SIDEWALK TALK

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This Year's Model

2008-05-31 10:04:13 | 日記・エッセイ・コラム
かなり迷ったけど、エルヴィス・コステロの名盤『 This Year's Model 』を購入した。
どうして躊躇したかというと、このアルバムは、すでに過去2回、購入済みだからだ。


オリジナルは1978年リリース。
僕がはじめて手にしたのは1993年。
「 1993 Rykodisc 」とクレジットされたボーナス・トラック付きのやつだった。
その後、2002年に再々リリースされたとき、
今度は「 2002 Rhino 」というボーナス・トラック(CD)がさらにプラスされていた。
当時はそんな言葉なかったけど、オトナ買いした。


This Year's Model This Year's Model

 Elvis Costello
 価格:¥ 3,296(税込)
 発売日:2008-03-04



ところが今年、また『 This Year's Model 』がデラックス・エディションとして再再再リリースされた。
リリース30周年記念ってことなんだろうか?
今回のボーナス・トラック(CD)は、「 2008 HIP-O 」と名づけられている。


そして、気になるその内容は、
「 B-sides, demos, live tracks, alternates, etc. 」
「 Live At The Warner Theatre, Washington, DC, February 28, 1978 」
と、説明されている。


このアルバム自体、ライヴ録音といっても差し支えないほど、
セッション・スタイルでレコーディングされている。
手を変え品を変え的商法にまんまとやられるのはシャクだけど、
このワシントンでのライヴ音源の誘惑には勝てなかった。
The Attractions との演奏に期待せずにはいられない。


この『 This Year's Model 』というアルバムについてのライナーも書こうと思ってたけど、
長くなりそうだからつぎの機会に譲りたい。
まだ手にしてないロックファンは、買って損はしないと思う。


Stones and Eggs

2008-05-30 10:43:37 | 佐野元春
最近、お風呂とか歯磨き中によく聴いてるアルバム、『 Stones and Eggs 』
リリースされたとき、
「佐野元春でも自己模倣するんだ」
と、ちょっと意外だった。


Stones and Eggs Stones and Eggs

 佐野 元春
 価格:¥ 3,059(税込)
 発売日:1999-08-25


『 Stones and Eggs 』は、デビュー20周年を意識して制作されたわりに、
佐野さんのキャリアの中でさして重要なポジションにはない。
リードトラック的な楽曲もない、といっていい。
僕的にも、印象の薄いアルバムだった。


ところが、あらためて聴き返してみると、コレがなかなかいい。
いい意味で、力が抜けている。それでいてキレがある。
佐野さんならではのアプローチも随所に垣間見ることができる。


ビートルズでいえば『 The White Album 』的なヴァラエティ感があって、素直に楽しめる。
『 ナポレオンフィッシュと泳ぐ日 』や『 Fruits 』と同系統の(or 延長線上に位置する)アルバム
といえば、褒めすぎだろうか?

De Bop a do di bap pop do...

八咫烏にダメ出し?

2008-05-28 09:43:07 | アート・文化
Soccer2夕べ、何とはなしに、キリンカップ「日本 VS パラグアイ」を観た。
結果は周知のとおり、スコアレスドローながら、日本がめでたく優勝した。


サッカーに疎い僕には、キリン杯優勝がどれくらい価値のあるものなのか、
よくわかんない。
けど、パラグアイが南米の強豪国であることぐらいは知ってる。
だから、ドローは日本としては健闘した、といっていいんだろうな?


ところで、サッカー日本代表のユニホームには、
八咫烏(ヤタガラス)を摸したエンブレムが付けられている。


八咫烏は、3本足の伝説上の鴉で、熊野三山の守り神(だったかな?)だ。
神話では、
神武東征の際、神武天皇を熊野から大和へ道案内をした
と、されている。


この八咫烏がどうして、サッカーのエンブレムに使用されるようになったんだろう?
3本足だから、2本足より有利ってことなんだろうか?


