群馬県太田市の世良田には、東照宮があります。ここには本殿と社殿があり、彫物は少ないため、現在の日光東照宮よりも見劣りするかもしれません。しかし、徳川家光により全面的に改修された日光東照宮ですが、改修前の旧社殿を、徳川氏の発祥とされるこの世良田の地に移築しました。すぐ近くには「新田家累代墓」、「徳川義孝公累代墓」があります。宮彫師の仕事の変遷を理解するには重要な場所になります。(当ブログ「上州の宮彫師たち(上州彫工集団)とその周辺」の項で前述)
●世良田東照宮 本殿
虹梁は彩色で装飾されています。彫物は、木鼻や蟇股にあるのみです。徳川の御紋もあります。
・蟇股の彫物
・木鼻の彫物
●世良田東照宮 拝殿
境内には、当時の大大名の寄進した石燈籠もあります。
●世良田東照宮 本殿
虹梁は彩色で装飾されています。彫物は、木鼻や蟇股にあるのみです。徳川の御紋もあります。
・蟇股の彫物
・木鼻の彫物
●世良田東照宮 拝殿
境内には、当時の大大名の寄進した石燈籠もあります。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます