SIDEWALK TALK

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三俣にて…

2008-04-30 10:59:20 | まち歩き
こないだブログにエントリーしたように、きのう、ひさしぶりに久住山に登ってきました。
画像は、久住分かれから臨む -九重連山のひとつ- 三俣山。

* 「久住」と「九重」は、ともに「くじゅう」と音読。そのちがいについては、煩雑になるので、べつの機会に…


Mimatayama2


10年ほど前、この三俣山を登ってるとき、
亡父の大親友が前方を登頂していたご婦人のヒップにインスパイアされて詠んだ句がある。


三俣にて 二股かけたが 一股も得ず


僕は、登山中の疲労困憊のなかでこの句を耳にしたとき、
「この人は種田山頭火だ」
と、わけもなく感動した。


これを詠んだひとも、今は鬼籍に入っている。
けど、この句は僕の胸に刻みつけられていて、ふだんは思いだしもしないけど、
今も三俣山を見ると自然と頭をよぎってしまう。
ウタヂカラ…ですね。


登山部始動

2008-04-28 13:51:54 | まち歩き
登山部が、ついに始動。
先ほど、パワーランチをして、打ち合わせを済ませました。あすは、5人ほどのパーティ。
楽しみです!


Mountaineering3


【コース】
大曲 ~ すがもり越 ~ 北千里ヶ浜 ~ 久住分かれ~ 久住山 ~ 久住分かれ ~ 西千里ヶ浜 ~ 扇ヶ鼻 ~ 沓掛山 ~ 牧ノ戸 ~ 大曲

【装備】
缶ビール:15本 カルビ:500グラム ホルモン:500グラム キムチ おにぎり 食器 箸 水 コッヘル コンロ ガス 雨具 背負子 防寒具 帽子 タオル 手袋 着替え


グリーンウィーク

2008-04-27 10:00:32 | ブログ
Green_weekGW は、「ゴールデン」から「グリーン」へ。

今年から GW の呼び名をグリーンウィークに変えよう
という、ムーヴメントがおこっている。


呼びかけ人のひとりである 小池百合子 元環境大臣は、

  呼称を変えることによって、一人ひとりの休日を、なるべく CO2 をださない、
  カーボンオフな新しい休日スタイルへと変えていきましょう

と、提唱している。


この4月から、京都議定書の約束期間が本格スタートした。
議長国の国民である僕たちは、CO2 をなるべくださない休日の過ごし方を心がけるべきだろう。


僕の今年の GW は、ほとんどノープラン。
きょうは、衣替えでもしようかと。
29日の昭和の日には、登山に出かける予定。
あとは、こどもの日に、友人宅でツツジを愛でながらの鍋パーティ。鱧(ハモ)しゃぶです。


まぁ、地球に優しいとまではいかなくても、
環境に攻撃的な GW じゃないことだけは辛うじていえるかな?


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巨星堕つ

2008-04-26 16:53:20 | アート・文化
Aokiryuzan多年にわたり弊社の桐箱を使用していただいた、
文化勲章受章者で日本芸術院会員の陶芸家、
青木龍山先生がお亡くなりになった。
本日、葬儀告別式がしめやかに営まれ、
僕も専務ともに会葬し、龍山先生に最後の別れを告げた。


龍山先生と弊社とのおつき合いは長く、
かれこれ40年ほどになるんじゃないだろうか?
子ども時分、親父の出張について有田@佐賀県にいくと、
先生はいつも穏和な表情で優しく接してくれた。


龍山先生は、乳白色の磁器に色絵を染付するという有田焼の伝統からあえてはみ出し、
「天目」という黒を基調とした独自のスタイルを確立された。
黒釉を使いはじめた当初は、そのオリジナリティがあまりにも際立っているために、
「どうして白くてうつくしい有田焼を黒くするんだ」
と、異端児扱いされ、孤立した時期もあった。


しかし、周囲の雑音に惑わされず、ご自身の世界観をつらぬいたことで、
1999年に九州の陶芸家で初の文化功労者に選ばれ、2005年には文化勲章の栄に輝いた。
その穏和な外見とは裏腹に、自身の作陶スタイルには峻烈極まりなかった。


