『黒狗』の小屋

毎週、(金)に特撮作品の感想、(日)に漫画の感想を書いてます。

三大特撮感想(2023/4/9分)

2023-04-14 21:20:14 | 日記

ウルトラマンニュージェネレーションスターズ

第6話「トリガーの危機!~黄金の脅威~」では、ウルトラマントリガーが自分の得た最強の力と向き合う姿が描かれていました。

最初から、強いウルトラマンなんかいなくて、誰も彼も、こうやって、壁にぶつかって、それに真正面から立ち向かい、時に、仲間に背中を押されながら、ぶっ壊して、前に進んできたんだな、と感じます。

エタニティコアの力は、トリガーに凄まじいパワーアップを齎すも、制御が効かず、彼自身の肉体にダメージが及んでしまう。じっくりと時間をかけ、力を馴染ませていく事が出来れば、それに越した事はないのだが、残念ながら、敵は更に強くなっていっているゆえに、ケンゴは否応なく、エタニティコアの力を使わねばならない。

エタニティコアのエネルギーがピーキーなのは事実なんですけど、ぶっちゃけ、ケンゴがその力を自分のモノに出来ないのは、ゴチャゴチャ考え過ぎっつーか、誰かを守りたい、皆を笑顔にしたいって言う願いが先行し過ぎて、自分の事を蔑ろにしているからだよな、今回、そう、改めて思いました。ケンゴの想い自体は間違っちゃいないんですよ。でも、ケンゴが無茶をすれば、彼を心配する誰かの笑顔は曇るって事を、ケンゴは視野が狭まっている所為で、視えなくなってます。それじゃ、いつまで経っても、エタニティコアの力を暴走させてしまうわな。自分の命を軽く見る奴に、誰が守れる?

エタニティコアの力を欲し、地球に降り立ったアブソリューティアン。脳筋キャラ感丸出しのディアボロの圧倒的な強さに窮地へ追い込まれてしまうトリガーを、間一髪のところで救ったのが、ウルトラマンリブット。物腰柔らかな性格に適した戦闘スタイルを確立させている、確かな強者です。素人目線ですが、力の流し方、技の捌き方が、凄く上手いんですよね。自分のパワー不足を、敵の攻撃を無駄なくいなす事で補って、相手へ痛烈な一撃を確実に当て、ダメージを蓄積せ、それによって、相手から冷静さも削いでいき、勝機を確実に引き寄せていく感じです。そんな戦い方が出来るリブットから、トリガー、ケンゴは何を学んだのか、次回、それが明らかになります。

 

王様戦隊キングオージャー

第6話「王子の帰還」は、改めて、この『王様戦隊キングオージャー』の凄さを痛感しました。ついにギラ、ヤンマ、ラン、カグラギ、そして、リタの5人が揃った前回のインパクトを、軽々と凌駕してきましたね。きっと、私だけじゃないでしょうが、この『王様戦隊キングオージャー』がトップ5の人気作になっても、ちっとも驚きませんね。

徹底的に公正かつ中立なリタが、ギラに下した判決は無罪。自分が王族であった、それに対する驚きは飲み込み、ギラはすぐさま、シュゴッドへ向かいます。そんなギラを真っ先に笑顔で迎え、無事を喜んでくれたのは、コガネとブーンだったわけですが、ギラはすぐに、民衆に囲まれ、胴上げされてしまいました。何故か、民衆たちはギラが王子である、と知っていました。これまで、ラクレスに弟がいた、なんて誰も知らなかったはずなのに。恐らく、ラクレスが、あえて、ギラの正体を民衆に知らせたんでしょうね・・・自分の目的を達成するために。

城に向かうギラの前に立つのは、ヤンマ。彼が警戒しているのは、ギラの持つ、シュゴットと心を交わし、共に戦える力。それが、バグナラクに利用されたら、冗談抜きで、チキューの危機である。だが、ギラはバグナラクに付く気はないし、当然、ラクレスと共に戦う気もない。ギラの我が道を突き進むスタンスを知り、どこか安心したように笑うヤンマは、彼と共に歩き出します。ギラの仲間にはならない、と頑なに言っている割に、自然と相棒感が出て来てますね。

