ウルトラマンデッカー
第16話「君は君のままで」では、カナタが精神的に成長を見せ、また、カナタ、リュウモン、イチカのチームとしての信頼関係がグッと強まる内容になっていましたね。
突然、その姿を現したスピニー。小さい体に見合って、その動きは機敏で、動きが先読みがしづらい。現実でも、猿や鹿に、警察官や猟友会の人々が翻弄される訳だから、それよりも小さくて、速く動けるスピニーを捕まえられないTPUの人々を嗤っちゃいけないよな。
一方、アガムスに言われた言葉が、心に突き刺さってしまっているのか、動きに精彩を欠いてしまっているカナタ。悩むよりも先に動く、そういう単純な性格である分、アガムスに向けられた歪んだ憎悪に対し、かなりショックを受けてしまったんだろう。普段であれば、臆せず、スピニーに飛び掛かって捕まえるくらいのファインプレーは見せていただろうに。
そんなカナタに対し、リュウモンは厳しい言葉をぶつける。ただ、これは、リュウモンなりの思いやりなんだろう。言い方が不器用だからこそ、却って、カナタを心配しているのが伝わってきた。自分が悪くなく、なおかつ、デカすぎる先の憂いを抱えて、自分らしく動けないのはカッコ悪い、と気付けたカナタは、ついに本調子を取り戻す。
ウルトラセブンをも苦しめたパンドンに対しても、ウルトラデュアルソードとデッカーシールドカリバーで剣と盾、そして、二刀流で立ち向かい、雄々しく撃破。三人のサムズアップには、結構、グッと来た人も多いのでは? しかし、一難去ってまた一難とは、よく言ったもんで、今度は隊長さんがピンチ?
暴太郎戦隊ドンブラザーズ
ドン38話「ちんぷんかんぷんクッキング」は、待ってました、料理回的なストーリ展開で、終始、笑わせてもらいました・・・いや、ラストだけは、ゾッと来ちゃったけども。このタイミングで、彼女が戻って来るって・・・うわっ
やっと、翼さんは逃亡者生活にピリオドを打てた、と思ったけど、犬の獣人がやらかしてくれたおかげで、またしても、指名手配に。しかし、またしても、報奨金が100万円か。確かに、翼さんに化けた犬の獣人は、結構な大暴れをしたけど、そこまで高額になるか!? フィクションだからってのは判っちゃいるが、どうにも、ツッコみたくなるな。
まぁ、その辺りはさておき、雉野さんが皆に奢る流れになり、ドンブラザーズたちは高級レストランに。しかし、戦闘時は、かなりハイレベルなコンビネーションに達している面々だけど、プライベートになると、どうにも、まだ、口論を始めちゃう。ま、それも仲がいい証拠か。そんな流れで、翼さんは、そこのレストランの天才シェフと、ガチンコ料理対決する事に。
お互いに、得意のオムレツでぶつかる事にしたため、当然、大事になってくるのが卵。それをゲットすべく動いたのが、猿原さんと雉野さん。しかし、そこに、ソノイまで絡んでくるとは。卵屋の御主人に一喝され、オール土下座する姿はヒーローかつ敵幹部とは思えぬ情けなさだった。
まぁ、料理勝負自体は、審査員を引き受けた美食家のオバはんが、電子鬼になっちゃったことで白黒が付かなかったけど、異世界で料理人としての誇りが何たるか、を自覚した事で円満解決したので良しとしよう。にしたって、どう考えたって、ヤバそうな異世界の果実・・・まぁ、どう見ても、ヘルヘイムの果実だけど、それを調理して食わせちゃいますか、翼さん。
仮面ライダーギーツ
12話「謀略Ⅲ:スロット★フィーバー」は、景和・タイクーン推しの私としちゃ、かなり、大興奮できたストーリー展開でした。脚本家の高橋さん、ありがとうございますッッ
前回、脱落した事で、ライダーとして戦っていた記憶と一緒に、「世界平和」を望んでいた心も失っていた事で、性格に変化が起きていた景和。しかし、今回、全力で勝ち抜くために戦うギーツ、若い自分達を救うべく老体に鞭打って、ジャマトに立ち向かったケイロウ、そして、ピンチの姉を救うために小さな体でガッツを見せてくれた弟くんのおかげで、景和の心には勇気が戻った。その兆しに対し、英寿は自身のIDコアを触らせ、景和に記憶を取り戻させます。
自分がライダーに戻れば、今、皆を救える、と景和はゲームマスターに訴えかけます。そこに、英寿もフォローを入れて来た事で、ギロリも妥協案を出します。それは、ケイロウが参加資格を譲れば、というもの。既に、自分の限界を悟っているケイロウが断る理由はなく、景和に快く譲渡してくれました。そして、ついに、景和はタイクーンに再変身。ここで、マグナムとニンジャのバックルを手に入れられるあたり、ほんと、彼の運は凄い。
英寿の方も、心強いライバルが戻ってきた事で、やる気スイッチが入ったようで、暗号解読に更に熱が入ってました。何が何でも、ギーツを脱落させたいウィンたちの妨害も何のその。ウィンがこっそり施していた妨害も訳なく突破します。自分達は、ゲームマスターの駒じゃない、と決意表明をかまし、全員がフィーバースロットを装填。最初こそ、相性の良くないバックルを出してしまい、ピンチになってしまいますが、諦めず、再チャレンジした時、自分と相性が最高に良いバックルを出しました。同じバックルを揃える事により、その能力は更に強化される仕様なんですね、このフィーバースロットは。
ジャマトライダーもベルトをぶっ壊す事で撃破し、暗号もジャマト語と対応させる事で見事に解読。一同は、見事、迷宮からの脱出に成功しました。ケイロウの脱落で、景和は必ず、犠牲になった人々を蘇らせてみせる、と決意を新たにしてましたね。果たして、今回のゲーム、勝つのは誰になりますかね。デザイアグランプリの運営も、何やら、内部がゴタついてきてるようですし、良い感じの荒れを見せてくれそうです。
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