老人と海

2011年01月04日 | 風景
いつぞや千葉県市原の港に行ったときに見た風景である。
堤防上には数人の釣り客。
こちとらも釣りは好き。
堤防上に並ぶ釣り客の後ろに立ちしばし見ていた。

と… その中の一人の釣りが落ち着かない。
年齢見りゃぁおよそ五十代後半か。
投げちゃー、ウキも沈まないうちに竿立てる。
素人の私に言わしても、ありゃー私より下のド素人、ウキも見ずに釣れてる隣の男性の方ばかり見ている。
連れてる隣の男性はベテランなのか、型は小さくともちゃんちゃんと釣果。
男性は自分のウキを見ずにそちらばかり見てる。
かの釣れない男性は、思うにきっと早期退職か定年になったばかりで、暇つぶしにでもと思って釣りを始めたばかりじゃないのかな。
初老の釣れない釣り師・・・
あはは あの姿はまるで鏡に映った私自身(笑)

描きつつ当時の様子が思い浮かび、つい絵を描きながら言っちゃった。
ガンバレ♪ と。

リタイヤは第二の人生の始まり!
神がくれた絶好のチャンス。
老人よ!赤いチャンチャンコ脱ぎ捨て海に行こう!
釣りに行こう!
投げてりゃ釣れる大物が♪

そーいえば老人と海って、化け物カジキと老人の死闘を描いたヘミングウェーの小説。
彼自身も大の釣り好きでフロリダの海で大物釣りしてたみたいで、そんな経験からこの小説書いたみたい。

さー 年明けだ!
新たな釣りシーズンの到来だ!
さー 釣るぞ!
昨年は不漁でも今年は大漁♪

って、私の釣りは年に似合わぬルアー釣りなんだけんどね。
えっ!カジキのレジャー釣りもルアーですか^^;
あはは 一度挑戦してみたいが、哀れリタイヤ、暇はあっても金がネーェ(笑)