自分を胡散臭い笑顔で迎えてきたラクレスへ、何の躊躇いもなく斬りかかったギラを止めたのは、一応はラクレスの味方をしているカグラギと、常時中立派であるリタ。民を道具扱いし、他国を支配し、頂点に立つ事しか頭にないラクレスは、いきなり、五王国同盟を破棄し、「ンコソパ」、「イシャバーナ」、「トウフ」、「ゴッカン」は「シュゴッダム」の下に付け、と圧をかけてきました。しかも、このタイミングで、バグナラクが巨大な怪ジームを内包し、また、爆弾でもある繭を設置。すぐさま、ヤンマたちはシュゴッドで戦おうとしますが、何故か、反応しない。さすが、と褒めるべきなのか、ラクレスはヤンマたちから戦う力を奪っていましたね。しかし、そこで動けたのが、ギラ。けれど、ギラでもキングオージャーが呼べず、ゴッドクワガタが単身で巨大サナギムと応戦しますが、劣勢に追い込まれてしまいます。

そんな中、カグラギがカメジムから奪い取っていたゴッドスコーピオンのゴッドソウルを、ギラは手にします。あくまで、これは、私の見た感じですが、カグラギはわざと、ギラが奪いやすいように、ラクレスへ渡そうとしていましたね。ラクレスの口車に乗った民衆から敵意を向けられようと、大事なモノが視えているギラは、あえて、邪悪の王として振る舞い、ゴッドスコーピオンを召喚。巨大サナギムを、あっという間に倒します。ですが、そこで、まさかの展開が、何故か、キングオージャーが出現し、巨大繭を空へ投げ飛ばし、爆発の危機からシュゴッダムを救います。それだけならまだ驚きませんが、ここで、ゴッドスコーピオンがいきなり、キングオージャーを攻撃。分離したキングオージャーの核となっていたのは、ゴッドクワガタに似ていましたが、明らかに別物で、しかも、それはラクレスの意思で動いているようでした。野心を剥き出しにしたラクレスが、次に、どんな一手を打ってくるのか、ドキドキしますね。

 

仮面ライダーギーツ

30話「慟哭Ⅵ:手紙の中の王子様」は、かなりヘビーな内容でしたが、その分、弥音の精神的な強さと成長、そして、キューンとの絆が強まった事に胸を震わせられるストーリー展開になっていました。『王様戦隊キングオージャー』第6話に決して負けていなかった、一ファンとして、そう力強く断言したいです。

自分たちの勝ちを揺るぎないモノにするため、と言うより、単に相手をいたぶって、不幸のどん底に叩き落とす事で、自分が楽しみたい、それだけのために、弥音が父の願いによって生み出された、人ではない存在、愛娘の紛い物、と事実を晒したベロバ。私個人としては、勝つ為にどんな手でも使うってのは大事だと思ってます。多少、汚い手を使ってでも勝とうとするってのは、結構な覚悟を要する事ですから。ベロバのこれは卑怯を通り越して、下衆すぎるな、とは思いますが、勝てば何も言われません。だけど、勝つという結果が第一であり、過程や方法などどうでもいい、と仰った悪のカリスマであっても、最期は、最高に怒りで滾っていた不良が繰り出した正義の一撃で、粉々になったんですよね。

自分が、父とも母とも血が繋がっていない、本当に作り物である事を知ってしまった弥音は、ズタボロの心のまま、それまで住んでいた屋敷を出ていきます。もう、この時点で、かなり辛い訳ですが、ほんと、子供は「?」だったでしょうね。まぁ、そこはさておき、オーディエンスからも酷い罵倒を浴びせられた弥音をまだ、思っている者はいます。英寿、景和は言わずもがなですが、彼ら以上に心を痛めていたのが、弥音のサポーターであるキューンです。

けれど、手紙を書けば優しい言葉を弥音をかけられるのに、いざ、対面すると、本心とは裏腹のキツい言葉をぶつけてしまうキューン。どうして、自分でも、そんな風になってしまうのか、己の心を見つめられないキューンは、傷心の弥音の元へ駆けつける事が出来ません。そんなヘタレイケメンなキューンに苛立ちを露わにし、同時に、強烈な発破をかけてくれたのが、ある意味、弥音と同じで、普通の人間ではない英寿。何もするつもりが無いなら、自分の時代に帰れ、は中々に痛烈でしたが、これでショックをキューンが受けるのは、彼が弥音の為に何かをしたい、と本気で思っている証拠。

