![Tosenhokoku Tosenhokoku](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/90/a2566bac77f7254d9ca5a14b72ae8878.jpg)
あれだけ負けると…、ね。
自民党は激しい逆風にのみ込まれた的な報道もあるけど、
僕の印象はちがう。
僕はむしろ、地殻変動のような激烈なものじゃなく、
静かに鳴り響く晩夏の鐘の音に導かれて滅んでいった
と、感じた。
滅びるべくして滅びたんだと思う。
とは言え、トレンドに逆行して、僕が応援した候補者は自民党だった。
結果は、比例復活当選。
勝てば官軍 -まぁ、勝ってないんですけど- というから、
これでヨシとしなきゃ。
今回 比例復活できたからいうわけじゃないけど、
この重複立候補制度は、かなり問題はあるけど、いいところもある。
当初、落ちた人が復活するこの制度を、僕は忌み嫌っていた。
前回の郵政選挙のとき、自民党候補者が軒並み当選した。
そのとき、原口一博さんのような野党の優秀な政治家が数名、この制度によって拾われた。
これを見て、悪いことばかりじゃないな、と感じたことを思い出した。
民主党の大勝は国民の意思だから、責任は選んだ方にも当然ある。
民主党政権に望むことは、ひと言でいえば、明るい豊かな国にしてほしい。
自民であれ、民主であれ、
もう僕らは晩夏の鐘は聞きたくない。