目の中のリンゴ

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「ごはんにしよう。」飯島奈美・榑谷孝子

2009年08月10日 | 読書
もうすぐ公開、映画「南極料理人」のレシピブックです。

「ごはんにしよう。」
(飯島奈美・榑谷孝子 文化出版局)

堺雅人氏が南極観測隊の料理人となる、
というニュースに、
”あーまたすごい練習しそう(笑)”と
思ったものですが、今回もかなり
細やかなお母さん的料理人として
活躍されたようですね。

おにぎりを握る才能に目覚めたとか。
エッジのきいた三角おにぎりが
得意なのだとか・・・。

彼は、若き日の貧乏時代、
”野菜を食べなさいという母の教えが頭にあり
道端のタンポポをおひたしにして食べた”という
人であり、自炊はちゃちゃっとやってるそうですから。

原作(「面白難局料理人」西村淳)は・・・
おやじギャグ的で淡々とした
まさに日記なので、軽く読めるけど
べつに後に残るものはないというか。
堺さんとはイメージがなかり違うのに
よくぞ抜擢してくださった。

映画の西村(堺さん)を観た西村さんの
”観ていて気絶しそうになりましたよ(笑)”
ってどういう意味なんだろ。

しかし、この映画、飯島さんという方は、
あの「かもめ食堂」のフードスタイリストさん
だというではないですか!
それは楽しみ!!!

で、さっそくレシピ本購入。
男所帯の、食べることだけが生きる楽しみ
みたいな世界でのご飯は、
案外フツーで素朴で誰もが好きなものばかり。
本の写真、めっちゃ美味しそうです。

西村さんの話や、現役の観測隊の料理人の話を
テレビで聞いたことありますが、
あたたかい食べ物を食べることで
正気を保てる、とか
死を身近に意識しつつ
生きて帰ることを常に考えている
などと、やはり一般人には
想像もつかないような世界。

まぁ、この映画は
かなりほのぼのした雰囲気で
おいしいごはんで生きることを実感
っていう感じの映画になっているのかな。
キャストも、生瀬勝久、きたろう、
豊原功補など いい味だしてそうな人々。

それにしても堺さん、仕事目白押し。
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2 コメント

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Unknown (カオリ)
2009-08-17 14:44:03
こんにちは。「南極料理人」、おもしろそうな映画だなと思っていました。
フードスタイリストの飯島さんの本は、なんだか眺めているときもちが暖かくなるような気がして大好きです。ワタシは「LIFE」がお気に入りで、料理本じゃなくて、写真集としてちょくちょく眺めてます。
返信する
美味しそうです (kino)
2009-08-17 22:54:42
>カオリさま
コメントありがとうございます。
好きな堺さんが主演ということで楽しみにしてましたが、
この本を見ると料理がすごく美味しそうで
ますます楽しみです。
ほんと、飯島さんのご飯って美味しそう!
「LIFE」という本も、検索してて 衝動買いしそうに
なっていました。
返信する

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