SIDEWALK TALK

格闘技の国

以前、オランダ・コラムで、『絵画の国』っていうのを書いたんですが、
オランダは「格闘技の国」といってもよさそうです。

remy_bonjasky古くはアントニオ猪木さんの異種格闘技戦での柔道王ウィリエム・ルスカにはじまり、
1990年代、前田日明によりコーディネートされていたファイティングネットワーク・リングスでは、リングス・オランダとしてかずかずのファイターがマットで活躍しました。
ざっとあげると、
総帥のクリス・ドールマンをはじめ、ハンス・ナイマン、ディック・フライ、ギルバート・アイブル
などが有名ですかね。
  
また、リングスには正道会館の佐竹雅昭や角田信朗も参戦していまして、
リングスから K-1 が派生したといっても過言ではありません。
オランダの K-1 戦士をあげると、
ピーターアーツ、アーネスト・ホースト、レミー・ボンヤスキー
と、歴代 K-1 王者がゴロゴロしてます。
K-1 とならぶ人気格闘技 PRIDE にも、ウィリー・ピータース、セーム・シュルトなど、
実力派のオランダ選手がたくさんいます。
 
どうして、こんなに格闘技が盛んなんでしょうか?
一説によると、オランダにはバウンサーとよばれる酒場などの用心棒の仕事があり、格闘技術習得者の需要が多いということと、
ヨーロッパのなかでとびきりノッポのオランダ人は格闘技の身体能力がメチャメチャたかいという理由。
もちろん精密な検証をしたひとはいません。
  

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