不定期連絡

2009年09月27日 | 雑記
携帯が鳴った。
この春、障害者施設に勤め始めたたこじろうからだった。

「あっ、とうちゃん? かあちゃんいる?」

久しぶりのたこじろうの声である。
学生時代よりかあちゃんとたこじろうの間で交わされている不定期連絡である。
階下のかあちゃんを呼ぶ。

「元気? ごはんちゃんと食べてる? 野菜もちゃんと食べてる? 今はやりの新型ウィルスは?」と、根掘り葉掘りの近況伺い。
そして最後にいつもの「お米あるの?」である。
「じゃ月曜日に送ってやるわ」
おいおい、今じゃわが家もお米買って食べてる世帯なのにね。

「またひとり辞めたんですって・・・ だから忙しくてこの正月も帰ってこれそうもないって」
携帯切ってため息混じりのかあちゃんの声。

うすうす聞いてた話だが、やっぱ施設職員の仕事ってきびしいらしい。
厳しさに耐えきれずひとり辞めるとシフト体制変わり残った職員にがその分をカバーしなければならんそうだ。
五月の連休にも帰れず、お盆も無理だと、そして帰るからといった秋の連休にも帰れず、こんどは正月もむりってか、あああ いったいいつになったら一緒に釣りできるんだよ・・・
まっ新人さん、独身者だからそれもしかたないか、まっ自分で進んだ道、ガンバレ♪


ところでいつくるかわからぬ息子の不定期連絡
たこじろうからとは珍しいなと思えば
『例の』私の本を入れるため、いままでに本棚にあったたこじろうの本を始末していいかどうか、かあちゃんが先に聞いたのだそうだ。
聞かなきゃこぬ息子ん電話かなってか
あははは
邪魔者扱いの私の本もたまーにゃ役に立つのね


でも ほんと
いつになつたら一緒に釣りができるんでしょうか・・・ ね