる


マカリのグラフ機能(輝度分析:B画像)画面例
※シリウスAの中心から約16ピクセルの位置(離角:約12")にシリウスBらしき星の輝度ピークが確認できる

・対物レンズ口径:50mm
・ドーズの分解能:2.32"
・イメージセンサ分解能:1.50"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)
・倍率(FOV):x213(0.22°)

(3)まとめ
遊星號にSV305を取り付けて、直焦点撮影を試みた。
都内の月のない星空の中で、リゲル、シリウスの撮影を試みた。
アイピースでの目視確認は行っていないが、撮影した画像をマカリで分析した結果、リゲルB、および、シリウスBらしき星を確認することができた。

参考文献:
(1)アメリカン!遊星號(三脚台座1/4雌ネジ付)
(2)SVBONY SV305 CMOSカメラ 接眼レンズ 1.25インチアイピース 惑星観察
(3)SV305デジアイピースの使用方法
(4)SVBONY SV305 取扱説明書
(5)Svbony SV305 Camera FAQ
(6)IMX290NQV
(7)SharpCap
(8)AUTOSTAKKERT!
(9)RegiStax6
(10)RegiStax-Wikipedia
(11)ImageMagick
(12)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(13)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(14)今日のほしぞら
(15)Stellarium-Web
(16)リゲル-Wikipedia
(17)シリウス-Wikipedia
(18)連星-Wikipedia
(19)カテゴリー 恒星-KIMUKAZU blog
(20)遊星號とSV305を用いた直焦点撮影-goo blog
(21)遊星號とSV305を用いた直焦点撮影(2)-goo blog
(22)遊星號とSV305を用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(23)遊星號とSV305を用いた直焦点撮影(4)-goo blog
(24)リゲル-天体写真ギャラリー
(25)二重星(Double Star)-阿南市科学センター/天文館 - 冬の二重星
(26)シリウスBにご注目 - 阿南市科学センター / 天文館 blog
(27)Sirius B-西はりま天文台
(28)シリウスの伴星Bを観測するチャンス到来!-EYEBELL
(29)シリウスの伴星 観測好機-おさのフォト日記
(30)観察報告の集計-シリウスBチャレンジ
(31)恒星-NAOJ
(32)天文年鑑2022年版、天文年鑑編集委員会 編、発行所 誠文堂新光社、2021年11月27日発行、pp.360-363.
(33)山田 卓 著、肉眼・双眼鏡・小望遠鏡によるほしぞらの探訪<<新装版>>、発行所 地人書館、2017年4月15日新装版第1刷、pp.303-315.
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2月の武蔵関公園

2022-02-04 00:20:44 | 武蔵関公園

メタセコイア[2]


梅[3]




富士見池[1]
※ICE[4]でパノラマ合成


外壁がきれいになったボート乗り場[1]

参考文献:
(1)武蔵関公園-Wikipedia
(2)メタセコイア-Wikipedia
(3)ウメ-Wikipedia
(4)Image Composite Editor - Microsoft Research
(5)カテゴリー 武蔵関公園-KIMUKAZU blog
(6)1月の武蔵関公園-goo blog
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都内の星座(57)

2022-02-03 00:01:50 | 新星
都内で撮影したカシオペヤ座新星(V1405 Cas)[13]のFITS画像[4]を用い、天文用FITS画像処理ソフト:マカリ[1-3]で測光[5-6]を試みた。
ここでは、カシオペヤ座新星の色等級図[3,7-9]の作成を試みた結果を記す。
また、これまで観察したカシオペヤ座新星の光度をグラフにプロット[10-11]した結果を記す。

(1)処理手順概要
 ・画像解析:マカリ 画像演算(左右反転、回転)、fits→tif変換、測光機能

(2)色等級図の試行作成結果[3]
 ・使用画像(FITS画像)

2022-01-31 18:25 カシオペヤ座新星(V1405 Cas)(矢印)[18]
Neptune-C Ⅱ(UV IR-CUT), SV165 120mm F4
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 2sec, WB(Auto)(B=353 G=0 R=276), 2712x1538, RGB24, StackedFrames=150, Total Exp. 300sec
※M52付近をトリミング(1280x1024)

上記のFITS画像を、次の2種類の画像として、マカリに読み込み、それぞれ保存した。
 読み込み方法:グレースケール画像、プレーン選択:第2プレーン(G)
 読み込み方法:グレースケール画像、プレーン選択:第3プレーン(B)

 ・測光


マカリでの測光画面例
上:B画像、下:G画像
測光モード:開口測光、自動モード
※恒星の測光測定順は、B画像とG画像で同じにする必要がある

マカリでの測光結果


ここでの比較星はNGC7654 842を用い、その等級(g等級)はStellarium-Webの値(9.00等級)を用いた[12]。
上記より、2022-01-31では、カシオペヤ座新星は9.8等級と試算された。


カシオペヤ座新星(V1405 Cas)の色等級図
縦軸:g等級、横軸:色指数 b-g(g等級とb等級の差)
赤●:カシオペヤ座新星(V1405 Cas)
青●:測光に用いたカシオペヤ座の恒星


カシオペヤ座新星(V1405 Cas)の光度(観察結果)[14-19]

(3)まとめ
都内で撮影したFITS画像を用い、マカリでカシオペヤ座新星(V1405 Cas)の色等級図の作成を試みた。
また、これまで観察したカシオペヤ座新星の光度をグラフにプロットした。
昨年7月からカシオペヤ座新星の観察を継続してきたが、季節も進み、カシオペヤ座新星が建物の影に入るようになり、ベランダからの観察が難しくなってきた。
そこで、今回でカシオペヤ座新星の観察を一旦中断することにする。再開は、7月になりそうだ。