「八咫烏のエンブレム、北京五輪ユニホームに使用ダメ」
というニュースを、先日、耳にした。


IOC は、北京五輪のガイドラインに、
「(国旗などを除く)メーカー商標以外の商標を、衣類や用具に表示することは一切認められない」
と、明記した。
「各国協会のエンブレムは、レプリカを売るなど、商業行為につながる可能性がある」
ということらしい。


このニュースを聞いて一抹の寂しさを感じたのは、僕だけじゃないと思う。
エンブレムが勝敗の鍵を握る、とは思えない。
だから、この IOC の決定は、競泳の水着問題にくらべると根は浅い。


でも、スポーツ選手にとってユニホーム -とくに代表ユニホーム- は、単なる競技用ウェアじゃなく、
身に纏うことによってスピリチュアルな何ごとかを感じられるものだと思う。
IOC は、スポーツ文化というものを、どうとらえてるんだろうか?


unknown

2008-05-24 15:51:28 | テレビ番組
「密室スリラー」、とでもいえばいいのかな?
映画『 unknown 』、オモシロかった。

unknown/アンノウン unknown/アンノウン

 価格:¥ 3,990(税込)
 発売日:2007-07-04



【 STORY 】
古びた薬品倉庫の中に監禁された状態で、ふと意識を取り戻した5人の男たち。なぜかみな一時的に記憶喪失に陥っており、彼らが現状を把握するのには時間がかかるが、どうやら彼らのうちの2人が誘拐された人質で、残りの3人は誘拐犯の仲間であることが次第につかめてくる。突如電話が鳴り響き、誘拐犯のボスが日没までにそこに到来することが告げられる。その刻限が迫る中、5人の生き残りを懸けた戦いの火蓋が切って落とされ…。
[ quoted from WOWOW website ]


誰が人質で?誰が犯人なのか?を予想するのが、この映画の醍醐味。
当然、サイモン・ブランド監督の精緻な計算によって、簡単に特定はできない。
僕の予想も二転三転したのだけど、最終的には想定内だった。


でも、人物予想は前菜に過ぎなかった。
この映画の凄味は、じつはまったく別の大ドンデン返しを仕込んでいたこと。
それも、1つじゃない。


ちょっと前、
「ラスト7分11秒、あなたは絶対騙される」
というコピーの映画があったけど、この『 unknown 』はその上をいっていると思う。


ロッキングチェア

2008-05-23 10:06:34 | 佐野元春
Rocking_chair血迷って衝動買いしたロッキングチェアが届いた。
とりあえず、リビングに置いてみた。
けっこう場所とるなー。


ロッキングチェアは、
最近はモダンなデザインのものもあるようだけど、
僕が選んだのは、オーソドックスなカントリーっぽいやつ。
かといって、格別のこだわりがあるわけじゃありません。


ところで、佐野元春の初期の楽曲に、「ロッキングチェア」がでてくるのがある。


   「 It's alright 」

   ロッキンチェアから転がり
   頭を灰皿にぶつけて
   マドモアゼルからマッシュポテト
   ライ麦畑で ついに迷子・迷子・迷子


よくわからんリリックだけど、
僕んちには灰皿がないから、頭をぶつける心配はないか。


BlogUnited.

2008-05-22 14:07:52 | デジタル・インターネット
佐野元春ファンの僕は、DaisyMusic が提供しているブログ・パーツ
「 DaisyMusic Hot-caster 」を、このブログに貼り付けている。
右サイドについてるコレ(↓)です。

   <script language="javascript" src="http://www.moto.co.jp/blogplayer/hotcaster/blogplayer.js" type="text/javascript"></script>


この度、この Hot-caster に「 BlogUnited. 」という新機能が追加された。
この機能の説明は、佐野元春の公式サイト MWS による解説がもっとも正確だろうから、
以下に孫引きする。

