SIDEWALK TALK

独墺紀行〈12〉 国際青年会議所

この旅の本来の目的は、
ウィーンで開催される国際青年会議所(JCI)の世界会議に出席することである。
かなり寄り道をしてきたが、ともかくもウィーンにたどり着いた。
JC 関係者以外には無用なことながら、
この稿では JCI 、もしくは世界会議についてふれてみたい。


austria_centerJCI は、次世代を担う世界規模の若きリーダーたちの集まりである。
世界105ヵ国の5千をこえる地域に、
約20万人の現役会員と、数百万人を数える卒業生に支えられ、
各種 JC 活動、そして例会や事業をおこなっている。


会員は、18歳から40歳までの限られた時期に各地の青年会議所(LOM)に所属して、
JC 活動を通じてさまざまな人や事業と「出会い」、出会うことにより「学び」、学ぶことにより「成長」する。
JC 活動に懸命に取り組むことにより、自らの「ポジティヴ・チェンジ(積極的な変革、飛躍)」を実現し、
組織や地域社会において優れたリーダーとなるべく修練をしている。
そして活気あるビジネス、優秀な人づくり、豊かなまちづくり、
そして地域の垣根を越えた国際的な活動を中心に取り組んでいる。


JCI 世界会議とは、毎年1回、開催地を替えて開催される、JCI にとってもっとも重要な会議である。
開催期間中は、各エリア国家青年会議所(NOM)会頭会議、JCI 役員理事会、総会といった
JCI の組織運営に関する会議や、
世界会議のテーマに基づくセミナー、会員の資質向上を目的とした分科会などがおこなわれている。


もちろん僕は、こんな立派な人間じゃない。
逆説的にいうと、ダメ人間だから、JC で修行しているともいえる。
とにかく僕のような若造にでさえ、国際会議にでられる機会を与えてくれるのが、JC のよさである。
今回のウィーン大会には、700名をこえる日本 JC のメンバーが参加しているそうである


discoウィーンでの世界会議は、さすが音楽の都らしく、
ウィーン・フィルハーモニー・オーケストラのコンサートなどが、
エクスカーションとして準備されていた。
また、オーストリアワインのフリードリンク・コーナーなどあり、
ホスピタリティに溢れていた。


ジャパン・ナイトとおなじ会場で、アイルランド・ナイトがおこなわれていたので参加した。
JCI 会頭をアイルランド JC から輩出してるせいもあってか、スゴイ人数と熱気だった。
会場の雰囲気は、ディスコそのものである。


ジャパン・ナイトの夜、ふと入った街角のバーで、大阪 JC の友人とばったり出くわした。
日本でもめったに会うことがないのにウィーンで会えるなど望外のことで、
ふたりとも妙にテンションがあがってしまった。


ウィーン大会について、こまごま述べることはここでは省くが、
JC 卒業の年に世界会議に参加できたことは、本当によかった。
そして長かったこの旅も、いよいよフィナーレがちかづいてきた。

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