戦意など出せぬ状態で、最終戦に半ば強引に出る羽目になったナーゴは、やはり、まともに戦う事が出来ず、一方的に攻撃を受けてしまいます。ついに、心が折れてしまいそうになります。その刹那に、戦いの場へ飛び込んできたのは、キューン。最初こそ、弥音を想ってか、優しい言葉を綴った手紙を読んでいたキューンでしたけど、最後は、そんな手紙を破り捨て、自分の心が言いたい言葉を弥音に言い放ちました。確かに、自分は作られた存在かも知れない。だけど、鞍馬弥音として、本当の愛が欲しい、そんな自分の願いを叶える為に戦ってきた日々は、決して、嘘じゃない。自分の運命と真っ向から戦う覚悟が出来たナーゴは、キューンと共に、見事、ダンクルオステウスジャマトを倒し、最終戦を引き分けに持ち込みました。ラストでは、英寿の実母・ミツメに関する秘密も明らかになりましたし、これからの展開が、ますます、楽しみですね。

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今日の出来事(12-4-8)

2023-04-09 19:28:23 | 日記

LO(2023・5)一言感想

少年少女たちの夏 水無月十三

今、こうやって、真っ裸で泳げる場所が残ってるんですかね。

今月のわんこ。 うさくん

緩い絵柄が、フェチのキレっぷりを際立たせてるなぁ・・・

Tiny Tina 東山翔

男の子が誘惑に勝てなかったのは仕方ないにしろ、とんでもない性欲の怪物を目覚めさせちまったもんだ。

独蛾 第3話 月吉ヒロキ

どっちなんだろうな、こういう痴漢モノを読んで満足するから犯罪に走らない奴がいるのか、読んでムラムラしてしまったから痴漢行為に及んじゃうバカがいるのか。

旗を持たねば みなすきぽぷり

あくまで、私個人の意見なのではあるが、こういう一線を越えたゲスは、公開処刑で車裂きにすべきだ、と思っている。

ウラアカ きんく

この先輩は都合の良い生オナホを見つけたつもりでいるんだろうが、きっと、勃起しなくなるまで搾り取られちまうんだろうな、このヒロインに。

ロリな恋人 黒本君

ロリコン自体は決して悪くないが、現実で、教え子に手を出し、チ〇コを挿入した教師は、やっぱり、4スべきじゃなかろうか。

雨宿り 宮野木シジ

世の中、そんな美味しい話なんてないんだよ。

花子と太郎の夏休み 町田ひろく

この絵柄は、どうにも苦手だ。

6月12日(土) さらだ

そのへんのオタクと三万円でセックスした事を、この女の子が後悔する日が来るのかねぇ・・・来ないだろうな。

ろりともだち クジラックス

衝撃的な作品ってのは、これの事なんだろうな。

ふたりかけごはん 大塚麗夏

また、大塚先生のロリ漫画がLOで読みたくなっちまった。

頼子 宮内由香

落として割ってしまった卵は、もう二度と、元の形には戻りはしない。

センセイの密教室 朝木貴行

生意気な女の子が大人を揶揄ったら、どんな目に遭うか、体に教えるのも大人の仕事か?

お菓子な子 Noise

ちょっとアホが入っているヒロインってのは、どうして、こうも可愛らしいんですかね。

なかまでぽかぽか mizu

銭湯×アナル系で、これを超える作品ってのは、なかなか現出しねぇもんだ。

ソラを渡る円環 雨がっぱ少女群

幼気な女の子を騙すようなクズには、間違いなく、天罰が下るもんさ。

 

今週の食事

4月3日(月)

朝食

バケット(イチゴジャム)、トマトジュース

昼食

おにぎり(梅紫蘇若布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

カレーライス、烏龍茶

 

4月4日(火)

朝食

バケット(イチゴジャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(紫蘇昆布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

カレーライス、烏龍茶

 

4月5日(水)

朝食

バケット(イチゴジャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(鮭若布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

カレーライス、紅茶(無糖)

