堀北真希

2012年05月17日 | 人物

久々に似顔絵を描いた。
それも“あて”に頼らず、写真とにらめっこして下絵から描きあげた。
見たままに、感じるままに描く。まっ 絵を描くってこの方が本道かな(笑)
しかしうまい人ならそれでも好いだろう。
しかし下手っぴーが各似顔絵はそれじゃーなかなか難しい。
なんてったって似顔絵の第一条件はモデルになった当の本人に似ていなくてはだめ。いくらデホルトした絵でも、見た瞬間に「似てるー」と言わせなくちゃ似顔絵じゃ無い。まー 私なんか百人描いて、似てると思えるものが一枚でもあれば上等の部類^^;
で、“あて”に頼るのだ。

“あて”とは、基の絵や写真に縦・横に線を書き入れ、これから描く紙にも同じように線を搔きこむ。そう方眼紙だ。そして基の絵のこの辺んの升目の位置にモデルの眼がと、位置を写し取って下絵を写し取っていく方法。この方法は絵の拡大縮小に便利。片方の升目の大きさを変えればいい訳だ。当然基の絵と同じサイズなら、下絵の升目も同じ大きさ。
つまり升目のサイズを小さくすればするほど正確に写せるっていう塩梅。
でもこの方法けっこう面倒。
きちんと正確に線を書き入れなくちゃダメ。それと縦横に基準を決め、基準から何番目の線上にこの線と、正確な位置の把握をしなければならない。
イチ、ニ、サン・・・ と数えて下絵の線を入れ、またイチ、ニ、サン・・・ の繰り返し。升目を細かくすればするほど大変。書いている最中は絶対間違い無い思っていたものが、描きあげた下絵ともとの絵を見比べてみると、以外に似ておらず、そこへきて初めて位置の数間違い、線幅の不揃いに気が付く。ハイ やり直し・・・ 
鉛筆だけならまだ良い。気付かず色鉛筆で色塗りまで始めたら最悪、いくらゴシゴシしても消えない
最初から見比べつつ描いていけばなーんも問題無いのだが・・・ まっ 持って生まれた性分、致し方無い
そうそう“消す”で思い出した、この方法の最大の難点、絵に関係ない縦横の線を消さなくちゃいけないのと、線を引く時の力の抜き方。力を入れて引けば、ピシっとした直線引けるが、紙に鉛筆の凹みができ、色鉛筆塗る時に白い跡が残る。さりとて力を抜きすぎると、線は“へろへろ”幅違いの元、薄くて見づらい線は数間違いの元。

もうひとつ下絵を写す方法に、薄い紙をもと絵の上に重ね、なぞって写す方法もあるが、こちらは似てしまい、色塗り時に似なくなるっギャップ差が居た堪れない。
またこちらも写した線が残らぬよう、力を抜いて書かねばならない。

で、なんでそんな便利な下絵の写しの方法があるのに、私の描く絵が本人に似ないかという大問題の答えは簡単。
私がめんどくさがり屋であるという一言に尽きる。
方眼用紙のような数多くの線を書き、またそれを消すという作業は嫌い、苦手、やりたくない。
でも似た似顔絵は描きたいので“当て”を用いたい。でも沢山の線を引くのは嫌・・・ で妥協の産物として、書き込む線の数を少なくした。最小でも升目は1センチ以上。うまい人ならこの幅でも十分なんであろうが、私が描けば微妙に位置がずれ、似るか似ないかの限界点。大体がそのずれのおかげで、似てない似顔絵になる。
どうせ似てないなら、より労力の少ない素描に^^;するか(爆)

そんなんんで久しぶりに“あて”無し、写し無しのした描きの似顔絵。
本日のモデルは、NHK朝の連続テレビ小説『梅ちゃん先生』ご出演の“堀北真希”さん。
この方、『オールウェーズ 三丁目の夕日』にもご出演されたが、“もんぺ”姿や、昭和30年代の“ブラウスの腕まくり”姿のよく似合う現代の女優さん♪
いや^^; けっして“田舎っぽい”とか、“古っ臭い”と申す、日本人顔では無い。
菜が髪を下せば、現代風の小顔で、目鼻立ちのはっきりしたお美しいお嬢様である♪
しかし、その“目鼻立ちのはっきり”さが、私みたいな素人には難しい。
ましてや“素肌色白”で、“あて”無し、写しなし・・・ ^^;

ラフスケッチで下絵を描き。まっ こんなもんかな
色鉛筆でしこしこ、色塗り。ん!左目に比べて右目の位置が低い。
ごしごし しこしこ・・・ 今度は左目が^^;
しこしこ ごしごし あっ!くちが・・・ 頬が・・・
真希さんの眼は陰影が強い。薄いと、本人らしくない。じゃあ もっと濃く・・・
ありゃりゃ何時ぞかのレディー・ガガ(爆)
しかし濃くしにと、これがまた似てない原因となる。
こんな下手な色鉛筆画でも、彼女の右目の修正に、右目全部消し、書き直すこと3回。左目も修正し、鼻も口もと修正の繰り返し。ありゃりゃ紙がやぶけちゃう。
色鉛筆の消耗量より消しゴムの減りが多いので、色鉛筆画というより、消しゴム画^^;
しかし、逐次修正するも、私の描く絵はこの程度。
堀北さん、ファンの皆様・・・ ごめんなさい^^;


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