
7月14日広島市植物公園撮影
アジアは、東西、南北それぞれ約8000kmにも及ぶ広大な地域で、大陸部と島嶼部に分けられます。
大陸部
アジアでも、ランが最も多いのは霧がかかる山地帯です。
モンスーン気候で雨が降るのは夏の間だけで、雨が少ない冬は乾期になります。
島嶼部
赤道に近いマレー半島、フィリピン、ボルネオ、インドネシアの島々は典型的熱帯雨林が形成されています。
しかし、高温で毎日スコールがある低地ではランも含め着生植物は必ずしも多くありません。
霧が発生して蘇苔林が発生する2000m前後の山地帯では、着生植物が急激にふえ、ランも多くの種が分布、自生してます。
貯水器官であるバルブや肉厚の葉などを持たないランは殆どありません
いずれもバルブや肥厚した茎、肉厚の葉はを持ち、雨期に成長し、乾期には休眠するランです
ランの原種 パンダセルレア ヒマラヤ地方

ランの原種 デンドロビウム クリセウム ヒマラヤ、タイ地方

ランの原種 サルコフィトン バキフィルム ルソン、フィリピン地方

デンドロビウム サンデラエ ボルネオ、フィリピン地方