 

4月6日(木)

朝食

バケット(イチゴジャム)、ピーチティー

昼食

おにぎり(梅紫蘇若布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

カレーライス、紅茶(無糖)

 

4月7日(金)

朝食

バケット(イチゴジャム)、ピーチティー

昼食

おにぎり(ふりかけ・おかか、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

カレーライス、バケット(カレーのルー)、烏龍茶

 

4月8日(土)

朝食

おろし滑子御飯、烏龍茶

昼食

紅茶とリンゴのミニバケット、オレンジジュース

夕食

カレーライス、烏龍茶

 

4月9日(日)

朝食

紅茶とリンゴのミニバケット(イチゴジャム)、オレンジジュース

昼食

ぶっかけきしめん(滑子おろしめんつゆ)、烏龍茶

間食

抹茶金時豆蒸しパン、烏龍茶

夕食

カレーライス(カキフライ)、烏龍茶

 

今日、読んだ本

著者 : 雷句誠
クラーケンコミックス
発売日 : 2022-09-16

私の青春を激熱にしてくれた最高の漫画は、実に数多い。

その一つが、金色の輝きを増しに増して、今、帰還してくれたのだから、テンションを高くしない、なんて、土台、無理な話であろう。ほんと、冗談抜きで、「イヤッフーーーーーー」と叫びたいくらい。

人それぞれだろうが、一昔前に流行した漫画を、作者本人や、そのスピリットを受け継いだ後輩漫画家が、新たな形に生まれ変わらせ、世に出すってパターン、私はアリである。むしろ、大歓迎。もちろん、クオリティにもよるけど。

ただ、『ドラゴンボール超』や『BORUTO』などの名作とは違う歓喜が、この『金色のガッシュ!! 2』にはある。それは、きっと、私の中で、『金色のガッシュ』が『ドラゴンボール』や『NARUTO』よりも、“好き”が強い作品だからだろう。

雷句先生は、まぁ、色々とあった。その色々が、今の雷句先生を作り、この『金色のガッシュ!! 2』を面白くしている、とファンなら感じ取ったんじゃないか。作中で、清磨とガッシュが正しく成長しているように、雷句先生もまた、人間的に大きくなっていた。

師匠である藤田和日郎先生から、藤田イズムを継承し、それを守った作品を書き続けながら、自分だけの色を模索し続け、ついに、自分のスタイルを確立するに到った、雷句先生は。

その努力が、これでもかってくらい、凝縮されており、『金色のガッシュ』よりも、遥かに強いパワーで、私らファンをぶん殴ってくれる、この『金色のガッシュ!! 2』は。

この荒々しい線で構築された絵が嫌いって人もいるらしいが、ハイテンションかつフルスピード、そして、血沸き肉躍るストーリーの激しさを支えるとなると、これくらい、濃厚な絵柄じゃなきゃ耐えられないのだ。しかも、清磨とガッシュが、以前よりも強さを増しているのだから、尚更に絵の圧は高くなっている。

清磨とガッシュ、先の激しい戦いの中で、魂の奥底の部分で結ばれた絆。それが、謎多き、新たな敵の強さに追い込まれ、傷付けられ、痛めつけられようとも、諦めずに立ち向かい、勝つ為の正しい行動を選ばせ、そして、絶望を吹っ飛ばす。

また一つ、続刊が待ち遠しくなる作品に出逢えた事が、実に嬉しい。ほんと、私は救いようのない漫画読みなんだなぁ。けど、これが私だ。

 

この台詞を引用に選んだのは、これこそが、『金色のガッシュ』だからだ。

名言ではないだろう、とは自分でも思う。

だが、この(1)で最高のインパクトを生んでいたのは、間違いなく、これだ。

ここぞってタイミングで、フルカラーをブッ込んできてくれているのが、もう、実に嬉しい。

このシーンがフルカラーじゃなかったら、魅力は半減していたに違いない。

「第一の術・・・ザケル!!!」(by高嶺清磨)

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三大特撮感想(2023/4/2分)

2023-04-07 19:57:44 | 日記

ウルトラマンニュージェネレーションスターズ

第5話「立ち上がれゼット!~最後の勇者~」は、ウルトラマンゼットの戦いを振り返る上で、ストレイジと同じくらい外してはいけない、ウルトラマンエースとの絆が描かれていましたね。

