今でも時たま本気で考えたりするんだけど、やっぱムリだと。
世の中のシガラミってやつは想像以上に強敵だし、
僕は一応、会社経営をしてるので、
残念ながらボヘミアンとは対極にあるみたい。
そんな僕をかりそめのボヘミアンにしてくれたのが、
ビートニク詩人たちの作品。
とくに、アレン・ギンズバーグが好きだった。
ジャック・ケルアック、ウィリアム・バロウズといったあたりも読んでたかな。
Howl and Other Poems (Pocket Poets) Allen Ginsberg 価格:¥ 720(税込) 発売日:1956-06 |
ギンズバーグが亡くなる10年ほど前(1986年?)、
僕のようなかりそめボヘミアンにとって、救われる金言を遺してくれた。
インタビュアーの
「ビートニクスの流れをくんだムーヴメントや人は、今でも存在していますか?」
の問いに、つぎのように答えていた。
それはね、時代によって呼び方が変わるものなんだ。
でも、基本的には“ボヘミアン”として生き続けている。
ボヘミアンとは、インターナショナル・マナーを持ち、
自分の心、自分の肉体、自分のセックス、自分のアート、自分の結婚、自分の生活、自分の人生
をよく把握している人のこと。
そして自分自身の検閲からも、自分自身の抑制からも自由で、
実験の心を持ち続けている人のことなんだ。
やっぱり、ボヘミアンってカッコイイ!