今年の東錦の当歳も 秋の深まりと共に
当歳魚としての完成形に近づいてきた。
100尾ほどしか育てることが出来なかったものの、なんとか
12尾残してみたというか
これ以上 選別で撥ねると居なくなってしまうので残したという感じです。
取りあえず4尾 洗面器に上げて見ました。
色彩としては 大好きなタイプに一番近い個体。
背に浅葱色と尾鰭に墨模様が入って 赤色が一切乗らない。
そんな本アズマも渋くて好きです。
この個体は尾鰭が固く張りすぎていて
画像で見る限りは派手目なのですが 実際は泳いでも尾鰭が張りっぱなしで
優雅さも味もない 残念な・・・・・(>_<)
種用か分譲魚にでもなれば・・・。
4尾の中ではこの個体が一番いい感じの尾鰭かな?
泳いで尾先は柔らかく しなやかに流れて
止まると パッと! 開く尾鰭の花。
らんちゅうでもそうですがこのような理想的な尾鰭の金魚が
泳ぐ姿はとても美しいです。
尾鰭の長く大きい東錦だとより一層 その優美さが引き立つと思う。
来年こそは そんな美しく 渋くてカッコイイ本アズマを
育成するぞと思った10月24日でした。