「コンビに受診」 親の心境は複雑 (中国新聞くらし欄から)
小児科医が不足する中、「コンビに受診」などで小児救急に軽症者があふれて医療現場が疲弊していると聞き、親として肩身の狭い思いをしている。
周りの親たちも「どうすればいいか分からず小児救急を受診してしまった」「救急車を呼んでしまった」など小児科救急の利用に迷いや後ろめたさを感じている。
でも、子どもの具合が悪くなったとき、親はものすごく不安になる。看護師の私も親になってよく分かった。
あせもや湿疹でも、看護師として「このくらい大丈夫」と冷静に考えるが、わが子となると「どうしたらいいのか」とあれこれ試行錯誤して心配になる。熱が出たり、ぐったりするとなおさらだ。
そこで、少しでも不安が減るようにと、今は周りのお母さんと一緒に家庭でのケアについて、「こんな時どうする?」「私はこうしたよ」と情報を共有する場を作ろうとしている。そうすれば、夜間病院へ行かなくてもすむケースが増えるかも知れない。
ただ、それでも心配なら、結果が軽症だったとしても受診するしかない。子どもの病気は急に悪化することもあるから怖い。これからも必要な時に小児救急を利用できる環境にあればと思う。親たちは不安なのだ。(広島県府中市・看護師・31歳)
今日の写真 広島また一段と複雑になった橋 前に出したことがあります今回広島高速2号線が開通 高速2号線 広島大橋、海田大橋(近くの黄金山から撮りました)。
小児科医が不足する中、「コンビに受診」などで小児救急に軽症者があふれて医療現場が疲弊していると聞き、親として肩身の狭い思いをしている。
周りの親たちも「どうすればいいか分からず小児救急を受診してしまった」「救急車を呼んでしまった」など小児科救急の利用に迷いや後ろめたさを感じている。
でも、子どもの具合が悪くなったとき、親はものすごく不安になる。看護師の私も親になってよく分かった。
あせもや湿疹でも、看護師として「このくらい大丈夫」と冷静に考えるが、わが子となると「どうしたらいいのか」とあれこれ試行錯誤して心配になる。熱が出たり、ぐったりするとなおさらだ。
そこで、少しでも不安が減るようにと、今は周りのお母さんと一緒に家庭でのケアについて、「こんな時どうする?」「私はこうしたよ」と情報を共有する場を作ろうとしている。そうすれば、夜間病院へ行かなくてもすむケースが増えるかも知れない。
ただ、それでも心配なら、結果が軽症だったとしても受診するしかない。子どもの病気は急に悪化することもあるから怖い。これからも必要な時に小児救急を利用できる環境にあればと思う。親たちは不安なのだ。(広島県府中市・看護師・31歳)
今日の写真 広島また一段と複雑になった橋 前に出したことがあります今回広島高速2号線が開通 高速2号線 広島大橋、海田大橋(近くの黄金山から撮りました)。