北関東の街道と宮彫師 2018年11月24日 | 総論 江戸時代、人と物資の移動は街道、水運が重要でした。街道には宿が設置され人も集まります。宮彫師は広範囲に活動しましたので街道周辺に拠点を置いて活躍しました。例えば、花輪の宮彫師は、街道下って(標高ではなく、江戸を基準に)日光東照宮へ修復作業に出かけ、下って北関東・江戸で新規の建造物に関わりました。 北関東で重要な、水運は利根川です。中瀬(深谷市)には、船を扱う有力な集団がいました(彫工 石川流の . . . 本文を読む