前回、ポンコツっぷりを晒してしまったからこそ、余計に焦りながら、自分の戦いを思い出すゼットの脳裏にフッと過ったのが、ウルトラマンエースの姿。ほんと、恥ずかしい話だけど、私は、ウルトラマンエースの息子がゼットだ、と勘違いしていた口なんですよね。蓋を開いてみたら、名付け親ってのが真相だったわけですが。

大喰らい系怪獣の代表格っぽいベムスターが、ガチでビビって逃げるほど、ヤバい空気を出しているんですね、超獣ってのは。ここで解かるのが、ベムスターの強さでしょうかね。戦闘力が高いってのも大事ですけど、自分が敵わないって事を冷静に判断して、時には、恥をかくのも気にしないで全力の逃げを図るってのが、一番、必要なのかもしれません。

ヤプールの怨念が凝り固まって、その強さがより際立っているバラバに苦戦を強いられてしまうゼット。そんなゼットの窮地に駆け付け、共闘し、撃破したのが、ウルトラマンエースでした。ウルトラマンへの愛が浅い人の中には、昭和ウルトラマンは古臭い、平成ウルトラマンより弱いって言う人もいるらしいですが、そんな事はないと思いますね。撮影技術の差で、確かに、戦闘シーンに派手さは無いかもしれませんけど、昭和ウルトラマンの強さは本物だ、と私は思いますね。何せ、戦闘の経験値が根本的に違う。多くの敵と戦い、勝ってきたからこそ、敵の攻撃に冷静に対処が出来て、相手へ効く攻撃を次々と繰り出す事が出来る。引き出しの多さ、それは強味。

そんなウルトラマンエースに、戦いに終止符を打てる勇者と成れ、そんな希望と期待を託されているウルトラマンゼットの、これからの成長が、本当に楽しみですね。ちょっとポンコツなトコもあるけど、彼はやる時はやれる漢ですから。ハルキもいるから、きっと、大丈夫でしょう・・・まぁ、ハルキはハルキで、心配なトコもあるにしろ。

 

王様戦隊キングオージャー

第5話「冬の王来たる」は、もう、そりゃ、大興奮でしたね。前回からの引きが実に上手く、この一週間、どうなっちゃうんだろうなぁ、と凄く気になっていました。30超えてる男が、一週間、そのワクワクで仕事を乗り切るなんてダメだぞ、って人もいるでしょうが、人それぞれだろ、と返したいですね。

もちろん、ストーリーの焦点が、リタに当たっていたのも、ワクワクしていた理由です。いや、思っていた以上に、濃ゆいキャラでしたね、リタ。見た目はクールキャラで、頭が固そう。それも間違いじゃないんでしょうが、実際のとこ、可愛いモノが大好きで、結構、ファンキーなトコもあるようです。何より、公正さを、何が何でも貫く、例え、自分が国民に恨まれようと、他国の王から脅されようと、自分の眼で真実を見極め、足で情報を集め、頭で正しい答えを出し、そして、常に中立の立場から揺るがぬ判決を下せる強さを持っていました。そこを、ギラは、しっかりと感じ取っていましたね。

そんなギラの出自が、このタイミングで明らかになったってのも、ビックリでした。王道のど真ん中を行ってますね、ほんと、この『王様戦隊キングオージャー』は!! これまで、ちょいちょい、ギラの行動にそれらしいトコはありましたけど、本当に、王族だったか。しかも、ラクレスの弟?! 性格が歪んだ兄と、真っ直ぐな弟が、ぶつかるって展開も、実に王道ど真ん中。

ここで気になってくるのが、どうして、ギラは自分が王族である事を知らなかったのか、城下で暮らしていたのか、だな。知らなかったのか、隠していたのか、もしくは、記憶を消されて、ラクレスによって追放されていたのか。色々と考えられる。そうなると、ラクレスの性格が、あぁも歪んだのか、そこも気になる。本性を隠していたのか。もしくは、何かがあって、ギラを疎ましく感じるようになったのか。自分が王になるために、ギラが邪魔、と感じる理由・・・一番、有り得るのは、母親か? ラクレスの母親は側妃で、ギラの母が正妃だったから、ラクレスは王座継承権がギラより低かったのかも。それか、バグナラクが、ラクレスの性格を洗脳で歪めたってパターンもあり得る。

