下北沢なんて、おいら、初めて行ったゾ。
テレビとかでたまに見るよ、サブカル好きのおしゃれな若者の町のイメージ。
さてさてさーて。
ふたばさんのイメージは意識高い系で高尚なイメージだったので、ド入門者の私はちょっとビビッてたんですが、
内容もわかりやすくてめちゃめちゃ楽しかったし、可愛くてとても素敵なお姉さんでした。
サウンドスケープの話が面白かった。
目を閉じて、今日聞いた音を思い出すという作業、瞑想してるみたいでなんか気持ちよかった。
古代ギリシア人が聞いていた音風景はどんなものだったのか?思いを馳せた。
というかインスピレーション沸いた。
脱線するぞ。
音フェチとまではいかないけど、ハサミで紙を切る音とか、紙に鉛筆を走らせる時の音や、お菓子の袋をガサガサいわせる音とか(これはLady Gaga のTelephoneを思い出すの♪笑)、生活の音に注目すると萌えるってすっごくわかる。ユーチューブのコメントでさ、昔話の鍋がぐつぐつ煮える音や咀嚼音が耳心地良いってすごくわかるんだよねー。
曲中に雨の音が入ってるのとかすごく好き❤航海の詩とか。月のワルツで秒針の音でリズム刻んだり、イナズマの旋律で雷のサウンドが入ってるのとか。
もっとレベルが上がって曲を作れるようになったら、こういうアレンジ入れたいと前から思ってるんだ♪
話は戻って。
あと、一番印象的だったのが、笛アウロスは感情的な楽器で、竪琴リュラーは理性的な楽器というお話。
それぞれの楽器が発明された経緯も、奏者も、奏でられる場面も、楽器自体の特性も違う、と。
笛の発明のエピソードは、メデューサを殺されたことに対してその姉妹たちが嘆き泣く声を聞いて、アテナ様←が、うむ。趣がある、とその声にインスピレーションを得て発明したのがアウロスらしい。このエピソードは初めて聞いたので面白かった!吹く顔が醜いからってアテナ様が吹かなくなったのは知ってたけど笑
竪琴の発明エピソードは、昨年ヘルメス祭に参列したおかげで、知っていました^^。ヘルメースが亀を見て思い付き、亀の甲羅に牛の腸を張って作り出したという。それをアポローンが気に入り、アポローンの牛を盗んだお咎めはなし。ヘルメース君の計略的発明であると。
あぁ、私の文章力じゃ全然まとめられない笑。
とにかく、この話が一番面白かったな。受け手が感じる印象は何によって決まるのかっていうことに凄く関心があるから、笛の音は文字通り息遣いで感情を伝えられる、扇情的な効果がある、竪琴の音はむしろ人を落ち着かせるというのがめっちゃ面白い。
前半部分はバッチシ理解できました。
10分程の休憩タイム。
お茶とお茶菓子もいただきました。
クレタ(だっけ??;)のハーブティ美味しい!!
そして、なんと三方六ーーー!!久しぶりに食べた!ふたばさんも北海道出身らしい。
毎回、ギリシアに関係するお菓子を出しているそうですが、バウムクーヘンの起源は古代ギリシアらしい!です!
後半は、音楽的に突っ込んだ話でした。
無教養すぎて、ぶっちゃけ前半と違ってよく理解できないところもチョイチョイあった笑
しかーし!DTMのレッスンで先生から音楽の基礎を色々教えてもらってたおかげで、これでもかなーり理解できました!三拍子と四拍子の違いも聞き間違える私ですが←、一般的な現代音楽のほとんどが三拍子か四拍子と教わってたので、五拍子ってのが異様なんだってことはわかった。ましてや七拍子や九拍子が尋常じゃね~と。
全員で五拍子のリズムを取ったんだが、あたしゃあうまくついていけんかったよ。先生が現存する五拍子の踊りの足運びを再現してくれた後くらいに、やっとちょっと掴めてきたw
あと、歌いたかったけど、四分音バリバリ入ってるオレステースのメロディも一度聴いただけじゃ覚えられず、なんとなくのぼんやり心の中でついていきながらクチパクするのが精いっぱいだった笑。くそー事前に音源あったら練習したよ!!笑
あ、でもね、四分音がどういうものかっていうのは、去年全音と半音について学んだので理解できたよ!やったー!嬉しい!1年前の私だったら、は?全音?半音?四分音?え、何それ?白い鍵盤と黒い鍵盤の間の音?ふーん、へー、ふーん、そうなんだ??(←わかってない)って状態でちんぷん漢文のはずだったけど、今日の私は理解できた!少なくとも、耳では理解できなくても、理屈は理解できた!DTMで学んだことが活きて嬉しい!!
あと、単純にリュラーとアウロスと、名前忘れたけどタンバリンみたいなのやシャンシャン鳴り物の音色を初めて生で聞けて嬉しい!
近くで見たり写真撮ったりしたかったけど、例によってチキってできなかった←
最後の質問もレベル高くて、私にはよく理解できない言葉が色々出てきたけど、西洋ではローマ期以降に廃れていった音階などが、アラブ音楽の中で生き残ってたって話が熱かったな。
貝紫の衣装に合わせた紫の花冠は、なんの花なんですか?とか、しょうもない質問しなくて良かった←
あぁ、よくわからなかった点は、
・ハルモニアの話で、垂直の和音と、水平な音列の連なり、の違いorzふたばさんが解説してたエーリンナのシーンはめっちゃわかったんだけど、音楽の教養がなさ過ぎてよく理解できなかった・・・くぅorz 次回DTMの先生に聞いてみよう…伝わるかな?
・最古の楽譜?の碑文?何が最古なんだっけ?完全な形で残ってるやつ?シュメールで発見されたのは??資料に載っている音の高さが彫られている碑文の楽譜はこれで完成形とのことだが、これでメロディを完全に再現できるってこと???作曲もしてるって仰ってたけど、いわゆる楽器の音色を考えるのが作曲ってこと??この音の高さの文字が記されてないものに関してはメロディ部分も作曲してるのかな???
あ、あと、一つの楽器を調弦して音階を変えるってのがそういうことかーって感動だった←
ほら、大昔にリコーダーと鍵盤ハーモニカに触れて以来、楽器って馴染みがないから、調律ってなんやねんってレベルなんですよ。
何回か前のレッスンで、インドの楽器タブラの映像を見て、調弦して音階を変えるのを知って、へーそんな楽器があるんだな~て思ったの。
音楽に親しみがなさすぎる自分^^;
でも、だからこそ、たぶん少しでも音楽がわかる人にとっては普通のことがいちいち面白いです^^
早く次回のレッスンで先生に話したいな♪笑
ちょっと私の幼稚な語彙力じゃ色々間違ってるかもだけど、とても楽しかったです♪
次回も行きたいな~♪