あれ?もう、訳者あとがき?!
まさか、最後の15%(約160P)が索引だなんて思いもしなかったわよ!!笑
索引も全部読む予定ですがまだ読み終えてないので、読了はしてませんが、とりあえず本文は読み終えました。
あぁもう、どうして今まで、シルマリルの物語を読んだことがなかったんだろう!!??
こんなにも映画ロードオブザリングに繋がっていると知らなかったの!!!
ピータージャクソンロードオブザリングのファンである私は、Amazonのロードオブザリング力の指輪には抵抗感があったり色々思うところもあるけれど、力の指輪のおかげでIMAXで映画を観れたし、そのおかげでロードオブザリング熱が盛り上がり、第一紀第二紀にも興味を持って、こうしてシルマリルの物語を手に取った。
もっと早く読まなかったことを後悔するくらい、読んで良かった!
ぐっと世界観を理解できた。
感想はいっぱいある。
wikiでアマンに"神々"がいると載ってたから、多神の世界観なのかと感心してたけど、やっぱり唯一神の世界なのか〜笑
唯一神と多神を両方成立させるってなったら、やっぱりキリスト教の世界の人は、唯一神の下に神々がいる、ってやるのねって感じ。私は、唯一神の時代も一時代にしか過ぎない、つまり唯一神と多神を時代や空間で分けて同列にするタイプ。
完全に"善"全能の唯一神の世界が私的に解せないのは、なんだかんだ悪の存在を生み出しちゃうとこなんだよね。陰陽的な考えで、暗い存在も必要悪、世界をバランス良く保つのって難しいよねって話なら理解できる。神も完璧じゃないから、うっかり失敗作できちゃったよね、って展開も理解できる。でも、絶対に正しい唯一神が自ら生み出した悪の存在を罰するのって、なんかマッチポンプじゃねって思っちゃう。
指輪物語やロードオブザリングでは、優美で超然としていたエルフも、シルマリルでは野心ゴリゴリでまぁまぁ野蛮じゃん笑
ガラドリエル様、西方の国から渡ってきたのか。最初のエルフの孫くらいの世代だから、想像以上に古のエルフだった。
アラゴルン、思ったよりめっちゃ重要人物じゃん!!映画ロードオブザリングでの厚遇も頷けるわ。
エルフと人間のハーフが半エルフで半エルフが人間とエルフどちらの人生かを選べるのかと思ってたけど、その選択が許されてるのは、エレンディル周辺の親族だけなのかぁ!
エルロンド、血筋的には意外と人間の血が濃かった。エルロンドからしたら、弟の何代も子孫がアラゴルンなのね。熱いわぁ。
ベレンとルーシエンの話が一番物語的には絵になるわね!!今回のAmazonにシルマリルの映像化権はないらしいんだけど、一番映像映えしそう!!ルーシエン、勇敢!!
読んでる時のイメージ。エルフが主人公だと人間的になり、相対的に人間はホビットみたいな姿で想像しちゃうw
ウンゴリアントって何者?!女だよね!!メルコールもビビるくらいって、なんかカッコいい!!!蜘蛛だけど。敵だけど。
エルフがなかなか人間らしいので、ほとんど描写がないヴァンヤールエルフに、私はエルフへの理想幻想を封じ込めますね。
出来事としては、基本的に悪との戦争の繰り返しなんだなぁ。まぁ日常は描かれてないだけだけど。
エルフって寿命なしで一夫一婦制なの大変そう。
スランドゥイルの族がどこから来たのか知りたかったけど、謎のままだった。
映画では全然出てこないキールダンめっちゃ重要人物。火の指輪ナルヤはガンダルフが持ってたのね、ケレボルンかと思ってた。
ミスランディル、他の人が出し抜かれてるところ一人だけ注意深かったのね。めちゃめちゃ賢人好き。
サルマン、ガンダルフ、ラダガスト、の他にも魔法使いが何人かヴァラールから派遣されてるって情報は知ってて、同じく力ある者なのかと思ってたら、どうもモブっぽいな。サルマン、ガンダルフがリーダーらしい。そっか〜。
ガンダルフ、エルロンド、ガラドリエル、アラゴルン。中つ国の重要人物だとは思ってたけど、ガチで他に比肩する者がいなかった。そっか〜。
ストーリーに絡んでないだけで、実はこんな凄い人も隠れてるよ的な展開が好きだけど、映画に出てくるのがわりとオールスターだった。
よーし!
この調子で、次は終わらざりし物語でも読んでみましょう!!!
って、まだシルマリルの物語読み終えてないんだった🤣