参考文献:
(1)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(2)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(3)鈴木文二・洞口俊博 編、あなたもできるデジカメ天文学 "マカリ"パーフェクト・マニュアル、発行所 恒星社恒星閣、2015年11月15日初版1刷発行、pp.60-63.
(4)FITS-Wikipedia
(5)測光 (天文)-Wikipedia
(6)等級 (天文)-Wikipedia
(7)色指数 (天文)-Wikipedia
(8)主系列星-Wikipedia
(9)ヘルツシュプルング・ラッセル図-Wikipedia
(10)gnuplot-Wikipedia
(11)gnuplot homepage
(12)Stellarium-Web
(13)カシオペヤ座V1405星-Wikipedia
(14)都内の星座(15)-goo blog
(15)都内の星座(22)-goo blog
(16)都内の星座(30)-goo blog
(17)都内の星座(45)-goo blog
(18)都内の星座(46)-goo blog
(19)カテゴリー 新星-KIMUKAZU blog
(20)特集 2021年3月~ カシオペヤ座の新星V1405 Cas-天体写真ギャラリー
(21)発見から6か月、増減光を繰り返すカシオペヤ座新星-AstroArts
(22)AAVSO-WebObs Search Results-V1405 Cas
(23)AAVSO-Showing 15,465 observations for V1405 Cas from 241 observers
コメント (2)
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MAK127SPとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(4)

2022-02-02 00:04:17 | 恒星
(1)MAK127SPとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影概要
 ・撮影対象
  リゲル[18]
  シリウス[19]
 ・機材
  望遠鏡:MAK127SP 1500mm F12[1-4]
  ファインダ:AstroStreet 8x50mm 90°正立像ファインダ
  イメージセンサ:Player One Neptune-C Ⅱ(SONY IMX464 1/1.8型 2712x1538 2.9μm)[5-7]
  フィルタ:Player One IR850nm 1.25″ IR-Pass Filter[8]
  架台:ポルタ経緯台
 ・画像処理
  パソコン:WindowsノートPC(Core i5 2.30GHz 、8GB、240GB-SSD)
  イメージキャプチャ:SharpCap4.0[9] 撮影時間:約30秒(1000フレーム)、aviファイル
  スタック処理:AS!3(AutoStakkert!3)[10] 取り込みフレームの品質上位50%をスタック
  Wavelet処理:RegiStax6[11-12] AS!3からの出力画像(tif)をWavelet処理
  後処理:ImageMagick[13] bmp→jpg変換、リサイズ処理、トリミング処理
  画像解析:マカリ[14-15] 対数表示機能、グラフ機能

(2)MAK127SPとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影結果

2022-01-29 20:38 リゲル
Neptune-C Ⅱ(IR850), MAK127SP 1500mm F12
Neptune-C Ⅱ, Gain 450, Exp. 33ms, WB(B=50 G=0 R=50), 1920x1080, RGB24, FrameCount=1000, Duration=33.349s
※リゲル部分をトリミング(640x480)


上記のRegiStax6出力(bmp)をマカリに読み込み、対数表示した画面例
※リゲルBが確認できる


マカリのグラフ機能(輝度分析)画面例
※リゲルAの中心から約27ピクセルの位置(離角:約10.8")にリゲルBの輝度のピークが確認できる


2022-01-29 21:33 シリウス
Neptune-C Ⅱ(IR850), MAK127SP 1500mm F12
Neptune-C Ⅱ, Gain 300, Exp. 33ms, WB(B=50 G=0 B=50), 1920x1080, RGB24, FrameCount=1000, Duration=33.348s
※シリウス部分をトリミング(640x480)


上記のRegiStax6出力(bmp)をマカリに読み込み、対数表示した画面例
※シリウスBは確認できなかった

・口径:127mm
・ドーズの分解能:0.91"
・イメージセンサ分解能:0.80"相当
(イメージセンサ画素ピッチ:2.9μm)

(3)まとめ
MAK127SPに、近赤外光フィルタIR850を装着したNeptune-C Ⅱを取り付けて、直焦点撮影を試みた。
都内の月のない薄雲のある星空の中で、リゲル、シリウスの近赤外光による撮影を試みた。
撮影した画像をマカリで分析した結果、リゲルBは確認できたが、シリウスBは確認することはできなかった。

参考文献:
(1)Maksutov Cassegrains
(2)マクストフカセグレン式望遠鏡-Wikipedia
(3)Sky-Watcher-Wikipedia
(4)Sky-Watcher Global Website
(5)Neptune-C II USB3.0 Color Camera (IMX464)
(6)SONY IMX464LQR
(7)Player One - Cameras and Astrophotography
(8)S-series IR850nm 1.25″ IR-Pass Filter
(9)SharpCap
(10)AUTOSTAKKERT!
(11)RegiStax6
(12)RegiStax-Wikipedia
(13)ImageMagick
(14)すばる画像解析ソフト-Makali`i-配布サイト
(15)マカリ:Makali`i 超入門編(マニュアル)
(16)今日のほしぞら
(17)Stellarium-Web
(18)リゲル-Wikipedia
(19)シリウス-Wikipedia
(20)連星-Wikipedia
(21)カテゴリー 恒星-KIMUKAZU blog
(22)MAK127SPとNeptune-C Ⅱを用いた直焦点撮影(3)-goo blog
(23)リゲル-天体写真ギャラリー
(24)二重星(Double Star)-阿南市科学センター/天文館 - 冬の二重星
(25)シリウスBにご注目 - 阿南市科学センター / 天文館 blog
(26)Sirius B-西はりま天文台
(27)シリウスの伴星Bを観測するチャンス到来!-EYEBELL
(28)シリウスの伴星 観測好機-おさのフォト日記
(29)観察報告の集計-シリウスBチャレンジ
(30)恒星-NAOJ
コメント (2)
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