ドキュメンタリー映画『Film No Damage』をついぞ見なかった。
仕事が忙しかったり、上映館が近くになかったり、
という要素もあったけど、
内容は過去のフィルム『Truth '80-'84』で概ね見知っていたから、
正直なところそれほど興味が湧かなかったことが主な理由だった。
そのうちDVDでリリースされるだろうという確信めいたものもあった。
警告どおり 計画どおり、
今般、『No Damage DELUXE EDITION』の発売が決定。
2CD+DVDというセット内容で、
Disc 2(CD)「ROCK & ROLL NIGHT」、Disc 3(DVD)「Film No Damage」
で映画『Film No Damage』の内容をそっくり(だと思う?)鑑賞することができる。
ま、長年の佐野さんファンだからこのリリース自体はうれしいのだけど、
何か釈然としない感も多少ながらある。
いったいアルバム『No Damage』を何回買わせりゃ気が済むのか?
ということである。
僕の『No Damage』初体験はたしか高校時代、
30×30cmのブラックビニールのLPレコードだった。
で、20代のころ、CDでの再リリース時にまた購入し、
最近ではデジタル・リマスタリングされた紙ジャケ仕様のCDも買った。
これ以外にも、もしかしたら1~2回買ってるかもしれない。
佐野さんのコアなファンはそこそこの年齢に達してるから、
当時の高校生がLPレコードを買うようなハードルの高さはない。
だとしても、わずか数年のうちに同じレコードをリリースするというのは...
スペックがちがうとはいえ、このソニーのやり方は、
バンダイのガンダム商法を想起させられて、どこか胸糞悪い。
当の佐野さんは、ファンへのサービスしか考えてないだろう。
Disc 2(CD) と Disc 3(DVD) がメインで、
Disc 1(CD) はオマケだと思えば多少は溜飲も下がってくる。
ディスクに加えて、初期活動をジャーナルな視点でまとめた
100ページほどのブックレットもセットされているらしい。
何だかんだ悪態をついてるけど、結局は予約してしまった自分がいる。
フィルムの中には、1983年、27歳の佐野元春。
僕も、つまらないオトナからウブな高校生に戻って、
外連見をかなぐり捨てて楽しみたい!
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