実はちがうものである。
それぞれを日本語に置き換えると、
ルールは規則であり、マナーは常識だったり良識だったりということになる。
規則とは、何らかの枠組みをある自由な状態の中に適用することで、
人間の行動範囲を制限するもの。
常識だったり良識だったりというのは、人間社会の中で、それぞれの社会が作り上げていく、
健全な社会人なら持っているはずの(ことが要求される)、ごく普通の知識・判断力である。
大阪府の橋下知事が、君が代斉唱時に起立しない教職員を「辞めさせる」とした自身の考えに関し、
免職処分の基準を定めた条例案を議会で審議する意向を表明した。
当然ながら、波紋が拡がっている。
国旗に礼をしたり、国歌斉唱時に起立するというのは、
いうまでもなくインターナショナル・マナーだ。
前述の定義でいえば、常識や良識の範囲に属している。
常識や良識のない人が教育をする側にいるというのは、いかにもヤバイ。
こういうことを法制化するのには多少の違和感を覚えるけど、
二者択一ならば、僕は橋本知事を支持する。
これを、僕を、ファッショという人もいるだろう。
しかし、橋本知事は同時に、
免職になるルールを作った後は政治が介入せず、
どういう職務命令を出すかは学校現場に任せればいいと述べた。
つまり最終的な処分の判断は、学校側に委ねるということ。
国旗や国歌に対する儀礼をすぐに軍国主義に結びつける、
その単純な思考法こそが、教育者としてもっとも NG な部分だと思うのだけど。
とにかく、ことの賛否や善し悪しはべつにして、
コノテの輩は「(個人の)自由」をはき違えてることだけはまちがいない。
最新の画像もっと見る
最近の「ニュース」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
- 旅行記(32)
- 桐箱ブログ(21)
- インポート(1)
- ギャンブル(1)
- まちづくり(130)
- 写真(42)
- オランダ・コラム(4)
- 音楽(23)
- テレビ番組(148)
- アート・文化(74)
- 佐野元春(76)
- うんちく・小ネタ(272)
- アニメ・コミック・ゲーム(71)
- 本と雑誌(12)
- 社会・経済(9)
- ブログ(49)
- 日記(0)
- 学問(13)
- 映画(9)
- 食・レシピ(17)
- 健康・病気(60)
- 国際・政治(54)
- 青年会議所(22)
- まち歩き(260)
- 悩み(51)
- ニュース(156)
- スポーツ(152)
- 日記・エッセイ・コラム(184)
- コスメ・ファッション(34)
- デジタル・インターネット(101)
- 旅行(9)
- グルメ(5)
バックナンバー
人気記事