裁判シーンも激熱でしたが、やはり、戦闘シーンは格別でしたね。五人揃っての同時変身、戦闘、そして、キングオージャーvsジゴワーム。シュゴッドに五人が搭乗して、操作している状態だと、色んな意味で、とんでもない事になるんですね。一か所に集まっている訳じゃなく、それぞれのシュゴッドに搭乗しているから、各々が好き勝手に戦おうとすると、あぁなるのね。けど、気持ちが一つになると、凄まじいパワーが出る。面倒っちゃ面倒ですけど、だからこその強さがある。そして、その戦いが終わったのも束の間、奪われていた事が判明するゴッドスコーピオンのソウル。ますます、目が離せませんな!! よし、来週まで頑張れる。

 

仮面ライダーギーツ

29話「慟哭Ⅴ:サプライズ! 闘牛ゲーム♡」、思っていた以上に、激重鬱展開で、ギョッとしました。ほんと、これまた、今更感がありますけど、子供たちを置き去りにしているなぁ、全力で。まぁ、もう、ぶっちゃけ、ここ最近の特撮は大人が楽しめるモノになっているし、これはこれでいいのか。

いや、それにしたって、この展開っつーか、真相はマヂか、って感じでしたね。腑に落ちるトコもあったにはありました、もちろん。けど、まさか、弥音が、父の願いによって生み出された存在とは予想してませんでした。いるのか、これを予想できていた人?

私はてっきり、父親が子供が出来ずに悩んでいる妻の為に、デザイアグランプリを勝ち抜いて、妻が子供を埋める世界を望んだのか、と思ってました。今回も、途中までは、殺されてしまった実の娘を蘇らせたのか、とベロパが明らかにするまで勘違いしてました。勝つ為っつーより、自分が楽しい思いをするために、ここまでやるペロパ、ほんと、良い性格しとる。絶対、碌な死に方しねぇな。

それが、まさか、父親が、自分の理想の娘がいる世界を、スポンサーになる条件を飲んで実現させていたとは。ここで疑問に思えるのが、どうして、娘を復活させなかったのか、あと、あの毒母は弥音が実に娘でない事を知っているのか。母親の方は、記憶が改変されているからこそ、あそこまで、弥音が自分勝手な行動を繰り返し、また、戦いに参加している事に激昂していたのか?

真相を知ってしまった弥音の精神状況が、本当に心配ですね。けど、月並みな言い方ですけど、こういう精神的に追い詰められた時にこそ、ヒーローの本当の強さが計られますよね。確かに、キツイ。でも、弥音には、彼女のあるがままを受け入れてくれる仲間がいます。実際、ギーツは、かなり、ガチギレしてました。景和もきっと、この非道な行いには、我を忘れるほど怒りを露わにするでしょうし、道長も自分のやり方に水を差された事もあって、かなり、不快感を剥き出しにしてました。絶望のどん底に叩き落とされてしまった弥音が、どう復活し、この戦いに勝つのか、実に気になります。

 

 

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今日の出来事(12-4-2)