これは DaisyMusic Hot-caster を設置したブログ同士をワンクリックで相互リンクする、ブログ間リンクの新しい仕組みとなっている。DaisyMusic Hot-caster 上にある「 BlogUnited. 」ボタンをクリックすると、設置されたページのタイトルと URL 情報が MWS へ自動登録されると同時に、すべての DaisyMusic Hot-caster に再配信される。こうしてリンクされたページは DaisyMusic Hot-caster に次々と表示され、クリックするとそのページへアクセスできるという仕組みだ。
[ quoted from MWS ]


要するに、ファン同士の出会いの場の拡張、ということでしょう。


この BlogUnited. のお陰で、僕も新たな MOTO フリーク・サイトに巡り逢えた。
さらに、今後 訪れるであろうブログも発見した。
united の名が示すように、キーワードは連帯(感)ですね。


電子メール

2008-05-19 13:39:07 | アート・文化
Send今さらながら、
E-mail ってスゴイ!
と、思う。


こないだ、突然、このブログに大学の先輩からコメントをいただいた。
で、お礼のメールを送ると、またまたその先輩からレスがきた。


その先輩というのは、僕が入学したときはすでに卒業されていたから、
めちゃめちゃ親(近)しいというわけじゃない。
どちらかといえば -いや、完全に- コワイ先輩だった。
なのに、メールだと比較的気軽にコミュニケーションができる。
電話だとこうはいかない、と思う。


その先輩は、能楽師という、かなりエッジの効いた職業に就いている。
伝統の世界 芸術の世界 芸能の世界
これらは生半なものじゃないから、ご苦労も多いと思われるけど、
一方で、能の歴史のなかに自分がいることに、やり甲斐を感じたり、
身震いをおぼえたりすることがあるのかもしれない。


その先輩の Web サイトとブログがあるので、ここで紹介させてください。

【 一心花伝 】----> http://www.geocities.jp/ishin_kaden/
【 kazuma 徒然の記 】----> http://ameblo.jp/ishin-kaden/


E-mail ネタから話が逸れちゃった。

僕の学生時代は、メールはもちろん、携帯電話もこの世になかった。
それどころか、アパートに固定電話すらないヤツもいた。
20代のころ、東京に彼女がいたけど、どうやってコミュニケーションをとってたのかな?
今の感覚だと、日本とブラジルよりも不便だったといえるかもしれない。


ペルシャ絨毯

2008-05-18 16:15:01 | まち歩き
Persian_rug旧知の家具屋さんが、「ペルシャ絨毯展」を企画したので遊びに来い
というので、出かけてきた。


専門業者らしき人から、ペルシャ絨毯のウンチクを聞いた。
完成まで想像を絶する手間がかかっていて、なるほど高いはずだ。
なんと、500万円(タタミ1畳ほどで)を超えるものまであった。


拙宅にあるグッズの中で、1番高価なのが、じつは玄関に敷いている絨毯だったりする。
それなりの金額だったけど、ペルシャ絨毯じゃないと思う。
だって、そこまで高くなかったですから…。


あまりの高額に心が折れ、帰路につこうとしたら、ロッキングチェアが目に入った。
絨毯には手を出せなかったけど、ロッキングチェアを衝動買いした。


僕の人生でロッキングチェアなんかに座ることはないと思ってたけど、
魔が差したのかな?


ローマ字読み

2008-05-17 12:33:52 | うんちく・小ネタ
Dictionaryどこで聞いたかおぼえてないから、真偽のほどはわかんないけど…
通常、英語圏では略称はローマ字読みしない
とのこと。


つまり、
「 VIP 」は、「ヴィップ」じゃなくて、「ヴイ・アイ・ピー」
「 UFO 」は、「ユーフォー」じゃなくて、「ユー・エフ・オー」
「 FEN 」は、「フェン」じゃなくて、「エフ・イー・エヌ」
…らしいです。


そういわれれば、
「 USA 」は「ウサ」じゃないし、
「 CIA 」は「シーア」じゃないし、
「 EU 」だって「イーウ」じゃない。


でも、「 SWAT 」は「スワット」、「 FEMA 」は「フィーマ」、か。
そして、「日清焼そば U.F.O.」は「ユーフォー」ですね。
まぁ、どうでもいいですけどね。