生前、龍山先生から作陶についてお話しいただいたことがある。
先生(と奥さま)は、
「作品への300年後の評価をも視野にいれて作陶している」
と、おっしゃっていた。
そんな先生もふだんは本当に気さくな方で、
僕のようなものにも有田弁丸出しで気軽にお声をかけてくださっていた。


龍山先生のご逝去は、有田焼や陶芸界のみならず、
日本にとってもたいへんな損失だと思う。
不帰の報に接した今、茫然とした心情はぬぐいきれないけど、
龍山先生の功績を称え、その威徳をお忍びするばかりだ。


龍山先生、多年にわたりお世話になりました。
安らかにお眠りください。


第1回中津の特産品抽選プレゼント

2008-04-24 15:30:53 | まちづくり
Ichimanensatsu商工会議所議員なんていう、
前時代的で、ガラにもないことをやっている。
所属委員会は広報情報化委員会で、
ホームページ担当副委員長、ということになっている。


現在、当委員会の懸案事項のひとつが、
商工会議所ホームページのアクセス数の伸び悩み(ていうか、ほとんど誰も訪れない)。


僕の私見では、商工会議所の Web サイトにおける「情報」とは、
「 information 」じゃなくて、あくまでも「 intelligence 」であるべきだと思ってるから、
アクセス数なんて気にしなきゃいいのにと思っている。
一般に迎合することなく、見たいやつが見ればいい
-必要なひと(企業・団体)に必要な情報を提供すればいい-
と、思うのだけど…。


ともかく、アクセス数増加のために、
「中津の特産品抽選プレゼント」という企画がスタートした。
第1弾は、「壱万円札 お札せんべい」 featuring 福澤諭吉先生(郷土の偉人)。
その名前や見てくれとは裏腹に洋テイストで、美味しいです。


そもそもほとんどアクセスしてもらえないのだから、
ホームページ上で募集してもだれも気づかない
という、最初から矛盾を抱えた企画なのだ。
だから僕の会社のサイトやこのブログでもお知らせしようと、
きょうのエントリーになった。
多少なりとも興味のあるブロガーさんは、冷やかしでもいいんで、応募してやってください。


詳細は、下記サイトまで…

【 Go URL 】----> http://www.nakatsu-cci.org/formmail/contact.html

Bohemian Day 2008

2008-04-20 12:46:31 | 日記・エッセイ・コラム
Kingyo2きょう4月20日は、「ボヘミアンの日」。
1994年のこの日、
当時29歳の僕にとって、それまで生きてきたなかで最大の悲しい出来事が起こった。
それから14年が経つけど、未だにその悲しみに勝る悲しみに巡り逢っていない。


それ以来、
僕はかってに4月20日を「ボヘミアンの日」と規定し、静かに祈りを捧げている。
魂-Soul-をできるかぎり、ボヘミアンにちかづける日。


ボヘミアンが宿しているのは、英知(鋼鉄のような Wisdom )と自由(輝き続ける Freedom )。
若く野蛮さに満ち、時代と狂おしいまでに共振する。
近代文明、キャピタリズム、管理体制、あらゆる差別と検閲に反抗する。
自由を擁護するにあたっての野蛮な理論武装を身に纏っている。


ビートニクたちは、こうメッセージした。


Don't follow my past extension

だれかのフォロワーになるな
先人の失敗を繰り返すな
過去のアイコンにすがるな

「そう。そのとおりだ」、と僕はうなずいた。
失くしてしまうことは、悲しいことじゃない。
未来は過去の延長では決してないのだ。


うまくいかないな~

2008-04-19 17:24:39 | 国際・政治
Karin8弊社は、中国と取り引きして長い。
現行の取引先とは15年以上のつき合いだし、
あいだに入ってコーディネートしていただいてる
ブローカーの方には30年ちかくお世話になっている。
当初は製品の精度について紆余曲折があったけど、近年は良好な関係が続いている。


今般、新たにべつの中国のビジネス・パートナーとの商売がはじまった。
僕と直接商談するのは副社長の H 君(38歳)と専務の R 君(32歳)で、もう10回ほども会っただろうか。
ふたりとも、中国人独特のファジーさはあるものの、基本的には真率な性格の持ち主だと感じている。


今回、中国で商品を製作し輸入するにあたって、
慎重に打ち合わせを重ね、サンプルも数度行き来させた。
そして今週、ついに初入荷した。
しかし、いざ検品してみると案の定、一部サンプルとちがうスペックのものがあった。


う~ん、思うにまかせない…。
うまくいかないな~。


この結果は、中国サイドにとっても、弊社にとっても、そしてお客さまにとっても、
マイナス以外の何ものでもない。
クヨクヨしててもしょうがないんで、来週早々にも軌道修正に奔走するつもり。
ガンバっていきまっしょい!