2023-04-02 19:20:16 | 日記

Comicアンスリウム(2023・4)一言感想

明月照心 腐蝕

男として張らなきゃいけない意地はあるっちゃあるけど、カッコつけない方が良い時は、まぁ、ある。

ホンキみせてよ チキン

好い女を自分の方に振り向かせたくて、ブラックアウトするまで本気を出せる男は、理屈抜きでカッコイイ。

ギャル友×トライアル タイガー

自分だけの彼女でいて欲しいなら、相応の努力をし続けなきゃな。

えちえち成長記録3 丸居まる

このクラスメイトくんとおじさんが会った時、どういう反応になるのか、気になるな。

微笑みテンプテーション 夢見てぇる

薬も過ぎれば毒となる、けど、それが頭じゃ解っていても逃れられないのが、人の愛すべき愚かさよ。

おしかけドルチェ④ ももずみ純

男をしっかりと見せたな、倫久。

清純とサディスティック 上家

うーん、ツラい。

妻のダイエットを手伝う話 azegami

旦那さんの体力が尽きるのが先か、奥さんが痩せるのが先か、それとも、お腹が膨らんじゃうのが先か、どれだろうな。

うちの勇者さまは無口(7) かいづか

賢者の割に、やる事が、何か、おバカちゃんなんだよな。

正直リップ スナメリ

まぁ、最初がコレだと、男からすると、妙な遠慮をしちまうかもな。

旦那の前で受精します 板場広し

ここまで、どストレートにネタバレかましとるタイトルも、そうお目にかからんな。

眩しすぎて見えない 宮社惣恭

ゴチャゴチャ言う人もいるかもだが、目の見えない女性だって、人を好きになるし、セックスしたいんだから、エロ漫画のヒロインになってもいいじゃないか。

脆弱性アイデンティティ べってぃ

この絶望のどん底から立ち上がって、這い上がって、前に進め、そして、キャンバスに立ち向かう事が出来るのであれば、きっと、コイツは良い絵を描ける。

Butt Slap! 咳寝はじめ

まぁ、ここまでしちゃって、この子に惚れられたんだから、男として一皮剥けなきゃ恥ずかしいぞ。

vsやべー女 山本善々

同僚に厄ネタを押し付けた加藤さんを、誰も卑怯者とは罵れんな。

ごぼうび みずやん

こんな最高なご褒美があったら、男は絶対に限界突破するわ。

ぱらのいあけ~じ その112 クール教信者

ここ最近、落書き系もエロいな、と思えるようになってきた。

ガールズドーン!(58) 山本AHIRU

機械ですら理解し、敵意を剥き出しにする、飛切の度を越したクズっぷりよ。

 

今週の食事

3月27日(月)

朝食

バケット(オレンジマーマレード)、トマトジュース

昼食

御飯(鰹昆布)、コロッケ(トンカツソース、ケチャップ)、レンチンモヤシ(味付け海苔・麺つゆ)、烏龍茶

間食

芋けんぴ、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚こま、キャベツ、モヤシ・麻婆もやしの素)、中華スープ(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

3月28日(火)

朝食

バケット(オレンジマーマレード)、トマトジュース

昼食

おにぎり(紫蘇昆布御飯×2)、烏龍茶

夕食

ぶっかけ素麺(豚こま、エノキ茸、野菜の掻き揚げ・おろしめんつゆ)、烏龍茶

 

3月29日(水)

朝食

バケット(イチゴジャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(おかか午房御飯×2)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(豚こま、エノキ茸、キャベツ・鰹昆布)、中華スープ(刻み揚げ)、烏龍茶

 

3月30日(木)

朝食

バケット(イチゴジャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(鰹昆布×2)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(鶏皮、キャベツ、ブナシメジ茸、青梗菜・野菜炒めのたれ)、中華スープ(じゃが芋)、烏龍茶

 

3月31日(金)

朝食

バケット(イチゴジャム)、紅茶(無糖)

昼食

おにぎり(胡麻若布御飯、鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(鶏皮、キャベツ、エノキ茸、青梗菜・四川麻婆豆腐の素)、中華スープ(じゃが芋)、烏龍茶

 

4月1日(土)

朝食

バケット(イチゴジャム)、トマトジュース

昼食

おにぎり(ちりめん山椒御飯、鰹昆布)、烏龍茶

間食

おにぎり(鰹昆布)、烏龍茶

夕食

肉野菜炒め丼(鶏ささみ、鶏砂肝、キャベツ・麻婆茄子の素)、中華スープ(若布、輪麩、赤海苔、葱)、烏龍茶

 

4月2日(日)

朝食

煮餅×5(砂糖醤油、味付け海苔)、烏龍茶

昼食

豚まん、烏龍茶

カンパーニュ(イチゴジャム)、林檎と紅茶のミニバケット、レモンティー

夕食

カレーライス、烏龍茶

 

今日、読んだ本

この『矢野くんの普通の日々』もまた、私に「尊い」を感じさせてくれる、最良なラブコメだ。『正反対な君と僕』、『古見さんはコミュ症です。』、『薫る花は凛と咲く』と言った名だたる名作と、冗談抜きで、互角にぶん殴り合い、一歩どころか半歩も下がらず、むしろ、ガンガンと前に出ていく、攻めっ気の強いラブコメだ、と私は思っている。

