気の広場

気の世界あれこれ・・・
  日常雑感あれこれ・・・

美食を漁る害 ・・・ 子育て

2010-02-24 17:06:58 | Weblog
 近頃は普通の家庭でも「うまいものを食べに行こう」と言って一家挙げてレストランなどに出かけて食事する人たちがありますが、あれは子どもにうまい物趣味を植えつけ、それを増長させることになるだろうと思います。それが習慣になると、母親は食事の用意をするのが面倒になると「おいしいものを食べに行きましょう」などと言って自動車にエンジンをかけます。そして、何かシャレタ文化生活を楽しんでいるような気になります。

 そのようなやり方と、「今日はご馳走を作りましょうね」と言って、ちょっと工夫した料理を作ってみんなに食べさせるのとどちらが、健全でしょう。理屈のつけようでどうにでも言えますが、後者の方につつましやかさを感じる人が多いと思います。その上レストランで子どもが「何がいい?」と聞かれて好きな物を注文して食べるのと、お母さんが工夫して作ってくださったご馳走を食べるのと、どちらが食欲の奔放性を育てることになるかは明らかなことだと思います。

 ともかく美食を漁(あさ)る習慣は、なるべく避けるようにしたい ・・・ ものです。





わがいのちの問題

2010-02-22 19:27:35 | Weblog
いま私のところには

いろいろな方が

  いろいろな悩みや問題を訴えて来られます。


私は

それらの問題を

  そのままわがいのちの問題として出会い

そして ・・・ お答えしています。


いかにも自分にとって

何にもならないことに努力しているようにみえますが ・・・

実はそのまま

私自身のいのちの中身を豊かにしてくれている ・・・ のです。


もしそういう問題に対し

他人の問題だとして自分の問題としなければ ・・・

それだけ

私のいのちの内容は

    貧しいままで終わる ・・・ でしょうね。









捨ててみれば ・・・ 極楽の道

2010-02-22 17:54:29 | Weblog
理性と感情のくいちがいを

おのれのアタマで調整しようと努力しても

            ・・・ 無駄ですね。


両方の主張を

    ともに捨ててみれば

調整を必要としない一本の道が

            ・・・ あらわれてきます。


これを極楽の道 ・・・ といいます。















いのちの根を養う

2010-02-22 12:31:27 | Weblog
美しい花と豊かな実を望むならば

まず

土地を深く広く耕し

  根を培(つちか)わねばなりません。


人も

心地を深く広く耕し

  いのちの根を養うのでなければ

いくら知識のこやしを与えても

立派な花も実もならないで

    根を腐らせてしまう ・・・ こともあるものです。






厄介者 ・・・ ひとりよがり

2010-02-22 11:02:56 | Weblog
耳目を閉じて

毀誉褒貶は意に介せずと嘯くひとりよがりは

      ・・・ 厄介者です。


十方に向かって常に耳目を放つ者にこそ

      ・・・ 正しい知恵は働くものです。


夫が妻が

上司が部下が

同僚が世間が

  どんな表情をし

  何を求めているかを知らずに

      ・・・ 何のよいことができるものですか。


それとこれとは

      ・・・ 別の話なのです。










愛情 ・・・ 

2010-02-22 09:10:47 | Weblog
孤独を知らぬお人好しの人間愛は

  湯気の立つまんじゅうのようで

    良・質共に限度がありますが ・・・


人間の絶望的孤独を知った人の愛情は

  表面の冷暖に拘わらず

    奥に無限の熱気を蔵す大地 ・・・ のようです。


だが

いずれの愛情も

    共に尊いこの世の宝です。


差別なく大切に育てたい ・・・ ものです。










いのちは光 ・・・ 太陽

2010-02-22 08:21:08 | Weblog
光こそ救いです。


いのちは光によって育てられます。

いのちは光だからです。


太陽はすべてのいのちのもとです。

だから

いのちにとって最上の光は

       ・・・ 太陽の白光です。


赤青のネオンの光は

    光のうちの最下等

       ・・・ 毒を含んだ光です。





能力と超能力

2010-02-22 06:02:52 | Weblog
世の中には

すばらしい能力を具えた人があるものです。


一を聞いて十を知る人

努力の天才

抜群の直観力

まれには霊能力をもって

  神仏や守護霊の指図を受けることのできる人さえあるらしい。


