兄弟の誕生日

自慢じゃない話ですが、隠れたシスコンです。今はまだしも、昔は相当、姉のことが大好きでした。
女子校時代は、友達との たわいのない、どんな話でも、姉に結びつけて話すことができました。

昔から
考えるのは好きだけれども、大した悩みもなかった私と違い、
姉は多感で、繊細で、だからこそ攻撃的な面も持っていて、
私はそれがクールでカッコイイと思って憧れていました。

とは言え、小学生の頃は口ではかなわない姉に
悔しいので弟とブスとかデブとかのフレーズで反撃したりしていましたけども。
嗚呼、オコチャマな私。

頭の回転が良くて、私との口喧嘩に負けた事のない姉なのに、
中学になると何故か悩み事をたまに夜に私に相談してくれたりしてました。
母上が眠ってしまったから、仕方なくの代役だったのかもしれません。
でも私はそれが凄く嬉しくて、
授業より部活よりも集中して姉が私に何を伝えようとしているか正確に理解しようとして、
姉が言わんとする事を姉の先に言葉にして、ちゃんと把握しているかどうか確認するのが好きでした。

自慢の姉だったし、今も自慢の姉です。
姉がいなかったら、今の私はいないでしょう。

昨日はそんな姉の誕生日でした。
私より先に生まれて来てくれてありがとう。
この先どんな事があっても私が妹であることは変わらないから。

私の今後の課題は、姉を気にしすぎないこと。

姉を取り巻く人間その1として、自然体で関わりたい。
私も、自分の周りの大切な人達の中の一人に姉もいる、みたいに捉えたい。

自分の人生を歩いてるけれど、まだ姉からの影響力は大きいかなぁって。

最近の妹は、そんな風に考えています。が

…丸１日
姉にどんな誕生日メールを送ろうか考えた挙げ句、
「表現力じゃない、祝う気持ちが大事なんだ！」と

文字で勝負するのを放棄して
自分のお馬鹿な写メを贈っておきました( =ェ=)/