P.S. 強がりです…ホントは、かなり落ちこんでます (-_-;)


偏見のコレクション

2008-04-18 13:02:47 | うんちく・小ネタ
Einstein今朝、仕事で車を走らせていると、
あるフレーズがラジオから流れてきて耳に残った。

「常識とは、18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」


この格言(言葉)を残したのは、アインシュタインだったっけ?
IQ173?の人の言葉だけに、説得力があるなぁ。


でも、僕ら凡人の社会では、非常識なひととはつき合ってられないのが実状で、
アインシュタインみたいな天才が近辺にいたとしても変人扱いして遠ざけちゃうんじゃないかな?


きょうのエントリーには、アインシュタインつながりということで、
相対性理論についてのウンチクも書こうかと一瞬頭をよぎったけど、
ボロがでるんでやめときます。


チューリップの受難

2008-04-16 11:52:32 | まち歩き
Tulip2福岡市の中心部に、「大濠公園」という公園がある。
大きな池が特徴の公園で、日本庭園や能楽堂もあり、
福岡市民にとって都会のオアシス的な存在だ。
この公園は、その周囲がほぼ2キロとキリのよい距離のため、
ジョギングやウォーキングをするひとも多い。


大濠公園の花壇に植えられていたチューリップの花が、数日間にわたり、何者かに切り取られる
という惨事がおこった。
当初、約430本が切り取られたためパトロールを強化していたのだけど、
その間隙を縫って、別の花壇で150本ほどがまた切り取られた。


このニュースを耳にしたとき、
合計600本ほどの被害だから、その犯行は商業(転売)目的だと思った。
でもニュース映像を見ると、それは僕の早合点だと気づいた。
被害にあったチューリップたちは、根からじゃなく、花の部分だけが切り落とされていた。
愉快犯だったのだ。


この他にも、
福岡県直方市のチューリップフェア会場で、約2000本が車で踏み荒らされたり、
前橋市でも9日と14日に計約1800本が切断される
など、4月に入ってチューリップの被害が相次いでいる。


まるで、チューリップ受難の時代だ。
もし犯人が逮捕されたとしても、おそらく大した罪にならないと思う。
この手の犯行をおこなう犯人のメンタリティや動機は、
マトモな人間には理解不能であることはいうまでもない。
問題解決は社会全体で取り組んでいくしかないと思うけど、
生なかなことじゃない。


桜ともみじ支援自販機

2008-04-14 14:43:41 | まちづくり
Jihanki世の中のシガラミで、「中津・桜ともみじの里づくり事業」ってのに関わっている。
この事業は、約10年をかけて、桜1万本、もみじ10万本をふるさと中津に植樹し、
日本有数の桜ともみじの名所にしようというもの。
観光資源の創造だけじゃなく、
治山治水の推進や海洋資源の保護・育成なども視野に入れている。


この事業は、行政などから補助金をいただいていない。
その資金源は、市民や有志からの募金や寄付金で運営している。
目標を達成するには億単位のおカネが必要だから、
事業資金を集めるのに恒常的に四苦八苦している。


そんな僕らを見かねてか、
この度、南九州コカ・コーラボトリング株式会社様より、この事業への支援自販機を設置していただいた。
この自販機でジュースを購入すると、益金の一部が桜ともみじの里づくり事業に充てられる。
しかも自販機のボディには、「コカ・コーラ」の「コ」の字も、そのシンボルカラーである「赤」も、
毛ほどもフィーチャーされていない。
ありがたいことです。


桜1万本、もみじ10万本
は遙かな道のりだけど、このようにいろんな方々の支援をいただきながら、
少しずつではあるけど地道にやっていこうと思う。