宮彫師を取り巻く社会情勢ー施主の変化 2018年11月22日 | 総論 主に寺社彫刻を生業とした彫工(宮彫師)ですが、彼らの仕事の需要は施主に左右されました。 ・施主の変遷 ●第1期 施主は武士主体 江戸時代の前半期は、権力者である武士が施主となり、彼らから依頼された建造物を作ってきました。 代表建築物としては、日光東照宮になるかと思います。有力な彫工も「公儀彫物師」と名乗ったりしています。 ・日光東照宮の旧社殿-世良田東照宮(群馬県太田市) 参 . . . 本文を読む