木のぼり男爵の生涯と意見

いい加減な映画鑑賞術と行き当たりばったりな読書によって導かれる雑多な世界。

映画、勝手に反省会。

2012-08-15 11:55:27 | 日記


本日のお題「キス&キル」
(「KILLERS」 2010米)
監督:ロバート・ルケティック
脚本:ボブ・デローサ、T・M・グリフィン
出演:アシュトン・カッチャー
キャサリン・ハイグル
トム・セレック
キャサリン・オハラ

凄腕エージェント(もちろん、殺しの許可証持ってる)役のアシュトン・カッチャー。
これが、イケナイ。
カッコ良くキメ過ぎ。
アホ面を期待してる訳じゃないですけど。
もっと剽軽にしてくれて良かったのに〜。
なんだか、物足りないキャラクターに成り果てた。
お気の毒様。

そしてキャサリン・ハイグル。
ちょっとトンチンカンだけど、気のいいお嬢様役。
一人でドタバタしてますけど。
目標は[ルーシー・ショー]かい?
しかもアシュトンのフォローは、ほぼ無いようなもの。
ほったらかし?
キャサリンがボケたら、ツッコミなり、フォローなりしないと。
せっかくのボケを無下に流す、罪な人。

この二人のチグハグさが違和感に。
なんだか、不発に終わる印象。

後半は「ホット・ファズ」みたいになってますけど。
迫力が足りず。
アシュトンの決めゼリフも特に無いし。

映像と、音楽、母親役のキャサリン・オハラの演技は、楽しめる。
しかーし。
やはり主役の二人がちょい苦(くる)。
首をかしげる出来上がり。
収まりの悪さに、納得出来ないモヤモヤ感。
反省、反省。