江戸錦 34 2021年11月21日 | 江戸錦 モミジやカエデなど木々の紅葉があざやかに進んでいます。 山沿いの道路にはこれまた 色んな形のドングリが転がり夜間には獣が食べに来ています。 江戸錦の当才魚たちも晩秋となり 当才魚としての完成形の姿を現している個体もいます。 2+3号腹からお気に入りで残しているこの個体も 更にフンタンが発達し 体色も一段と深みを増しています。 右側のフンタンの赤色が消えてしまったのが残念ですが 種魚には絶対に使いたい雰囲気と存在感があります。
江戸錦 33 2021年11月19日 | 江戸錦 今週は穏やかな秋晴れが続いています。 南側の窓辺では暑いくらいで 先日は10月に採卵したオオカマキリの卵のう付きの 虫かごから幼虫が産まれて来てしまい 現在も部屋や窓辺で成長しています。 冬の寒さの到来までの命となるでしょう。 他の卵のうはすぐに 陽当たりの悪い寒い部屋へ移動させ 春まで眠っていてもらっています。 銀木犀が満開をむかえ、甘い良い香りが 窓を開けると風に運ばれ薫っています。 江戸錦は5号腹。 浅葱色、赤色の特に綺麗な個体を残しています。 1尾は退色して桜錦となっていますが 退色するまでは背に浅葱色、尾に蛇の目と 江戸錦の御手本のような色でした。 頭部に乗るとても綺麗な濃い赤色は 遺伝させられので種魚に決定です。 8センチと小さいので 年内は飼い込みを続けます。
江戸錦 32 2021年11月16日 | 江戸錦 4号腹から種魚候補に幾つか掬ってみました。 あまり多く残していないのですが(^-^; フンタンは超が付くほど良く発達しています。 鰓に肉が付かず、鰓蓋はスッキリと目先に行くほど 大きく膨らんだフンタンがあり メリハリの効いたスタイリッシュな頭骨となっています。 遺伝と飼育技術の相乗効果がもたらした感じです。 浅葱色や赤も濃い目で綺麗な体色の個体もいます。 この様な体色の個体を種親に使ったからと言って 産まれてくる稚魚が親と同じような色彩にすべてなるほど 簡単には行かないことは分かっていますが 少しでも出現率を高めていくことは可能とおもいます。 広島系江戸錦は作出から20年近く続けていますが 4号腹では色彩の固定化をテーマに 来期は仔引きしてみようとおもいます。