今は16日の夜中の1時半くらいです。今日の朝には、あと少し経ったら、グルノーブルを離れます。
今まで友達と最後のパーティでした。私の大好きなシュークリームとか作ってくれて、最後だからということで、フランスのお菓子の本をプレゼントしてくれました。Wiiでスマブラやったりみんなでカラオケやったり。とても素敵でした。出発の前日がこんなに美しいパーティで嬉しかったです。
そんなに実感なかったけど、今になってなんだか切ない気分。いなくなってみて初めて実感できるんだと思う。毎日のように会っていた人たちと別れてしまうのは、本当にこの一年で出来上がった私の大半との別れだと思う。何言ってるんだろう、私。私の周りの素晴らしい人達といたことがどれだけ幸せだったのか、たぶんそれが日常じゃなくなって初めて実感できるんだろうな。
そういう意味で日本には帰りたくないけど、日本には日本で私の好きな人達がいる。もしグルノーブルに残ったら彼らと会えなくなるし、たとえグルノーブルに残ってもみんなとずっといられるわけじゃない。突飛な話だけど、いつか親が死んで、今みたいに幼馴染とだっていつでも会える状況じゃなくなる。一年私を迎い入れたグルノーブルとももうお別れしないといけなくなる。本当は全部欲しいけど、人生ってそれは無理なんだね。必ず人との出会いがあれば別れもあり、別れもあれば出会いもあるんだね。永遠なんてなくて、ずっと同じ状況が続くのを願っても叶わないものなんだね。
だったら、今出会ってる人々との時間を大切にして、今私がいる場所と人と状況と人を大事に正面から向き合おうと思った。たぶん何年たってもこのグルノーブルの一年を思い出して、必ず良かったな、って思うと思う。あの頃には戻れないんだって思うと思う。けど戻れないのは当然で、人は変わらないといけないんだって(先輩に教えてもらった)。このものすごく充実してた一年で得たものから学んで、日本でも同じくらい実りある、毎年、毎月、毎日を過ごさなきゃならないんだよな。
別れは辛い。別れは人とじゃなくて、全てとの別れだと思う。友達も時間もこの二十歳という一年も、先生も大学も町も先輩も食べ物も日本の連絡とってた友達や家族も全部お別れ。たとえどれと何と誰と再会しても2度とこの一年は戻らない。この状況は2度と起きることがない。別れは寂しいけど、どんなに素敵だった一年も過去に縛られて2度と戻れないことを嘆いてはいけないんだね。そこから得たものを今に活かさないと駄目なんだね。みくがCherryで歌ってるけど、大きくなって帰って来たいな^^vvまた再会した時に大きくなってみんなと出会いたい。
人生の中で触れてきた人々と大きくなって再会したい。自信を持って別れてから今まで何やってきたか、近況を報告したい…