絵を描く事に関しちゃ、マヂにド素人なので、テクニックなどは全く分からんのだが、何故に、こうも、表紙の矢野くんは艶っぽいのか、と真面目に考えてしまうほどだ。色の重ね方なのか、陰の入れ方なのか、それとも、眼帯や絆創膏が理由なんだろうか。

いずれにしろ、表紙の矢野くんの色気がギャップのようなものになって、本編の攻勢っぷりで読み手を驚かしているのは確か。

先巻で、吉田さんは矢野くんが、ずっと、眼帯をしている理由について、交換日記で質問を投げかけ、この(4)では、その理由を矢野くんは告げたんですが、そこには何やら、誰にも言いたくない秘密があるようで。

この秘密が、明らかになったら、思わず、「プッ」と噴いてしまうようなコミカルなものなのか、想像以上にヘヴィーなものなのか、実に気になってしまう。

この『矢野くんの普通の日々』が、多くの読み手を魅了するのは、他の名作と同じように、読み手にリアルを感じさせるからでしょうね。「いやいや、こんな展開、漫画の中でしかありえねぇよ」と思わせながらも、誰かを本気で好きになった時の反応を、読み手にしっかりと思い出させてくれる。

好きな人に近づく、触れようとするだけで、心臓がドキドキしてしまう、けど、嫌な苦しみじゃなくて、むしろ、幸せを感じさせてくれる、生きる元気をくれる痛みが、それにはある。こういう甘酸っぱい動悸に、覚えがある人も多いんじゃないだろうか。また、好きな人の、いつもと違う見た目にドキッとさせられ、惚れ直すってのも、実にアオハルだ。

共感できるってのは、やっぱり、大事なんだな、と勉強させてもらった。ありがとうございます、田村先生。

文化祭をキッカケにして、また、ほんの少しずつ、未来に向かって動いていく矢野くんと吉田さんの恋仲。嫉妬してしまうのも含め、どちらも、相手が好きなんだな、と自覚を深める中で、何やら、矢野くんの過去に関わっていると思わしき少女が登場している。彼女が、これから、どんな役割を担うのか、要注目だ。

一方で、この『矢野くんの普通の日々』の、もう一人の主人公と言っても過言ではない羽柴くんの日常にも、新たな展開が。物凄く良い奴なのは周知の事実だし、好感度も高い筈なのに、己の恋愛方面だけは、妙に上手く行かない羽柴君。ある意味、矢野くんよりも、頑張れ、と応援したくなるキャラだ。彼にも、幸せになって貰いたいので、田村先生、そこんとこ、お願いします。

 

この台詞を引用に選んだのは、羽柴君、ほんと、良い奴だ、と心の底から思ったので。

世の中、好きな人と付き合える事が出来るほど、都合よくは出来ていない。

それでも、好きな人を好きでい続けるのは悪い事じゃない。

むしろ、心が強い証拠じゃなかろうか。

まぁ、この「良い奴」な所が、吉田さんと両想いになれなかった原因だろうか、とは思ったけども。

いや、ほんと、羽柴君にも、良い恋がありますように。

「やっぱり、羽柴、清子ちゃんのこと、まだ諦めてないんだね」

「・・・諦めてないっていうか、この先、吉田と両想いになることはなくても、たぶん、ずっと、吉田のことが好きなんだ、と思う・・・」(by泉、羽柴)

 

もう一つ、グッと来た台詞を紹介。

これは、何と言うか、インパクトがあった。

いつも可愛い吉田さんだけど、勇気を振り絞ってこれを矢野くんに言った時は、いつも以上に可愛くて、破壊力が凄かった。

世の女性の皆さん、人それぞれでしょうが、男ってのは、ドキドキした事を言葉にして伝えて貰えると、メッチャ嬉しいですよ。

「・・・・・・待っ・・・矢野くん! 今日の矢野くん、いつもと雰囲気が違って、い・・・いつも、かっこいいけど、いつも以上にかっこよくて・・・・・・一日中、ずっと、心臓バクバクしてた」(by吉田さん)

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