SIDEWALK TALK

人の死

Operation臓器移植法改正で、A 案が衆院を通過した。
きのうからメディアで大きく取り上げられていて、
その是非ついての議論もされている。


これでよかったのかな?
僕はまったくの門外漢だから、判断がつかない。
A 案は WHO の指針や主要各国の臓器移植法とほぼ同じものらしいから、
ある意味、世界のスタンダードにちかづいたといえるんだろうか。


脳死状態でも成長しつづける子どもを持つ親もいるし、
反面、子どもへの臓器移植を待ち望んでる親もいる。
日本国内では臓器移植を厳しく制限しながら、海外で大枚をはたいて臓器をもらう。
これも、矛盾といえば矛盾だ。


基本的な問題として、法律で人の死を規定していいものなのか?
将来、ドラスティックな法律ができて、単なる風邪引きを人の死と規定する恐れはないのか?
そもそも国会議員は、人の死を決めていいという、そこまでの負託を国民から受けているのだろうか?
少なくとも僕は、僕の死を負託した覚えはない。


人の死を A~D 案の4つの種類から選択するなんて、何かシックリこない。
もう少し、論議を重ねるべきだとも思う。


定見がないんで、とりとめのないエントリーになってしまった。
これこそ不遜なことなのかもしれない?

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コメント一覧

mf >> daisymoon さん
日本では死生観や倫理観に重点を置いて論じられて...
http://www.kiribako.net/
日本では死生観や倫理観に重点を置いて論じられてますが、
おそらく他国では宗教観も大きく影響しているんだと思います。
こういう際どい議論には宗教は毒にも薬にもなるとはいえ、
宗教観によって最終的には同じ価値観を共有できるんじゃないかと…。
(大ざっぱな意味で)無宗教の日本人では、一つの着地点に落ち着くことは難しいのかもしれませんね。
しかし、この内閣、この議員構成での審議は性急な感は否めません。
daisymoon
この問題はとても難しいと思います。
この問題はとても難しいと思います。
私は「こうおもう」と、言うのはあるけれど、それも私側から考えるものであって、こんなに簡単に決まっていいものだろうか?と疑問ばかりが残りながらニュースを見ています。
娘も真剣に見ていました。一刻を争う方には申し訳ないけれどもっともっと議論を重ねて欲しかったです。
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