そんな人に接すると

無力のわが身を嘆かざるを得ない ・・・ のが凡情です。


しかし

凡愚は凡愚なりに

超能力と共に生きる悦びを納得できる ・・・ ことも事実です。










美しい涙

2010-02-22 05:19:02 | Weblog
この世に

くやし涙、悲哀の涙は減りませんが

    美しい涙はなくなってきました。


昔は

幼稚園や小学校の運動会は

    大人たちの美しい涙の場でした。

今の運動会では涙が出にくい ・・・


ひたむきな若者の純情は

    大人の涙を誘ったものでした。


親子の間、子弟の間に

    美しい涙が溢れたものでした。


懺悔の涙

感謝の涙も美しい。


美しい涙がセンチだとして

嘲笑(わら)われる世の中の浅はかさを ・・・ どうしましょう。







よき母になりたしとおもう

2010-02-21 18:01:36 | Weblog
「朝日歌壇」に

  入選された短歌が紹介されてありました。


「 よき母になりたしとおもう

      わが子の彫れる版画のわれのほほえむを見て 」


小学校の低学年にいっている子どものお母さんでしょうか。


おそらく宿題か

また 母の日なのでしょうか

お母さんの顔を

  版画で彫ってきなさいと言われた ・・・ のでしょうね。


その子どもの彫った版画のお母さんの顔が

    ほほえんだ顔に彫ってあった ・・・ のです。


きっとこのお母さんは

その版画を見て

  するどく胸をつかれた ・・・ のでしょうね。


おそらくその版画をみたとき

このお母さんの胸の中には

  その版画とはうらはらなわが身が見えてきた

                 ・・・ のでしょうね。


このお母さんはいつも

愚痴や不平ばかりいい イライラして

  子どもに当たりちらしているような

    お母さんだった ・・・ のではないでしょうか。

にもかかわらず

子どもは

  ほほえんだお母さんの顔を彫ってある ・・・


そのとき

お母さんは

  ハッと心を打たれた ・・・ のでしょうね。









 

悪口 ・ わるくち ・ あっく

2010-02-21 17:20:57 | Weblog
悪口をいうことは悪いことだ

           ということは

子どものときに教えられた ・・・ はずです。


にもかかわらず

人間は

  なんと悪口の好きな動物でしょうか。


他人はどうか知りませんが ・・・

私が

  分別がつきはじめた頃より今日まで

ただの一日も

  ひとの悪口をいわなかった日 ・・・ はありません。


悪口をいうことは

      悪だということを

善悪を知る知恵で

      知り過ぎていても

死ぬまで

  止むことはなさそうです ・・・ 。


それが

  悲しき人間の命の現実 ・・・ ではないでしょうか。


無論 ・・・

だから 悪口をいっていい ・・・ というのではありません。



 

入試に何度も失敗する人は ・・・

2010-02-21 10:09:22 | Weblog
大学入試に何度も失敗する人は

  間違いを犯していることが多いようで ・・・


参考書ばかり山ほど積んで

あれもこれもと手をつけて

        マゴマゴしている人は

たくさん勉強したように見えても

実は

  穴だらけにの勉強 ・・・ になっています。


そんな人は
  大てい ・・・ 落ちます。


これに反して

一ぺんに一流大学へ入るような人は

  必要にして十分なだけの参考書を持って

それを

  完全にマスター ・・・ します。



まあ、この期に及んで ・・・ の話ではありますが。








ポカも実力のうち

2010-02-21 09:29:15 | Weblog
大体

一般にポカは

  軽く見られすぎています。


「 実力はあるのだが

  ツイ、ちょっと間違ってしまったのだ。

  まあ、これから気をつければいい 」

      というぐらいに取り扱っている人が多いでしょう。


これは

  たいへんな間違い ・・・ ではありませんか。


「実力」という中には

  ポカをどれだけするか

    ということまで含まれている ・・・ のです。


ポカも

  実力のうち ・・・ なのです。


いくら知識があっても

それが正しく発揮されなければならない ・・・ のと同じです。


知っていたんだが

ウッカリ間違えた

      と言い訳しても

           何の役にも立ちません。


この辺のところに

    大きな考え違いがある ・・・ と思います。